またまた「新居インテリアシリーズ」。今回はちょいDIY(イケアの組み立て家具だからDIYに入らなさそうで)&収納編。
新居には物置スペースがある。これはポイントが高かった。
見せたくないもの、ふだん使わないものってあるでしょ。それをワードローブといった比較的大きい家具にしまっておくのもいいけど、その量が多いと部屋中が家具で埋まっちゃう。
理想的には、部屋にはやっぱり空きが必要なのよ。4面すべての壁に大きな家具が並んでたら息苦しくなるし、壁をデコレーションして楽しむこともできない。
だから、普段使わなくても必要なもの(例えば私の場合は、お客さま用の折りたたみマットレスとか寝具)は、生活空間から見えない所にしまっておくのがいい。
そういう意味で、物置があるのは理想的なわけ。ベルリンのアパートには大抵地下室か屋根裏に物置があるけど、かび臭いことが多いから寝具なんて置けないから。
その物置を有効に使うために、まずはその中にクローゼットを入れることにした。普段着る服をそこに吊しておく。そうすれば、狭い寝室に無理やりクローゼットを置く必要がなくて、部屋がすっきりする。
クローゼットは部屋からは見えないから、デザインには特にこだわらなくていい。自分が持っている量の服を収納できて、そのほかにシーツやタオルも入る大きさであれば構わない。クローゼットの扉もいらない。
ということは、普通の家具ではもったいない。イケアでパーツを揃えて組み立てるだけの、いちばん簡単なタイプを選んだ。
しかし組み立て式とはいえ、クローゼットは大きいから、自分では材料一式が入った梱包を1ミリも動かすことができない。またもやいろんな人に助けてもらいながらの作業になる。
そして数時間後。クローゼットは無事できあがり、物置の一角に設置された。これで、今まで適当にしまっていた洋服もすっきり収まる。ワンピースも折れずにすとんと吊せる。うれしい。
お次は、物置のもう一方の壁に棚板を取り付けるプランが待っている。それができるのは......いつになるかな。
ああ。もうDIY好きにはたまらない状況ですね。
棚板を寸法に切ってもらって、L字金具を付けて。
これを棚をかくといいます。
当然、見えなくて良いところならクローゼットを買わずに
ポールと板を買って造り置きのウォークインクローゼット風に。
それだけで楽しそうな状況です。
taizangさん、こんにちは。
なるほど、「棚をかく」というんですね。初めて聞きました。
ドイツはDIYパラダイスなので、いろいろ楽しめると思います。
文中で説明をしていませんでしたが、ここにクローゼットを置いたのは、
隣接のドアをブロックするという目的があったからなんです。
それさえなければ、ウォークイン・クローゼットにするのがいいと私も思います。
そのほうが引っ越し時にもラクですしね。