発熱

2002.03.30 23:59

 きのうからどうものどが痛く、今日になって頭が痛く、体もだるくなってきたので、熱を計ってみたら37度台。
 私はめったにカゼを引かないのだが。
 今日はこれにて終了。

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終わることのない疑問

2002.03.27 23:53

 今日、ふとしたことからうつ病の話になった。「クボタさんはそんな経験ないだろ」といわれ、私の頭には、瞬時に3、4人の顔が浮かんだ。私自身はなったことがないけど、周りには結構いるんだ、うつ病の人。そんなに珍しい病気じゃないよ。

 中でもやっぱりM君のことは忘れられない。彼とはずっと音楽仲間で、二人でバンド、いやユニットかな、やっていた。ライブやったり、曲を作ったりして、すごく幸せだった。でもいつの間にか彼はうつ病になっていた。
 彼からそのことを聞いたとき、私はただ、そう、と思っただけだった。けど、状況はどんどんひどくなっていった。人に対して攻撃的になり、疑心暗鬼、行動は極端。みんな付き合いきれなくなって、どんどん離れていった。
 私も彼とは、音楽は一緒にやってたけど、付き合っていたわけではなかった。どちらかというと性格的には合わなくて、しょっちゅうケンカをしていた。それで結局、二人での活動をしばらく休むことになった。

 数ヵ月ほど会っていなかったある早朝、彼のお母さんから電話が入った。その瞬間、死んだんだ、とわかった。

 自殺だったのか事故だったのかはわからない。でも、そんなことはもう、どっちでもいいような気になっている。きっと、本人もわからなかったんじゃないだろうか。
 自分の中に残るのは、後味の悪さ。病気で苦しんでいたんだろうに、優しくできなかった。もっと受け入れることができていたら。

 もう7年ぐらいかな、前の話だけど。いまだによく考える。
 どうすればよかったんだろう。
 どうにもできなかったのかな。
 わからない。

踊る者と踊らざる者

2002.03.23 23:56

 以前雑誌でインタビューさせてもらったご縁で、永谷亜紀さんのダンス公演「投機分子02」を観に行った。楽しかった。
 永谷さんのダンスは、コンテンポラリーダンス。私はダンスは詳しくないのだが、要するに自分で振付けて踊るダンスだ。だから、いわゆるジャズダンスとかモダンダンスとか、そういう型がある踊りではない。私の感覚からいうと、ダンスというよりも、「体を動かす」といった方がぴったりくる。
 公演は暗転あり、一部セリフありで、演劇的な表現もある。シーンごとに、イメージがどんどんふくらんだ。

 ところで、やはり体を動かしている人の動きというのは、一般人とはまったく違う。なんていうのか、A地点からB地点へ移動するまでの速さと軌跡が違うのだ。たとえば、下ろしていた腕を上げるとする。この動き一つ見れば、動きについて意識している人かそうでないかは、はっきりとわかるだろう。

 それにしても、ダンスというのは言葉が要らない。だから、世界中の人にダイレクトに伝えられるのがいい。
 
 私の仕事は、言葉が勝負だ。しかも日本語。すごく限られた範囲の人にしか伝えられない。何かを世界に伝えたいと思ったら、私も踊って……みるか?

桜開花レポート パート2

2002.03.21 23:57

 さて、前回に引き続き、今回も桜の開花レポートです。
 東京にいる人には、いちいち私がレポートするまでもないのですが、他府県の人、そしてドイツに住んでいる人に見てもらえたらいいかなあと。
 都心はもう9割がた咲いてますね。上野なんか、今日が見ごろだったのでは。
 写真は、今日仕事でたまたま行った目黒川で撮ったものです。きれいでしょ? 川べりに咲いてるのって、公園のだだっ広いところに咲いてるのとはまた違って、趣があるわよねえ。花見客も大勢いて、あの目黒川沿いの狭い道に無理やり座って酒飲んでる人たちもいた。
 桜は咲き始めるとあっという間だから、気が抜けないわ。もう今度の週末が、お花見の最後かもね。

