だんまり、シュパーゲル畑

| コメント(2) | トラックバック(0)

tage20120617.jpg

畝がずーっと

 春になると、いそいそと食べ始めるシュパーゲル(アスパラガス、主に白)。毎年収穫終了の日は6月24日と決まっている。今ぐらいの時期になると販売量も減ってきて、今年はこれで食べ納めかなあと思いつつ、何回も食べたりする。

 このシュパーゲル、土の中に潜っているから白いわけで、収穫時には畝の中から1本1本丁寧に掘り起こさないといけない。収穫は機械ではなく、人の手で行われている。
 ずっとかがんだままの重労働なので、ドイツ人は嫌がって誰もやらず、ポーランド人が出稼ぎにやってくるのだと聞いていた。

 この前シュパーゲル畑を観られるチャンスがあったので、本当にドイツ人はいないのか確かめてみた。

 その結果、私が見た畑ではいなかった。3〜4人が収穫作業をしていたけど、誰もドイツ語を話していなかった。もっとも、それがポーランド語なのかどうかはわからないけど。
 収穫の様子を写真に撮りたかったけど、断られた。なかには不法労働者もいるらしいので、撮られると困るのかもしれない。

 専用の棒のような道具で、畝からシュパーゲルを掘り出して、箱に並べていく。細すぎたり、折れたものは畝の脇に転がっていた。

 畝はずーっと向こうまで続いていて、見ていると気が遠くなる。いったい何時間働いているのか聞きたかったけど、通じる言葉はなかった。

コメント(2)

こんにちは。

門倉タニアさんのdiaryに久保田さんの本『ドイツのキッチン・ルール』が紹介されてますね。

北村さん、こんにちは。
はい、光栄なことに、門倉多仁亜さんに本をご紹介いただきました。門倉さんとは、直接お仕事をご一緒したことはないのですが、これまで何回も同じ本や雑誌上でつながっていたんです。
この前一時帰国した際に、初めてお目にかかりました!お写真通りの素敵な方でした。

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.kubomaga.com/cgi-bin/mt5/mt-tb.cgi/688

2022年11月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

アーカイブ

メールください
info@kubomaga.com