ベルリンライフの最近のブログ記事

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典型的なベルリンの酒場(クナイペ)です

(*ベルリンのお店やライフスタイルに関しては、在ベルリンガイドの松永さんとの共同ベルリン情報ブログ「おさんぽベルリン」をぜひご覧ください。バリバリ書いてます)


 このたび「ベルリン酒場探検隊」というブログをはじめました。
https://note.mu/berlinsakaba

 ベルリンにある、おしゃれとは無縁の場末感漂う酒場(ドイツ語でいうクナイペ)に突入して、レポートするブログです。

 なぜそんなブログをはじめたかというと......。

 このページの冒頭にあるように、ベルリン情報については現地ガイドの松永さんと一緒に「おさんぽベルリン」というブログで書いています。松永さんも私も、ビールが大好き。
 ある日いつものごとく2人でビールを飲んでいるときに、「酒場(クナイペ)ってかなり入りにくいけど、思い切って入ってみたら楽しい」と盛り上がり、酒場探検をはじめることになりました。

 自らに「ベルリン酒場探検隊」と名付けて酒場巡りをするうちに、それが高じて「ベルリン酒場探検隊」ブログを開設することになったというわけです。

 すでに数本アップしているのですが、これからご覧になる方は第1回の「ようこそベルリンの酒場へ」からお読みいただくのがいいんじゃないかと思います。

 酒場って、とにかく入りにくいんです。私たちは外国人なので、なおさらのこと。日本でだって、常連さんで埋まっているような小さな縄のれんには、一見ではなかなか入れないじゃないですか?

「物好きだな〜」と呆れられるかもしれませんが、本人たちはかなり楽しんでいます。超ローカルなベルリンの酒場(決しておしゃれなバーではないです)情報なんて、たぶんめったにないでしょうから、温かく見守っていただければ幸いです。

 ちなみにブログで紹介している酒場は、観光での行き先としておすすめするわけではなく、入ってみたらこんなだった、というレポートです。なので、住所とか営業時間は載せていません。もし私たち「ベルリン酒場探検隊」と一緒に行きたいという方はガイドもしますので、メール(info@kubomaga.com)をお送りください。

5月16日追記:「ベルリン酒場探検隊」ブログを始めたのは上記の理由からなのですが、そもそもなぜローカルな酒場に行くようになったのかは、先日「海外を知って楽しむエンタメマガジン 海外ZINE」にて「街が変われどクナイペは街角に...どっこい生き残るドイツ・ベルリンの酒場文化」という記事で書きました。そこにあるように、私のベルリンへの想いがいろいろと変化した結果なんです。よろしければ、こちらの記事もご覧いただければうれしいです。


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ドイツで購入したO2ハードコンタクトレンズとお手入れキット

(*ベルリンのお店やライフスタイルに関しては、在ベルリンガイドの松永さんとの共同ベルリン情報ブログ「おさんぽベルリン」をぜひご覧ください。バリバリ書いてます)


 年も明けてしばらく経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか。遅ればせながら、2019年もよろしくお願いします。

 私は元旦から右目のコンタクトレンズをなくすという、なかなかな新年のスタートでした。ちょっと手元が狂って右目をぶつけてしまい、気がついたら右側だけ視界がぼんやり。「うわ〜、レンズがどっか行った」と慌てふためいて足元を探したものの、まぁ見つかりませんでしたよ。室内ならともかく、外でしたしね。
 私はコンタクト歴数十年なんですが、これまで1〜2回しかなくしたことがないんです。なのに元旦早々、しかも旅先で。ヘコみました......。

 これまでつけていたコンタクトは、いま主流の使い捨てタイプではなく、O2ハードコンタクトレンズ。コンタクトを使い始めた最初の数年を除いて、ずーーーっとO2ハードです。使い捨てタイプを試してみたいと言ったこともありますが「あなたはできればO2ハードがいいですよ」と諭されてしまいました。アレルギーがあるし、あまりにド近眼だからなのかもしれません。

