リーガはセンスがよさげ

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こういうのがユーゲントシュティール建築


 すっかり更新がご無沙汰になってしまって、すみません。リーガ(リガ)旅行から帰ってきて慌ただしくしている間に、すっかり時間がたってしまいました。こういう状態になると、ほぼ毎日ブログを書いている人は本当にすごいなあと思います。

 さて、遅ればせながらリーガ旅行のまとめ。

 私はどこに旅行しても、だいたいやることは同じ。つまり、ブラブラ歩き&建物見学(有名な建築よりも一般の集合住宅)&写真撮影&カフェめぐり。これが好きなのよ。
 そしてリーガは、私の好きなこれらの項目が全部よかったんだなあ。

 ずっと前から、バルト三国に行きたいと思っていた。今夏がちょうどいいタイミングだったので調べてみたら、バルト三国の中でリーガがベルリンから直行で安く飛べる都市だったというのが、リーガに決めた理由。それにリーガは私の好きなハンザ都市だったし、建築的にもいろいろ面白そうだったのでね。

 果たして行ってみたら、思った以上によかった。建築にせよ、カフェのインテリアやメニューにせよ、随所でセンスの良さを感じた。それぞれの項目はこんな感じ。

・建築
ユーゲントシュティール(ドイツにおけるアールヌーヴォー)建築がすばらしい。この様式がはやったのは19世紀後半から20世紀の初めで、ちょうど同じ時期にベルリンも建築ラッシュだったから、ユーゲントシュティール建築がベルリンにも多い。
 でも、リーガのほうがより装飾的。顔や人体などが、これでもかと壁面を飾っている。こういう感覚って、日本にはちょっとないと思う。
 ハンザ都市時代の建築も、もちろんある。

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旧市街のカフェ

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coffee in というチェーンのコーヒーショップ

・カフェ
 旧市街・新市街ともにカフェがとても多かった。コーヒーショップチェーンもたくさんある。そして、内装のセンスがいいお店が多い。ベルリンよりも、ちょっと女性的でかわいい感じの店が多かった。
 メニューも、ベルリンのカフェよりずっとバラエティ豊か。ベルリンではまだまだ少ないアイスラテは、リーガならどこでもあった。
 特にDouble Coffeeというチェーンのコーヒーショップには、コルタード、フラットホワイト、カフェモカ、アイリッシュコーヒー......とにかくコーヒーだけでメニューが数ページもある。しかもフードも充実してる。日本のコメダコーヒーみたいな感じ。
 コーヒーの価格はベルリンの半分ぐらいだったので、うれしくて何杯も飲んでしまった。

・なぜか寿司
 普通のイタリアンレストランだったりするのに、なぜか寿司メニューがあったりした。あなたはパスタ、私はお寿司、みたいな感じで注文できる。食べてみたけど、普通においしかった。どうも、お寿司があると、ちょっとおしゃれな店って感じになるらしい。
 お寿司を頼むと、受け皿に乗ったおしぼりも出てきた。スタッフの接客もよかった。

 全体として高い文化とセンスを感じた。大きな民族でないにもかかわらず、ソ連の支配下から独立したいと願ったのもわかる気がする。いやー、行ってよかった。

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