ヨーロッパのお花屋さんの本が発売

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 現在発売中の本『ヨーロッパのフローリスト』(誠文堂新光社)。これはヨーロッパ6カ国の素敵なお花屋さんを紹介した本で、私はドイツを担当しています。
 ページはオールカラー。写真を多数収録しているので、各国のお花屋さんの雰囲気を感じていただけると思います。

 私は著者ではなく、6カ国の中のドイツ担当者です。「ベルリン」ではなく「ドイツ」という括りなので、本当はドイツ全国に撮影&取材に行きたかったのですが、諸々の事情からベルリンだけで4店舗のご紹介となりました。それぞれ異なるテイストのお店を取材したので、楽しんでいただけたらと思います。

 私はこれまで何回も書いたり話したりしていますが、「ベルリン」と「ドイツ」のイメージは違うと思っているんです。
 「ベルリン」は、私が本やブログで書いているように、ゆるく、自由でクリエイティブな町だと思います。「カッコいいけど、カッコつけてない町」という表現がぴったりです。
 一方「ドイツ」は、おとぎの国みたいな町並みだったり、シンプル&モダンなデザイン、古城、そんなイメージなんじゃないかと。どちらかというと、南ドイツの印象です。

 だから「ベルリン」と「ドイツ」の魅力は違うものだというのが私の考え。ベルリーナーも「ベルリンはドイツの中の外国」と言いますし。

 でも、日本ではなかなかそれをわかってもらえないんです。私が「ベルリンでは〜」と話しても、「ドイツではそうなんですね」と返されてしまうことがしばしば。
 「いや、ベルリンの魅力は、いわゆるドイツとは違いまして......」という話を何回もしても、わかってもらえるまでには時間がかかりそうです。

 私はベルリンが好きで、「カッコいいけど、カッコつけてない町」の魅力を伝えていきたいと、微力ながらがんばっています。ただ、仕事でそれを求められることがまだ少なく(なぜならそういう意識が日本で広まっていないため、ニーズも少ない)、もっとがんばらないとなあ、と一時帰国のたびに思うのであります。
 なんか、常にアウェーで戦ってる気持ち......。

『ヨーロッパのフローリスト』
フリーリスト編集部編 誠文堂新光社
本体1800円+税
http://www.amazon.co.jp/dp/4416411073

twitter:@kubomaga

コメント(6)

こんにちは。
わかる!わかる!と叫びたくなりました(笑)ベルリンはドイツであってドイツじゃないんですけどね。
なかなかわかってもらえない。

北村さん、
こんにちは。
そうなんですよ。ベルリンはベルリンなんですけどね。
どうしたらわかってもらえるんでしょう。
地道に活動するしかないですね……。

いえいえ、着実にベルリンの魅力は日本人に伝わってきてますよ~!
クボタさんのご活躍のおかげです。
ちなみに今日、やっとクボマガ過去記事を全部制覇しました(笑)
ベルリンに対する愛情を分けていただいた気持ちです。
そしてクボタさんの歌を聞いたらカラオケに行きたくなりました...。
ベルリンに戻ってこられたらぜひ、一緒にカラオケ行きましょう^^

松永さん、
えーっ、クボマガ過去記事全制覇?!
そんな、松永さんの貴重な時間を……。
私はくだらないことを書くのが好きなので、
クボマガでは役立つ知識はゼロです(笑)。

私も、ついこの間大学のOB会で「ベルリンはドイツの中だけど違うんだってねー。アーティストがたくさん住んでるし、家賃安いし、住んでる友人がスゴく良いって言ってた!」って話を聞いたよ♪
これ、どっかで聞いたような…って^^
クボタさんと同じこと感じてる人もたくさんいるんじゃなぃ ?!

りりあんさん、
やった!徐々に広まってる!
ベルリンに住んでいる人は、わかってるんだけどね。
これからもベルリンの良さを広めていけるよう活動するよ。

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