にほんのうた

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 突然ですが、いま日本。年末年始だけちょこっと帰ることにして、23日に到着。着いたその日にいきなりコンサートを2件はしごするという暴挙に出た。

 その2つのコンサートのうち、どうしても行きたかったのが「にほんのうた」コンサート。これは第一線で活躍しているアーティストたちが、日本の唱歌や童謡を歌うという内容で、同タイトルのCDが既に第二集まで発売されている。このアーティストたちが素晴らしく、第一集では私が大好きな大貫妙子も参加している。

 そんな企画のコンサートで、大貫妙子も出演すると来れば、もう絶対に行きたい。私が到着した日の夜に開催されるというのは神様の思し召しだろうと勝手に解釈し、とにかく行ってきた。

 いやー、行けてよかった。会場は百貨店内の小さなホールで、小さな子どもたちもたくさんいて、たまに「ギャー」という泣き声も聞こえて、それがまたなごんだ感じ。5人のアーティストが次々と出てきて2〜3曲ずつ歌っていくという形式で、みんな素晴らしかったね。
 中でも大貫妙子はやっぱすげーなーと思った。何をやっても大貫妙子だもんね。このコンサートには、アーティストたちがリアクションに困るような司会進行担当もいたんだけど、大貫妙子はそれもあっさりスルー。そんなものはいらないって、事前に言ったんだろうな。そういうのも含めて、好きだわー。

 演奏は、音数の少ないアコースティック。歌の力というのを確認できる。自分が外国にいるから余計にそう思うのかわからないけど、「にほんのうた」は美しい。こういう美しいものは伝えていかないと。ああ、でも自分は一体に誰に伝えていくのか。

コメント(2)

フルフルさん、おかえり~!!
早々にコンサート三昧とはうらやましい。

豪華なメンバーだね。私も是非聴いてみたいわ。
CDに収録されている曲見たら、どれもいい歌ね。
でも一曲だけ・・・「美しき天然」
あれは知らないわ。聴けばわかるのかしら?

私は「みかんの花咲く丘」
あれを聴いたり歌ったりすると
涙がでるわ。

小学生に音楽教えているけど
日本の童謡や文部省唱歌を教えるのは一苦労。
教科書の中にも、その数が以前よりずっと減ってるもんね。
なかなかその良さが伝わらない・・・
私も子ども達に何とか伝えていかなければ・・・
って思っているんだけどね。

ただいま〜。
「美しき天然」は私もわからない。私は第一集しか買ってないので、これはわかんないなあ。

このコンサートのときに、大貫妙子が言ってたことがおもしろかった。
歌詞にもう使われていない日本語が入ってて、
それは口にする機会がないから、歌うにあたってはその口の動きを
練習しなくてはいけなかったんだって。
でも大切なのは、意味がわからなくてもその言葉の響きを伝えていくことだって。
使われてない言葉の入った歌をなくすのではなく、その逆だと。
歌を通してその言葉の響きを伝えていくべきなのだと。
なるほどねーと思った。

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