ほんとの気持ち

2002.08.27 08:35

 明日出発というのに、このバタバタといったら! やっぱり直前にはいろんなことが一気に押し寄せてくるものだ。

 1ヵ月くらい前までは、ドイツに行ったらこんなことやろうとか楽しいことを思い浮かべてたけど、今は、やることに追われてそれどころじゃない。

 長期で行くのは、本当は不安だ。帰ってきてから仕事はあるのか、そして何より離れ離れになってしまう人たちとの関係の変化……。そんなリスクまで冒してドイツへ行く必要があるのかと、正直思ったりもする。
 でも、やめようという気はまったく起きなかった。一度は心いくまで滞在しないと、不完全燃焼感がこの先ずっと残ると思う。行けるうちに行っとかないとダメだという気がした。

 だから行ってきます。次回はきっともうドイツからの更新になるでしょう。うまくパソコンがつながれば……。メカには弱いもので。
 なるべく早いうちに次が書けるように。
 また見てくださいね!

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来たぜ! 高円寺阿波踊り

2002.08.25 23:46

 いよいよ1年のうちで最も気合が合いる時期がやってきました。阿波踊りですよ、高円寺の。
 私は毎年、やはり阿波踊り好きの友人と、とにかくずっと見入っています。何がそんなに面白いの、とよく聞かれるのですが、まずはご自身の目で確かめてみてください。それでも何も心に響くものがなかったら、阿波踊りとは縁がなかったのです。

 私は自分なりに好きな要素を分析してみました。
 1.普段は一般の人が、この期間だけはスター
 2.踊っている人たちが心から楽しそう。本当に踊りが好きなんだと伝わってくる
 3.ライブ感がたまらない

 初めて高円寺の阿波踊りを見たとき、あろうことか私は泣いてしまいました。こんなこと、私だけかと思っていたら、徳島が実家の知人も「涙が出る」と言ってましたから、あながちおかしな言動でもないようです。

 高円寺阿波踊りが見たくて、ドイツ行きの出発日も決めました。今年は最終日は見られないけど、27日までしっかり見て、高揚した気分のまま、ピューッとドイツへひとっ飛びという寸法です。
 今日セシオン杉並で行われた「踊れセシオン」は、代表的な連(踊りのグループ。サンバでいえばチーム)の踊りが舞台で見られる催し。入場を待っている間に、隣のおばさんと「去年は雨で途中で中止になっちゃったからねー。今年は見たいわね」と、ひとしきりおしゃべり。みんな阿波踊りが好きだから、お客さんたちも一体感。

 高円寺阿波踊りは前夜祭が26、本番が27、28日です。時間は前夜祭が午後6〜8時、本番は午後6時半〜9時半です。
 「やっとさァー、やっとやっとー!」

メモリーづくり?

2002.08.23 23:44

 2年前にケルンに行ったとき、私は家族の写真も何も持っていかなかった。そしたら「見てみたいわ、どうして持ってないの?」ということになり、日本から送ってもらったという経験がある。

 それで今度はそういう資料も揃えようと思い、にわかに東京の写真を撮りはじめた。もともとくだらないものを撮るのは趣味なのだが、最近はちょっと写真熱が冷めていて、あんまり撮ってなかったのだ。
 一応、写真の目的はドイツ人への説明用なので、東京の風景もそれ用に引いて撮ってみた。

 しかし、こうして見ると改めて東京はごっちゃごちゃな街だなあと思う。それがいいとこなんだけど、ヨーロッパから帰ってきた直後は衝撃を覚えたね。
 今度ドイツから帰ってきたときは、どう思うかなあ。

ドイツに持ってくよ

2002.08.22 23:10

 私のドイツ行きと関係があったりなかったりするけど、最近プレゼントをもらうことが多くて。物をもらうこと自体も嬉しいけど、やっぱりその気持ちが嬉しいんだよね。
 この場を借りて、ありがとう。

 あ、別にみなさんにくれって言ってるわけじゃないですからね。私の発言にそういう深読みは一切不要。私、単純なんで、思ったことそのまま言ってるだけなんで。

サンキュー、フレンズ

2002.08.16 23:59

 出発の日まで2週間を切って、そろそろいろんなことが雪崩のように押し寄せはじめてきた。やばいな。このままだと直前になってあたふたしそうだな。

 そんななかでも大切なのは、人と会うことだ。ドイツに行く前に会おうという話になって、昼に夜にと友人たちに会っている。
「こんなに毎日いろんな人と会って、なんかあたしって人気者じゃん」
 と言ったら、家の者にばっさりと
「単にみんな、飲める理由がほしいだけなんじゃない」
 と斬られた。そうだったのか。

 でもこういう機会が続くと、やっぱり人のつながりってとても大切と思える。私の周りはみんな気持ちのいい人ばかりで、私はとっても嬉しい。ありがとう、みんな。

どこが好き?

