現在発売中の月刊『cafe-sweets』vol.132で、「日本人オーナーの店が続々オープン! ベルリンカフェ事情」のコーナーを取材・執筆させていただきました。
この数年で、日本人オーナーのカフェがトントントン......と立て続けにオープンしました。記事にも書きましたが、30代の若い日本人がベルリンに住んで一定期間が過ぎたのが大きいといえます。
個人的な感覚では、2000年前後からベルリンに住み始めた人が多いような気がします。ワーキングホリデー制度ができたことと、90年に東西ドイツが統一されて、そこからベルリンが大きく変化したことが大きな要因だと思います。
ベルリンは、ドイツ統一後から常に変わり続けているので、この現象はドイツでもベルリン特有のものかもしれません。何せ半分は社会主義の東ドイツだったのが、急に西と一緒になって資本主義になってしまったのですから。ドイツのほかの大都市では、こういう背景はありません。
個人がカフェを出せるくらい家賃も手頃で、日本人カフェが受け入れられるのも、ベルリンならではの要素といえるでしょう。
家賃や物価が安いのは、町の半分が旧東ドイツだったことが影響しています。だからこそ、世界から多様な人々が集まってきて、日本人カフェが出店できるベースができたのです。
折に触れ「ベルリンはドイツではない」「ベルリンはドイツの中の外国」と書いていますが、この町特有の歴史が現在の状況を作り出しています。
そういう意味で、ベルリンは唯一無二の町です。既に出来上がった町とは違う、常に変わり続ける魅力がベルリンにはあります。「自分も何かできる」と思えてくるのです。
さて、では具体的に、ベルリンでどんな人がどんなカフェをオープンしているのかについては......ぜひcafe-sweets vol.132をご覧くださいませ!
掲載カフェのうち、すでに「まめちゃ」と「アウト・オブ・ニッポン」の各オーナーさんのブログ(日本語)で、今号をご紹介していただいています。
そして、この号では1年に渡って連載させていただいた「ベルリン カフェのインテリア」もついに最終回です。今号では、建物の歴史を生かした、素敵でまったりしたベルリンらしいカフェをご紹介しています。
全国の書店で、またはデジタル版で、ぜひご覧ください。
