ドイツの証明写真

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 ドイツでは、パスポートのほかに身分証明カードというのがある。これは常に携帯していて、何かのときに要求されれば見せなくてはいけない。運転免許証みたいな小さなカードなので、財布とかに入れられて便利。

 もちろん私は日本人だから、持っていない。日本では身分証明するものといったら、パスポートとか運転免許証でしょ。どっちも自動的に取れるものとは違う。なんで日本にはないんだろう、こういう身分証明カード。国民一人ひとりの管理ができないからか。そういうのに反対する人、多そうだしね。でも、よく考えたら身分を証明するものがあるって、一個人として生きていくのに大前提じゃない?

 ところで、その身分証明カードには名前や住所、目の色なんかが記入されている。もちろん写真も貼ってある。その写真を初めて見せてもらったとき、おやっと思った。
 カメラに対して斜めで、微笑んでたりするんだよ。

 日本だと証明写真は正面、無帽っていうのが決まり。それが、なんで斜め? 数人のを見せてもらったけど、みんな斜めを向いている。聞いたところによると、証明写真としては耳を見せるのが大切だったとか。

 そんなだから、履歴書用の写真も当然斜めでカメラ目線。なんかブロマイドみたい。でも履歴書は自分を売り込むのが目的だから、これって理にかなってる。ただ日本人としては......やっぱりこっぱずかしいだろうか。

コメント(2)

私は、履歴書用の写真をドイツで撮りました。 もちろん、カメラ屋さんに、斜めに構えて微笑むように言われて... ドイツでしか使えない、こっぱずかしい写真です。

プレンツラーアリーさん、こんにちは。
やっぱり日本人としては、ドイツ式の証明写真はこっぱずかしいですよねー。でも、そういう写真も記念になるし、日本に帰ったときにはいいネタとして使えそうですね。

私がこっちで証明写真を撮るときは、いつもセルフのスピード写真を使ってるんですよ。そういう場合はたいてい日本の書類用に使うので、いつも正面を向いてノースマイルの日本式です。
でもそれをドイツ用にも使うことがあって、そういうときは逆にドイツ人からヘンに思われているかもしれません。

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