2002.08.15 23:56

 北千住に行った。用事を済ませるとぽっかりとヒマになったので、近くの荒川まで出てみようと思った。土手の草っぱらにしゃがむと、目の前を荒川の水がゆるゆると流れている。空は青くて、風が吹いてて、鉄橋を電車が渡る音がして、すべてが気持ちよかった。

 私は東京の杉並区で生まれ育った。杉並にはここのように一面に空が見えるところはない。開けた風景というのがない。
 でも私はこまごまと商店街が続く杉並の街がとても好きだ。それはたまたま杉並で生まれたからだろうけど。

 荒川には別にゆかりはない。でも初めてきたとき、気持ちのいい場所だなと思った。もしここに住んだとしたら、ここを好きになるのかもしれない。
 日本で暮らすならずっと杉並がいい、漠然とそう思っていたけれど、好きになれる場所はほかにもたくさんあるのかも。

クボタ、はとバスに乗る

2002.08.11 11:45

 そういえば「はとバス」に乗ったことがなかったのよ。

 東京で育っても、生活圏はほぼ一定。知らないところって、実はいっぱいあるでしょ。だから東京観光というものをやってみたかった。
 だけど、そう思ううちにどんどん月日がたってしまった。こりゃまずい。ドイツに行く前に一度は乗っておかないと、と、そんなわけで「はとバス」観光に申し込んだのです。

 参加コースは「東京半日観光A」。
 申し込むためにコースを調べたりしてわかったんだけど、私の「はとバス」に対するイメージって、相当時代遅れのものだったのね。
 東京観光といえば、私の中ではやっぱり皇居とか東京タワーが定番なわけ。でも今は時代が違うのね〜。そういうコースはあっても脇のほうに控えめに出てるだけで、いまやメインはお台場とかなのよ。ほかにも食事&ショーつきのコースとか、ホテルバイキングツアーとか、個人で行くよりお得そうって感じのがいっぱい。うまく使うとけっこういいかもよ、「はとバス」。

 若くてかわいいガイドさん(これ本当)に連れられて皇居をぐるぐる。この日暑かったから、もうたまんなかった。皇居には日陰が皆無!! フライパンの上で焼かれてるみたいだった。実際日焼けしたし。
 そのあと浅草でしょ、それからわざわざ首都高乗ってレインボーブリッジをスルー、お台場を車窓から見学。「お台場の観覧車は現在日本で3番目に大きい観覧車です」。なるほど。「2番目はどこかご存じでしょうか」。知らないなー。「葛西臨海公園の観覧車です。こちらはダイヤと花の大観覧車と申しまして……」。勉強になるー。

 そしてコースのフィナーレを飾るのは東京タワー。東京に生まれ育ってン十年、この日初めて昇ったよ、東京タワー。昇ってしまえばなんてことないけど、一度は行ってみたかった。満足、満足。

 「はとバス」楽しいよ。みんなも「はとバス」で東京再発見!

エクスタシーと死

2002.08.10 11:52

 今日は東京湾の花火大会よ。
 私にとって「はずせない夏の三大イベント」というのがあって、まずは8月の上旬にやる阿佐ヶ谷の七夕祭りでしょ、そして今日の東京湾大華火祭り、〆は8月27、28日の高円寺阿波踊り。この三つがそろって「ああ、今年もいい夏だった」と思えるのよ。だから8月は私のいちばん好きな月。

 私はこの東京湾の花火を、毎年最高の場所で見てます。よくビルの屋上からとか、船の上から見るのはムードがあっていい、なんて書いてあったりするけど、だーめ、だーめ。
 花火は五感で見るものです。
 音が腹に響いてこなかったり、匂いが感じられないような場所は論外。とにかく近くで見る! これに限る。今日は花火の燃えカスが降り注ぐなか、見ましたよ。最高。

 花火を見ていると、まるで自分が空に呼ばれているような気がする。このまま空に昇っていってしまいそうな。
 エクスタシーと死を同時に感じる、それが私にとっての花火。

夢のつづき

2002.08.04 23:56

 前回の話の続きだけれど、夢が叶ったら叶ったで、新たな試練のはじまりだ。
 仮に、自分の店を持ちたいと思っていたとする。念願かなってオープンしたら、その瞬間からそれまでの夢は一気に現実になる。売り上げや収益を考えると、夢の通りにはいかないことだって出てくる。
 それを乗り切れるかどうかは、やっぱりモチベーション次第なんだろう。モチベーションが高ければ、頭を使って必死に考えるはず。
 私自身は諦めが早い上にあきっぽいので、店のように継続しなくてはならないものはちょっと無理。