ベルリンの自宅をちょっとずつ自分好みに設えようとしているけど、東京のわが家に帰ってきて、ここも何とかしないと精神衛生上まずいと思った。
ベルリンの場合はインテリアをどうするかというのがテーマなのだけど、東京のアパートはそれどころではない。ここには10年以上前から住んでいるので、古い物が溜まりまくっている。まずは整理から始めないといけない。
今回約半年ぶりに東京のわが家に戻ってきて、自分のライフスタイルに間取りが合っていないと感じるようになった。
ここに入居したのは、収納スペースも多かったことも理由の一つだったけど、どうもそれは自分にとっては決してメリットではないように思えてきたのだ。
収納スペースが多くてよかったのは、収納家具を買わずに済んだこと。だけど、そのスペースはお仕着せだから、ほしい場所にほしいスペースがなかったりして、自分には勝手がよくない。それなら、収納スペースはいらないから、その分部屋が広い方がいいなあと思う。
それに私の暮らしのベースは、もうベルリンが基準になってきているので、日本のアパートを上手に使えなのかもしれない。
まあ、とにかく日本にいるうちにできるだけ物を処分して、毎日を気持ちよく暮らしたいもんだ。
twitter:@kubomaga
あ、確かに!日本の部屋は押入れ・クローゼット完備ですけど
ベルリンの家はただの箱だから、自分の必要な場所に
必要な棚なり収納家具なり、カスタマイズがゼロからOKですね。
本来はそのほうが「自分のライフスタイルに合った」暮らしに
しやすいはずですが、日本の住居のお仕着せ押入れ文化は
いつまで続くでしょうねぇ。
松永さん、
このテーマ、ライフスタイルオーガナイザーの松永さんに
ご相談すべきですよね〜。これってまさにライフオーガナイズの
問題だと思います。
自分の生活様式に合わせた収納場所ってありますよね。
例えば、私は寝室にはクローゼットがほしいんですよ。だけど今のアパートは
リビングにしている部屋にクローゼットらしき物があるんですよねえ。
「らしき物」と書いたのは、高さ1mあたりのところに
押し入れのように水平に板があるんですよ。
そんなところに板があるもんだから、
ワンピースをつるすと裾部分が折れちゃうんです。
そんな半端な収納スペースがあるなら、その分広くして
自分に合ったクローゼットを買った方がいいと思いますね。
あとは、私がベルリンの何もない部屋から自分流に設えていくのに
慣れたと思うんです。
そもそも、和室+布団の文化と押し入れはセットなのでしょうが、
現代のアパートだと和室がない物件も多いですよね。
それでも収納スペースとして、押し入れはこれからも生き残るんでしょうか。