国立歌劇場でバレエ鑑賞

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 いやー、柄にもないことしちゃったよ。ドイツ・ベルリンに住んで5年目、このたび初めてStaatsoper(シュターツオーパー=国立歌劇場)でバレエを観ちゃった。演目はあの「白鳥の湖」。

 バレエって初めて見たけど、舞台の上だけは重力が違うのかってくらい、踊り手の動きが軽かった。そして、舞台は音楽と一体化しているものなのだと実感。この点で、私の好きな文楽を思い出した。
 見る前は、当然女の人のほうがきれいで目が行くんだろうなーと思っていたけど、意外にも男の踊りがダイナミックでひきつけられた。しかし、男の衣装は上半身はジャケットとか着ているのに下半身がタイツ1枚なので、なんかすっぽんぽんみたいで非常に気になった。って、なんで私はこんな見方しかできないんだろうか。

 ところで、なんで私がバレエ公演など観られたかというと、最近知り合えた日本人バレリーナの方のおかげ。彼女が舞台に出るので、この機会にバレエ鑑賞を初体験したいと思ったのだった。

 しかし、彼女の話を聞いていると、やっぱりダンサーっていうのはすごいね。生活がバレエって感じ。
 私が昼近くにようやくのそのそと起きだして、シャワー浴びて、パソコン立ち上げて、メールチェックして、ちょこちょこっと仕事して、ごはん食べて、友だちとカフェでお茶して、そろそろ帰ろっかーとか言って、家に帰って、またちょっと仕事して......いる間、彼女はずっと練習で踊ってるんだよ!

 凡人には想像できない世界がそこにはあるに違いない。怠け者の私には、垣間見ることすらできないだろう。

コメント(4)

ああー、懐かしいstaatsoper!
Operが好きなので、通いましたよ。今となっては本当に贅沢なベルリンでの日々でした。
羨ましくて仕方ありません。
バレエだけじゃなく、色々楽しんでくださいね。

karinさんにとっては懐かしいですよね!
こんなところに気軽に行けるんですから、
ベルリンは本当に贅沢な街です。
私はこういう場所に行くことがほとんどないので、
行くこと自体がイベントって感じでした。

うらやまし~~~~!
私もバレエの本場ヨーロッパで観てみたい!
3月21日に娘達のバレエ教室の発表会があるけど
まさに演目が「白鳥の湖」
娘達に話したらうらやましがるな~!

バレエは美しい芸術だけど、
舞台裏に入るとまさに体育会系。
舞台では優雅に美しく踊っているけど、
袖に入ってくると主役級で踊っている人たちはみんな
「酸素入りますか?」ってくらいゼーゼーいってるよ。

私も男性ダンサーには引きつけられる。
やっぱり跳躍力と力強さが違う。
あのタイツはかわいそすぎるけど
やっぱり筋肉をみせるにはあれしかないのかな~・・・

そういやエビリンちのお子さんたちもバレエ習ってるよね。
見せてあげたいねー。今度の家族旅行に、ベルリンへ来ない?

あと男性ダンサーのタイツ。
あれ、絶対に筋肉を見せるためにあんな格好をしてるんだよね。だったら、いっそのこと上半身も脱いで、全身タイツ隊みたいにしたらどうかな。
私は観賞という点では女の体のほうが好きなんだが、今回は思いがけず男の体に目がいった。たぶん動きが加わると、男のほうがダイナミックなんで、そこに惹かれるんだろうね。

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