今月も月刊『cafe-sweets』(柴田書店)が発売になっています。
今号の連載「ベルリン カフェのインテリア」は、「生花を飾る」をテーマに、クロイツベルク地区のカフェを紹介しています。
このカフェは、ベルリンでときどき見かける、壁紙をはがしてむき出しにした壁が特徴のインテリア。私はこういうテイストが大好きなので、つい紹介したくなっちゃうんです。
で、そういうハードなテイストのインテリアに花があると、それだけでもう印象が全然変わるんです。
ベルリンでは、個人宅でも花を飾っている人が多い印象があります。もっとも、私がお邪魔する家はインテリアにこだわりがある人たちが多いので、サンプルとしては平均値といえないのは事実。それでも花は日本よりもずっと身近な存在です。
カフェでも同様で、特別おしゃれな店でなくても一輪挿しはよく飾っています。その割合は東京よりも高いと思います。
これからどんどん暗くなっていくので、花の存在が一層ありがたくなるはず。ドイツの冬の厳しさが、生花へと向かわせるのかも。
twitter:@kubomaga