引っ越しはしたものの

| コメント(3) | トラックバック(0)

tage20120117.jpg

いつになったら料理を作れるのか...

 引っ越し当日は、力持ちの友人たちが助けてくれた。これまでの家から段ボールを運び出し、アパートの玄関ホールに並べる。そこへ借りていた運搬用大型車が到着し、荷物を新居へ。みんな非常に慣れていて実質3時間程度でスムーズに終わった。

 引っ越し業者さんに任せるという手も、もちろんある。でもベルリンでは、友人同士が互いに手伝い合うことが多い。とはいえ、私などは力もなく、荷造り能力にも欠けているので、人の役には立ちはしない。だから別の形でお礼をしないとね。
 本当に、友人に助けられることばかり。

 しかし、引っ越したものの、実は新居のキッチンはまだできていない。洗濯機もつながれていないので、洗濯もできない。そして、電話回線もまだ。暖房とお湯はかろうじて開通した。

 ということでしばらくの間は、寝るのは新居で、日中は前の家で仕事、という生活になりそう。そんな状態なのになんで引っ越したんだ、と言われそう。本当に、なんで引っ越したのかしら。

コメント(3)

古い日記にコメントつけてごめんなさい。

久保田さんが引越された先のおうちは、もともとキッチンがついてるタイプのものですか? それとも自分のものを持って引越されました?
ドイツでは、つくりつけのキッチンがあまりなくて、みんな自分のキッチンセットを持って引越することが多いと聞きました。

とある、ベルリン在住のスイス人の友人は「このドイツのシステムはよくない」と言っていました。
彼女曰く、「ドイツのアパートのオーナーは『どうせ住民は自分のキッチンセットを使うだろうから、ここのものは使わないだろう』という前提でやっすい小さい流し台だけをちょこっとつけることが多いんだよね。それだけで、あとは何もないキッチンなの。
で、そこに住むことになった人も、若い人だと、『どれくらい長く住むかわからないし、いいキッチンを買っても次に引っ越した先でサイズが合うかどうかもわからないし…』と思って、安いキッチンセットを買ったりするのよ。
だから、結局安物ばかりが出回って、すぐ壊れて捨てちゃったりするの。エコじゃないよね」。

これって、一般に思われている「ドイツはエコ意識が高くモノを大切にする」とか「ドイツでは住居が大事」とかいう概念とは、ずいぶん違いますよねー?
上記のスイス人の意見は、それはそれでフムフムと聞きながらも「彼女が見ていない現実もあるだろうし、自分好みの高いキッチンを買ってそれを大事にしている層もあるだろうし、実際問題どうなんだろう?」って思いました。

スイスのアパートには、だいたいつくりつけのキッチンがついているそうです。
ちなみに、地下とかに、住民全員のための洗濯部屋(コイン要らずのコインランドリーみたいな感じのもの)がついているんですって。だから、洗濯機を個人所有してる人は、ドイツや日本よりは少ないらしいですよ。

久保田さんは、このドイツのシステムについてどう思いますか?

みづさん、こんにちは。
私の新居は、本来コンロ&オーブンとシンクはアパートに付いているべきものです。
実際、コンロ&オーブンはアパートの付属品を使っています。
前の住人が自前のシステムキッチンを入れていて、転居時にそれを一式持って行ってしまい、私が入居したときはなぜかシンクもなく、コンロ&オーブンしか残っていませんでした。
なので、シンクはアパートの備品として新たにつけてもらいました。
ついでなのでシステムキッチンにしてしまおうと、カウンタートップや引き出しも購入しました。
旧居ではコンロ&オーブンとシンクはアパートの付属品だったので、私は自前のキッチンは何も持っていませんでした。

2005年に私がアパート探しをしていて、10軒以上の(たぶん)物件を見学した際は、大体どこでもコンロ&オーブンとシンクはアパートに付いていました。
どれも簡単な造りで安い製品だとは思いますが、使うのに支障はありません。それさえあれば、自分でキッチンセットを買う必要はありません。
自前のキッチンを入れたい場合は、付属品のシンク等を取り外して地下室にでも保存しておけば問題ないと思います。

なので、みづさんのご友人がおっしゃっている「みんな自分のキッチンセットを持って引っ越しすることが多い」というのは、私にはそんなにピンと来ないんです。シングル生活だからかもしれません。

私がこれまでインテリア本などで取材させていただいた方たちは、自前のキッチンを持っている人が多かったです。ファミリーになると、自前のを持っていますね。イケアの製品も多かったです。こだわりのある人は、高級システムキッチンを購入しています。

「ドイツ人は住居が大事」というのは、あくまでも日本との比較ですが、確かにそう思います。ただ、どちらかというとキッチンよりも、心地よい空間作りに力が注がれていると思います。

「モノを大切にする」かどうかは、うーん、最近はそうじゃなくなってきている傾向はあるかもしれません。ただ、ドイツの安物はほぼ「安かろう、悪かろう」が当てはまるので、余裕がある人は高級メーカー製品を使っている印象があります。結局、懐具合かな?

地下の洗濯室は、私もルール地方のゲステハウスで経験があります。個人的には、洗濯物を地下に干すのが気が進みません。細かい人なら、他人と洗濯機を共有するのが気になるかもしれませんね。


お答えくださって、ありがとうございます。
キッチンはついてる場合とついてない場合があるんですね。
地域やアパートの大きさ(一人用かファミリー向けか)で違いそうですね。
ベルリンは、若い人が多いし物価低めの街なので、ちゃんとしたキッチンがついてない安いアパートも多いのかな?

私も共用洗濯室は、抵抗があります。
洗濯機共用はまあいいとして、干す場所は、誰も見てないところがいいし、風が通る場所がいいかなー。

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.kubomaga.com/cgi-bin/mt5/mt-tb.cgi/645

2022年11月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

アーカイブ

メールください
info@kubomaga.com