わが家改造計画2

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 キッチンの壁に棚を作る話の続き。
 私が必要としている収納スペースは、お茶缶やコーヒーポットなどを並べられれば十分なので、それほど多くは必要ない。それで、1枚の棚板を金具で壁に直接取り付けることにした。
 でも、工具類など何も持っていない自分。1人でいったい何ができるというのだ。

 そこで心強い助っ人に製作を依頼。こちらの希望を言って、オーダーメイドで作ってもらえることになった。なんという贅沢。

 まずは材料の買い出し。
 予算も限られているので、その助っ人がすすめてくれたのが最も安価なSpanplatte(シュパンプラッテ)という木質ボード。これの白をチョイスした。
 そして金具。これも白にしようと思っていたら、助っ人が「茶色もかわいいんじゃない?」と一言。確かに。もともと私はチョコレート色が好きだし、白い板にチョコレート色の金具がついていたらアクセントになっていい。助っ人、センスがいい。
 そのほかベッド用の板やネジなども買って、全部で60ユーロちょっと。

 家に持ち運んでいよいよ製作開始。助っ人は板のサイズを測り、金具をつける場所に印をつけ、ドリルで次々と穴を空けていく。私が見ているうちに、あっという間に金具と板がくっついた。
 今度はそれを壁に固定する。壁に向かっておもむろにドリルでガーッと穴を空ける助っ人。ドリルの刃が壁に入っていくうちにレンガの茶色い粉が出てきて、ああ、この家はレンガでできているんだよなあ、などと思ったりする。

 そんなこんなで、またまたあっという間に棚が壁に取り付けられた。
 さっそくできたばかりの棚に、ポットやお茶缶を並べる。これまで作業スペースがなかった冷蔵庫の上が何もなくなり、超すっきり! これでいくらでも料理ができる(たいしたもの作らないけど)。

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 これまで作業スペースがなかったことに対するストレスって、ものすごく大きかったんだなあと改めてわかった。小さな不便さだとしても、毎日それを感じながら暮らすのは非常に大きなストレスだ。
 今日からわが家のキッチンはストレスフリー。

コメント(4)

お、いいね~、ビフォーアフター!!
キッチンって、スッキリ片付くと料理もし甲斐があるってもんでしょ?

ウチもやってみよーかなぁ...。

とっ散らかった部屋の片づけ前と片づけ後・・・(^v^)


kuwa
そうなの、すっきりするとこんなに気分が違うのかと改めて驚いた。
それに、これをきっかけに、ムダなものを処分したり、
ムダな買い物をしなくなっていいよね。
kuwaも、ご家族の共有スペースはなかなか難しいかもしれないけど、
自分が使う場所のミニ模様替えとかどう?

ていうか、ヨーロッパって全部DIYだと思ってた…
こりゃ不便じゃ~→翌日には部品購入→一週間以内に改善っていう
あの感覚ってすごくうらやましいけど
日本じゃなかなか「ありえない」よね

いい隣人?にめぐり合えてよかった!
でもドイツじゃそれはきわめて普通のことと見た!
これからはた~んと甘えなさいね


森玉さん
はい、DIYはドイツではとっても普通です。
でも私はいつまでここにいるかわからないという気持ちが
常にあったので、あまり家をいじりたくなかったんです。
退去時に元通りにしなくてはいけないし、
自分1人じゃ何もできないですしね。
でもこれでようやくドイツ人宅並に(?)なりました。
こうなったら、なるべくここに居座ろうかと思います。

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