前回紹介したような伝統的なウィーンのコーヒーハウスではなく、もっとカジュアルなカフェもウィーンにはないのか?という疑問のもと、探し回って見つけたのがこのカフェ"das Möbel(ダス・メーベル)"。
「ザ・家具」という名前のとおり、ここは若手デザイナーたちの家具を置いているカフェで、ショップで家具を購入できる。
ベルリンでも、店内で使用している中古家具を買えるカフェはあるけど、この"das Möbel"はもう10年以上前から営業しているらしい。似たようなコンセプトだけど、こっちのほうがずっと前からやっているということになる。
家具はデザイナーものなので、メッセなどで見かけた作品がちらほら。それ故にショールームのような感じもするけど、このカフェにはそういう要素もあるから当然か。カフェで、家具の使用感や置かれた雰囲気を確かめてから買えるのはいいよね。
家具も入れ替わるだろうから、行くたびに少しずつ内装も変わると思う。それもまた、楽しそう。
カジュアルな店内で、スタッフの人もラフな服装。ウィーンではめずらしいこの雰囲気、ちょっとベルリンのカフェにいるような気分になった。
twitter:@kubomaga