今回東京に帰ってきて気がついたのが、電車内の携帯電話のあり方。今はJR・私鉄を問わず、車内ではマナーモードにして通話は控えるというのでコンセンサスがとれているみたい。確か1年前は、JRでは電源を切れといっていたような気がする。
車内で通話をする・聞くというのは相当不快なことなんだろうか。というのは、ベルリンだとみんな携帯でバリバリ話しているから。もう、地下鉄だろうがなんだろうが全然平気。本人も周りも気にしちゃいない。
そういう光景に出くわすと、車内の通話というのは聞くほうとしては特に問題はないけど、自分が話すのはちょっと恥ずかしいなあと思う。会話つつぬけじゃない? 近くで話されてたら、やっぱりなんとなく聞いちゃうもの。
日本では携帯電話が出始めた頃から、車内での通話はご法度だった。いつだったか、まだ携帯がこんなに普及していなかった頃、わりと空いていた中央線に乗っていたら誰かの携帯が鳴って、その人が電話に出たとたん、離れたところにいたおばさんがいきなり「携帯はやめてくださいッ」って叫びだして驚いたことがあったっけ。
不快に思う要因ってなんだろう。ドイツ人は平気で日本人は気にするというのは、それだけ繊細であるということなんだろうか。それともただ単に人口密度が高いからだろうか。