 とにかくコンタクトなしでは生活できない私、レンズがなくなったら買うしかないけど、じつはドイツで買ったことがなくて。勝手がわからないから、なんだか不安でね。ドイツ語が全部理解できるかな、とか。

 でも次回の一時帰国までにはまだ間があるし、それまでメガネだけなんてとてもムリ。これはドイツでコンタクトレンズを作るしかないか......と一大決心したものの、さてどこに行けばいいのかわからない。ググってみるとドイツでは医師の処方箋がなくても自分のデータ(視力や眼のカーブ)がわかれば、眼鏡店や通販で簡単に買えるという情報が。なるほど、確かにスーパーの片隅にコンタクトレンズの自販機とかもあるしね。でも私は自分のデータを知らないから、とりあえずチェーンの眼鏡店に行きました。

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スーパーの一角にあるコンタクトレンズの自販機


 ところが「コンタクトレンズを買いたいんです。これまではこういうのを使ってて......」とレンズの保存ケースを見せたその瞬間。店員さんに「あー、それは特別なレンズだからウチじゃムリです。ここに行ってください」と言われてしまいました。
 そして教えてくれたのは、このコンタクトレンズ専門店。→
Kontaktlinsen Wahrendorf

 その足でそのまま店へ。なんだか眼科医みたいなたたずまいです。受付で先ほどと同様に「コンタクトレンズを買いたいんです。これまで日本のを使ってたんですが、右目のレンズをなくしてしまって......」と話すと、「まずは検査のための予約が必要です」との返事。個人店なので、日本のチェーン展開のコンタクトレンズ店のように、その場でどんどん検査はできないようでした。

 運よくその日の夕方なら予約が取れるとのことで、再度出直し。予約時間に行くと、以下のような順番で検査をしました。

1.問診票の記入
これまでのコンタクト使用歴や1日の装用時間、かかりつけの眼科医の有無などについて回答。

2.健康保険証の提出
ドイツの法定健康保険に加入しているかを聞かれたので、保険証を提出。
(法定健康保険で一部費用を補償してくれるとのこと。詳しくは後述)

3.視力、眼球カーブなどの検査
別室に移動し、コンタクトを作った方ならご存じの一連の検査。眼球のカーブを測定する機械が日本と違っていたような(しかし、日本で作ったのもかなり前なので記憶がおぼろ)。

4.説明
ハードコンタクトレンズの説明。2017年4月からコンタクトには法定健康保険が一部費用を補償してくれることになったとの説明も受けました(ただし条件があるので、誰にでも当てはまるわけではありません。詳しくはこちら(ドイツ語)→https://www.wahrendorf-kontaktlinsen.de/preise-kosten/)。

5.テストレンズを装用し、約30分後にレンズを入れた状態のまま検査
装着感や視力検査を経て、注文するレンズのデータを決定。

6.眼科医提出用の書類を受け取り、次回のレンズ受け取りの予約を入れる
健康保険で一部費用を補償してもらうためには、眼科医の処方箋が必要。そのための書類を出してくれました。1週間後に注文レンズを受け取れるとのことで、受け取り時の予約も行いました。

 以上で、コンタクトレンズ専門店での初回検査は終了。

 次にやることは、6.で書いた「眼科医提出用の書類」をかかりつけの眼科医に持参し、処方箋を書いてもらうこと。これは眼科医の受付に提出したら、その場で出してもらえました(支払いは不要でした)。

 その処方箋を持って、1週間後にコンタクトレンズを取りに行きました。注文のコンタクトレンズを実際に装着して、再び装着感と視力の検査。「良好ですよ」とのことで、ひと安心です。

 さらに洗浄液と保存液の使い方、保存ケースの使い方の指導を受け、次回の定期検診の予約(3週間後)を入れました。保存液は目に触れても大丈夫とのこと。保存ケースは日本のものとは違って(冒頭の写真を参照)、ソフトレンズケースのように蓋付きの平たい皿が水平に2つ並んでいるタイプでした。日本のケースのほうがレンズを固定できるので使いやすい気がするけど、ドイツのほうが使用する保存液の量は少なくて済みそうです。

 健康保険の手続きはお店の方でやってくれるそうで、私はあとはもう3週間後の定期検査に行くだけ。
 行く前は不安でしたが、問題なくドイツでもO2ハードコンタクトレンズが作れました。よかった〜、これで日常生活が送れる!