春ですな

2002.03.17 22:47

 きのうは桜の開花宣言、おとといは春一番、ということで本格的な春到来。そこで、今日は桜開花レポートです。

 都内の桜(ソメイヨシノ)はまだ1、2分といったところ。うちの近くにある、毎年真っ先に咲く桜の木は5分くらい。

 これから1日1日、だんだん咲いていくかと思うと楽しみ。春は花粉症に悩まされたりしてあんまり好きではないのだけど、こうやって花が咲くのを見ると、ものの生命を感じる。

どうにも疲れが

2002.03.16 23:54

 朝、目覚めたらどうにも脚がだるい。なんかすごい疲れてる。体使ってるわけじゃないんだけどなあ。
 こんなときはお灸に限る。足三里にお灸をつけてボーッとそれを眺める。お灸の匂いは大好き。落ち着く。
 でも今日はそのお灸もあんまり効果がなく、再び床へ。結局夕方までずっと寝てた。

 ところで、今日桜が開花宣言したとか。どうしちゃったの。まだ16日でしょ? これじゃあ4月にはもう花がないじゃない。
 こうやってどんどん季節が前倒しになってくのかしらねえ。

終わった〜

2002.03.15 23:58

 あー、ようやっと今日で2つ目の雑誌の入稿も終わったよー。そして確定申告も済ませたし! もう何からも追われなくて済む。しばらくはボーッとしよ。

ひなまつり、だった

2002.03.09 23:55

 もう1週間も前の話になってしまうが、3日の日に実家へ行った。といっても実家は隣駅なので、しょっちゅう帰っているのだが。

 この日は、鏡開きのときに食べそびれたおしるこを食べに行った。
 3月3日といえば、桃の節句、ひな祭り。実家にもお雛様が飾ってあった。本当なら三人官女とか五人囃子とかもいるのだが、もう出すのも面倒だったらしく、お内裏様とお雛様だけという、究極にシンプルな形だった。

「このお雛様は話すのよ」
 子どものころ、母親に言われたことがある。小さかった私は、それを信じていた。誰もいない部屋で、一人でお雛様が話すのをじっと待っていた。

 それにしても、うちの母親は3月3日が過ぎるとさっさとお雛様を片付けていたというのに、私がいまだに結婚していないというのはどういうことだろう。別にしたくないわけではないが、かといってしたいとも思わない。好き勝手に暮らしているけど、ほんのときたま悪いなと思うこともある。

「ごめんね」
 やっぱりお雛様は何も言わなかった。

また明日

2002.03.07 02:55

 仕事の前半の山がなんとか終わり、ちょっと気が楽になった。
 でも、来週金曜までに、また残りの一山を越えなくては。
 ここに書きたいこともいっぱいたまってるんだけど、今日のところはもう寝ます。また明日ね。

明日は晴ればれとした気分になっているか

2002.03.02 23:54

 ああ、書かなきゃいけない原稿がたまっていて、もう心臓に悪い。

 私のメインの仕事は雑誌の編集なのだけど、そこでは編集だけじゃなくて、一部自分で取材して記事を書くという、ライターと編集者の一人二役状態なわけ。自分が取材したことを思うとおりに編集できるのは楽しい。しかし、いくつかの締め切りが重なると地獄だ。
 今日こそは書かなきゃと思いつつ、ほかの作業に時間をとられてできない。その次の日も、今日こそ、と思いつつやっぱりできない。この2、3日そんなことが続いて本当にもう、リミット。スケジュールを考えると明日の夕方までの段階で上げてなきゃいけない原稿がいくつかあるのだが、果たしてできているか?

 だったらこんな個人的なこと書いてないで、さっさと原稿書けよと思われそうだけど、最初の一文字を書きはじめるまでは、いっつもこういう葛藤がつきものなのよ。