そもそも私とドイツの関係は小6のときにさかのぼる。父親の仕事の関係で1年間という期間限定でドイツに住むことになった。外国に行くのはそれが初めてで、私はドイツ語も英語も話せなかった。
にもかかわらず、近くに日本人学校がなかったために、現地の学校に通うことになった。何にもわからない。ただ教室にいるだけ。私以外に日本人はいなかった。
でも先生もクラスメイトもみんな親切だった。日本との違いにも驚くことが多かった。この1年間の体験が、今の自分のベースになっているような気がする。
でも日本に帰ってきたら、今度はそっちのペースに合わせなきゃならなくて、ドイツでの出来事は思い出として、しまい込むことになった。
大学4年のときに卒業旅行でまたドイツに来たけど、そのときはあくまでも旅行だった。
またドイツで暮らしたいなあと思いはじめたのは、1999年の夏に家族と再びドイツへ行ったのがきっかけ。子どものころに住んでいた家や学校を見に行って、懐かしがったりした。やっぱりドイツはいい。でもそれと同時に、こんなセンチメンタルジャーニーなんて意味がない、と強く思ったのだ。
私には、あのころはよかった、なんて言う趣味はない。なにか新しい形でドイツとかかわりたいと思った。それに当時は仕事が忙しく、自分がなくなりそうで、そんな環境から逃げ出したいという気持ちも強かった。いろいろな状況が重なって、いきなりよみがえったドイツ熱だった。
「とりあえずドイツへ行こう」
とにかくそれだけを考え、2000年の年明けから語学学校の資料を探しはじめた。そして、その年の6月から、ケルンの語学学校に通いながらドイツ生活を楽しんだ。
あー、ちょっと長く書きすぎた。あんまり面白くなかったかな。今日はここまで。