 使い捨てタイプのレンズを使っている方は、こんな面倒なことをしなくてもいいと思います。私のようにハードコンタクトレンズをお使いの方は、ご参考になりましたら。

追記
私は、近くよりも遠くを見ることを重視してレンズを作ったので、コンタクトを入れた状態で本を読んだりするのがちょっときついです(老眼ともいいます)。こりゃいよいよ老眼鏡を作らなきゃいけないかなーと思っていたら、こういうのを見つけました。携帯できて出先でチャッとつけられる感じ。→https://www.nooz-optics.com/de/


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 新年あけましておめでとうございます。
 新しい年の幕開けは、いつもわからないことだらけ。昨年は夢中になって走っているうちに、1年があっという間に過ぎてしまいました。


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プラハに来たのは15年ぶりくらい

 リフレッシュするつもりでプラハに来てみたら、期せずして元旦から仕事はじめになってしまったけど、それはそれで、ま、いっか。

 いつも支えていただいているみなさま、どうもありがとうございます。
 今年もよろしくお願いします。

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この前は黒い森に行ってきました。メルヘンの世界

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 あぁ、もうすっかりご無沙汰してしまってすみません。
 6月下旬からもろもろの取材がずーっと集中していて、それが今でも続いていて。

 今年の秋に、新しい本が出ます。ドイツにある、素敵でかわいいものを探しに行く、そういう本です。
 ドイツって、「かわいい」って言われてもあまりピンと来ないかもしれませんけど、じつはいろいろあるんですよ! 私が思う「かわいい」なので、みなさんに受け入れてもらえるかは不安なんですが、いいものはたくさんあるんです。
 ドイツの「素敵、かわいい」ものと、それを育んだ土地を紹介する本です。


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 その本のために、今年の4月からちょこちょこと小さな取材旅行を続けて来たんですが、それがいよいよ佳境に入ってきて、7月はドイツ中を移動しまくりでした。
 特に中旬は南西ドイツにある黒い森地方を9日間旅して、大変だけど楽しかった! 私がいるベルリンとは大違い。まるで外国に行くような気分でね。
 黒い森地方では、観光局にご協力をいただけたので、普段はなかなかお目にかかれないような人にも取材できました。


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 そんなわけで、しばらくあたふたしていますが、秋には出るはずなので(出ないとまずい)、どうかよろしくお願いします!

 近況や仕事情報についてもっとこまめにに知りたいという奇特な方は、私のTwitterか、Facebookをフォローしてくださいませ。私自身は、どちらかというとTwitterを愛用しております。どちらもクボマガブログよりはマメに書いております。

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スマデリ店内レジ脇に、署名用紙や意見募集メモが置かれています


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スタッフ、お客さんみんなでコミュニティを築き上げてきました


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ベルリン・ミッテ地区にある、和食カフェレストラン&食品店「smartdeli(スマートデリ)」(以下スマデリと略します)が、現在の場所を強制退去させられる危機に立たされています。家主が、賃貸契約の延長を認めないからです。
 そこで契約延長を求めるため、スマデリと有志が署名運動を始めました。店内レジ脇にある用紙に署名を書き込めるほか、ネットでもできます。

 ネットでの署名運動はこちらです→https://www.openpetition.de/petition/online/smart-deli-muss-bleiben-neuer-mietvertrag-fuer-nachhaltiges-restaurant-in-der-chausseestr


 集まった署名は、ベルリン・ミッテ地区の役所に届けられる予定です。そして賃貸契約延長ができるよう、役所・家主・スマデリによる話し合いの場を設けることを目標にしています。

