長時間労働を強いられる社会

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きれいな夜景は、働いている人がいる証拠

 一時帰国すると、できるだけ人と会うようにしている。
 私の友人・知人は出版業界の人も多い。話を聞いていると、みんなひたすら働いている。

 それはもう、個人の能力の問題じゃない。単純に、仕事量が多すぎる。
 例えば編集者には、売れる企画を考えるという創造的な能力が求められる。だけど、ほとんど休みもなく朝から晩までずっと働いていたら、人は考えられなくなるんじゃない?
 
 私がベルリンに住み始めたのは、当時ストレスを感じていたからだけど、今の方がそのときよりも更に大変な状況になっている。

 みんなこんなに長時間働いているのに、収入が上がるわけでもないというし。

 ドイツは年間4週間の休みを取っても経済が回っているというのに(EU全体はもちろん厳しいけど)、どうして日本はいつまでたってもそうなれないんだろう。
 仕事のやり方に無駄が多すぎるんだろうか。顧客が過剰なサービスを求めすぎるんだろうか。円高? 少子化?

 私は経済のことは全然わからないけど、今の日本でもっとみんながしあわせを感じて生きられるような社会にするには、どうしたらいいんだろう。

コメント(2)

いつも楽しく、そして懐かしく、拝見させていただいてます。
私もworking poorな毎日を過ごしていますが、やはりドイツの友人達の話を聞いていると、戻りたいな、移住したいなという気持ちがどんどん増してしまいます。
これからクリスマスシーズン、最も素晴らしい時期に入りますね^^

MEREASOさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
かくいう私も日本の出版社と仕事をしていて、しかもフリーなので
相当ワーキングプアーです。
好きな仕事をしていますが、それでもときどき悲しい気持ちになります。
ドイツは労働者が保護されていると思いますね。

クリスマスマーケットが各地で始まっています。
いくつか訪ねてみたいと思います。

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