お待たせ(?)しました、「新居インテリアシリーズ」です。
ようやくリビングの壁を塗り終えた。仕事の合間をみながら塗ったから、延べ3日かかった。もう、肩と首がガチガチよ。
なぜ私が自分でリビングの壁を塗ったかというと、それは自分の部屋を心地よくしたいから。ベルリンでは(おそらくほかのヨーロッパの国でも)賃貸アパートでも、壁に穴を開けたりペイントしたりするのは自由。みんなごく普通にドリルで壁に穴を開けて、家具を取り付けたりしている。もちろん自分で。
私は旧居の壁をブルーグレーにペイントして以来、壁の存在がどれだけ大きいかを実感していた。
白い壁もいいけど、色や壁紙があると部屋の印象は全然変わる。暖かさを感じさせたり、広く見せたり、視点をそこへ集中させたり、壁のデザイン一つでさまざまな効果をもたらすことができる(詳しくは『ウォールペーパー・インテリアレッスン』、『ウォールカラー・インテリアレッスン』をご覧ください!)。
新居では、リビングが仕事部屋を兼ねている。ここの一角には背の低いコーヒーテーブルと椅子が数脚置いてある。友だちと話すスペースね。
その反対側の一角にデスクが置いてある。このデスク回りの一角だけ壁に色を塗ることで、一つの部屋を視覚的に仕事とリビングの各コーナーに分けたいと思ったわけ。
問題は、ペイントする色。仕事回りだから、前向きな気持ちになれるような色がほしかった。前回のブルーグレーは、このリビングの主役である一面だけのレンガ壁とは合わない気がしたので、今回は別の色にすることに。
最初はなんとなく藤色っぽいのを考えていたけど、ちょっと難しい色かなーと思い始め、レンガの温かみを増すようなグレイッシュなピンクにすることに決めた。
色見本を見ながら悩んだ末に色を選び、ホームセンターで調合してもらう。で、壁に塗ってみたら、あら、想像していたよりもピンクが強い......。もうちょっとベージュ寄りの方がよかったかな。
でもこれも経験。しばらくこれで暮らしてみて、違和感を感じるようなら別の色に塗り替えればいいだけ。
いろんな経験を積み重ねれば、それだけ自分の頭の中にインテリアのデータが蓄積されていくということ。だから、失敗なんてものはない。
この家で、いろいろな案を試してみよう。そして部屋をもっと心地よくしよう。
こんにちは。
壁の色をご自身で塗り替えたのですね〜
ゲレイッシュなピンクとのことですが、夜の写真のせいか、
赤味が強く出てますね・・・
カーテンもそうですけど、壁も面積が大きいので、
色見本などの小さい面積で見た色と「あれっ、何か違う」ということが起こりますよね。
まあ、違ったら違ったらで別の色に塗り替えればいいか〜
私も自分の部屋の壁に何か色を加えたくなります(笑)
北村さん、こんにちは。
昼光で見ると青みが強まって、よりピンクに見えるんです。
もうちょっとくすんだ色にしたつもりだったんですけどね。
ペンキの色は髪に印刷された色見本とも違うし、面積や光源によっても変わってきますよね〜。
まあ、しばらくはこれでいきます。