 私は、オーナー夫妻からこの話を聞いたとき、これはスマデリだけの問題じゃないと思ったんですよね。ベルリン市という街の将来に関わる問題だと。

 私がスマデリオーナー夫妻と知り合ったのは、ベルリンに来てから間もない頃です。ちょうどスマデリも、当時オープンしたばかりでした。
 それからスマデリは、現在の所在地であるChausseestr. 5 に引っ越しました。いつも大勢のお客さんでにぎわっていたので、店が存続の危機に立たされるなんて、思ってもみませんでした。


 オーナー夫妻から聞いた、契約に関する話はこうです。

・現在交わしている賃貸契約は、契約満期時に延長するかどうかは、家主が一方的に決められる内容となっている。そして家主は、来年1月の契約満期をもって、スマデリとの賃貸契約を終了すると言い渡した。延長は不可。

・スマデリ周辺のお店も同じ内容を言い渡され(家主は異なる)、既に移転、あるいはこれをきっかけに閉店した店もある。

・周辺のお店も一斉に退去させて、その後この場所をどうするかは、家主は店子に言う必要はない。

・スマデリが現在の場所で営業を始めてから、家主は3代ぐらい代わっている。

 以上のような状況に「納得できない」と、スマデリは周囲の人々と相談し、上記の署名運動を始めたのです。


 私はこういうことについてまったく知識がないので、詳しい人に聞いてみたところ、店舗契約満期時には家主が更新の有無を決める権利があるのが普通とのことでした。個人宅の賃貸契約とは違い、店子が店舗の場合は、家主・店子とも企業ということで、同等の立場と見なされるそうなんです。
 ですからスマデリの家主は、法的に違反しているわけではないんです。

 スマデリが今回署名運動を始めたのは、現在の場所で営業を続けたいからというのはもちろんですが、それよりももっと別の理由があるそうなんです。

 その理由の一つは、「自分たちだけが満たされればOKという社会に対してNOを表明したかったから」。そしてもう一つの理由は、「これまでお客さんたちと一緒に創り上げてきた地域コミュニティを壊されたくないから」ということでした。

 スマデリではオープン当初からこれまで、お店の営業を通じて社会に還元できることを少しずつ行ってきたそうです。例えば自然エネルギー(Naturstrom)やBio パッケージ(Green Box)を採用したり、飢餓を救う活動のために売上の一部を使うドリンク商品(Lemonade, Charitea, Viva con Agua)を販売しています。お客さんが来店することで、自分だけでなく誰かのためにも何かをできるようにしたい、そういうポリシーがあるとオーナーさんは話していました。

 自己利益だけでなく、世界にも目を向けている会社を選ぶことで、スマデリなりに少しずつ社会とつながってきた。でも、立ち退きを要求している家主の会社は、もしかしたらそんな視点はないかもしれない。だから、自分たちの視点を表明したい、と。
 オーナーさんが署名運動に至ったのは、そういう理由からでした。


 私は、街は生きものだと思っています。
 いろんな考え・バックボーンを持った人々が集まり、コミュニティが生まれていきます。そこからさらなる魅力が生まれ、より多くの人を引き寄せます。
 街を創り上げているのは、そこに生きるひと、一人ひとりだと思います。

 もし、さまざまな人々が営む(または集まる)個人店が消えて、資金力があるチェーン店のみになったら、便利にはなるかもしれませんが、街の魅力は色あせるでしょうね。自由でクリエイティブなベルリンのよさは、ここに集う人々が創り上げてきたのですから。
 でも、家主にとっては高い家賃が取れた方がいいに決まっていますし、ベルリン市も税収が増えていいことでしょう。

 スマデリが今回の署名運動で求めている、役所・家主との話し合いは、たぶんとても難しいと思います。法律を変えて、契約を更新するなんてことは、夢のような話かもしれません。ですが、自分たちの意見を明確に表明したスマデリを、私は支持したいです。

 そして私は、ベルリンがこれ以上退屈な街になっていくのを見るのは、嫌です。

2019年5月

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