最近、自宅新居の改装ばかりやっていて、仕事どうしたんだよオイって感じなんだけど。
住みながら、あちこちを自分(と友人)で徐々に改装するなんて、日本では想像もつかなかった。でも、ベルリンでいろんなお宅を取材する中で、そういうエピソードを頻繁に聞き、いつしか自分も「住みながらの改装」が当たり前の感覚になっていた。
電気・ガス・水道・暖房のライフラインが通って、炊事洗濯など基本的な生活ができるようになったら(この点、私は若干勇み足だった)入居は可能。
最初は多少不便だけど、暮らしながら新居の環境と自分の生活スタイルが合うようにインテリアを整えていくのも悪くないと思う。
そもそも、暮らしてみないとわからないことって、たくさんある。例えば、自分の起床時間にはこの場所に光が入るんだとか、こういう動線が多いとか、ここは音が気になるとか。
スケルトン状態の物件を見て頭の中で家具の配置をイメージしても、実際に暮らしてみたらうまくいかないこともある。
これは前にツイッターでつぶやいたことだけど、インテリアというのは室内を飾り立てることではなく、自分にとって心地よい空間を作ること。
そのためには、自分の家での過ごし方、自分の好きなものを見つめ直す作業が必要。それがわかって、初めて自分にとっていいインテリアができ上がるんじゃないか。
だから私は、おしゃれなインテリアじゃなくたって、住んでいる人が快適ならそれでいいと思う。
必要最低限のものだけ揃えたら、新居でのスタイルがある程度見えてくるまで、ごくシンプルに暮らすのもいい。
まあ、面倒くさくはあるけどね。え、ヒマだからできるんですよって? まあそう言われればそうなんだけど......だからベルリンが好きなのよ、そういう生活ができるから。
こんにちは。
私も引越しをして半年ですが、自分にとって快適な部屋作りは進行中ですね〜
生活していくと『やっぱり机はこの位置だ』等々家具を移動させたり、しょっちゅうです。
多少不便でも、自分の気に入らない物は部屋に置きたくないので、
『まあ、無くてもいいかっ』です(笑)
そのかわり、自分の好みに合った物は一発大人買いです(笑)
北村さん、
私もまったく同じ!
気に入らない物は置きたくないし、好みに合ったものは
一発大人買い(でも額に制限あり)!