2007年7月アーカイブ

TAKEN最新号です

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 ドイツ・ベルリン発日本語フリーペーパーのTAKEN(テイクン)。最新号の14号が出ました。ベルリンをはじめ、デュッセルドルフ、ハンブルク、フランクフルト、ミュンヘンの日本関係のお店で手に入ります。または、ウェブでもご覧いただけます。こちらをクリック!

 今回の特集は「自分の城をつくる」。DIYの実例や、在ドイツ日本人家具アーティストの作品を紹介しています。
 最近、初めて会った方から、「テイクン知ってます」「読んでます」と言われることが多くて、うれしい限り。自己満足じゃ意味がない。みなさんに読んでいただけてこそ、やっている意味があると思っています。
 これからもよろしくお願いします。

耳に虫が入った

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 このタイトルを見て笑った人、これは冗談じゃなくマジ災難だから。
 深夜爆睡中に、突然ガサガサという音で目が覚めた。左耳だけゴソゴソ、ガサガサいっている。すぐに虫だとわかって、頭を思いっきり振っても全然出てこないどころか、よけいにガサガサする。
 これはちょっと対応策をグーグルで調べたほうがいいだろうと思い、パソコンをつける。「虫」「耳」「入る」とキーワードを入れると、すぐにいろんな方法が出てきた。耳の中に油を注いで虫を殺すとか、すぐ耳鼻科にいって取ってもらえ、とか。でも耳鼻科ったって、こんな深夜3時半にどうしたらいいんだ、救急車でも呼ぶのか、と思っていると、「耳を懐中電灯で照らせ」というのが出てきた。
 それはナイスアイデア。急いでやってみたけど、なかなか出てこず、相変わらずガサガサいうばかり。その間に頭を振ったり、叩いてみたりしたけど全然ダメ。
 そんなことを30分ばかり繰り返しているうちに、ふいに音がしなくなった。ランプを見てみると、その下に細長い、羽のついた虫が転がっている。こいつだったのか? でも出たところを見てないのでいまいち不安が残る。やっぱり明日にでもちゃんと耳鼻科に行ってみようか、と思いつつ、その後なんでもないので結局行っていない。

 でも、虫って本当に耳の穴なんかに入るんだね。それ以来、私は虫が飛んでいるのを見ると必ず退治している。あの災難はもうごめん。私はわりとすぐに出たからよかったけど、あれで出なかったら翌日までずっとあのガサガサ状態でいなくてはならなかったのかも。もう二度とやだ。耳カバーでもして寝るか。

一人旅熱

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 嵐のようにいろんな仕事が重なった7月。せっかく日本から家族が来てくれたのに、夜になってパソコンの前で格闘してて申し訳なかったし、自分もちっとも夏休みをとった気にならなかった。
 まあ、もともとフリーになってからは、夏休みをとりますと宣言したことはないけどさ。宣言して仕事が来なくなるのは困るし、宣言しなくても仕事がなくて自然と休業状態に陥ることもあるもんね。ま、要するに貧乏性なのさ。

 ところで、パリに行った時に急に一人旅がしたくてたまらなくなった。考えてみたらもう何年もしていないんじゃないか、一人旅。ありがたいことに、最近はいつも誰かと一緒。だからこそ、贅沢なようだけど一人旅がしてみたい。
 でも、1人だと行き先を考えないと。妙に田舎に行っちゃうと間がもたない。1人でもまぎれていられる都会がいいかな。なんて、考えてるだけで終わっちゃうかもしれないが。

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 パリの次に行ったのがストラスブール。ここはフランスのアルザス地域で、フランス領とドイツ領を行き来した街。『最後の授業』という話を知ってるかな。明日からここはドイツ領になるので、フランス語の授業は今日で最後です、というお話。あの舞台になったところ。
 だから私から見れば建物や言葉など、かなりドイツっぽい。この街にいながら、人々がフランス語を話しているのが、なんかとても不思議な気がした。
 ただし、一部の単語はかなりドイツ語っぽい響き。地元のアルザス語なら、ドイツ語で話してもかなり通じ合えると思う。

 食事などもドイツ色が非常に濃い。ドイツ名物のザウアークラウトもここではシュークルートと名前を変え、やはり名物料理になっている。ビールもよく飲まれる。

 地元の人を知らないのでなんとも言えないけど、ここの人たちは意識としてはアルザス人なのかもしれない。フランスでもドイツでもなく。

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 フランスを旅行していて思うのは、食に対する思い入れの違い。パリのレストランで食べた料理はうまかった。パリ在住の友人のおすすめレストランだったせいもあると思うけど、ひと口食べた瞬間に「あ、おいしい」と思ったもん。それに、フラッと入った別のイタリアンレストランで食べたパスタも非常においしかった。こういう感覚は、ドイツでは感じたことがない。
 私はもうドイツにいるんだけど(まだベルリンには戻っていない)、数日ぶりにドイツで食事をして、「あー、ドイツってこうだよねー」と思った。味付けは塩、コショウ程度。だしのうまみとかいうものがない。塩の味付けは単純でわかりやすいんだけど、味に深みはない。ビールをがぶ飲みする味。

 でも、ひとつだけドイツのほうがおいしいと思ったものがある。それは、イタリアンジェラート。フランスでも数ヵ所でアイスを食べたけど、私にはこってりしすぎていてなじめなかった。しかも高い。シングル2ユーロぐらいした。いくらなんでも高すぎる。
 ドイツに戻ってきてシングル70セントの表示を見て、これが適正だと思った。なによりおいしかった。さっぱりしていて、素材の味がしっかりあって、おいしい。ヨーロッパを旅行されるみなさん、ドイツではイタリアンジェラートをおすすめします。

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 きのう7月14日はフランスの革命記念日だった。別にこの日を狙ってパリに来たわけではないけど、夜に花火のイベントが見られたのはよかった。
 日本では、花火は夏のもの。でもドイツでは夏に花火大会はない。花火が上がるのは大晦日くらい。花火好きの私には、それがちょっと物足りなかった。
 もっとも、きのう見た花火もずいぶん遠くからだったから、腹に響く感じはなかったが。

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 相変わらず毎日降り続ける雨。いつからベルリンには梅雨という時期ができたんだと思う。今日だって綿のコートの下に2枚も着て、これって7月の格好じゃないよね。

 このままだと確実に鬱が入りそう、いやもう半分入ってる......と思っていたら、どうやら今週の土曜から気温が30度越えになるみたいじゃないの。でも私、明日からベルリンを離れるんだよなー。まあ、行く先はたぶん、ベルリンよりはあったかいとは思うけど。

ところ変われば

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 ブリュッセル(ベルギーフランス語圏)で昼食時に入ったカフェで、飲み物を注文した。そのときはたまたま私ひとりだったので、とりあえずわかりやすいものを頼もうと、「カフェオレ」といった。そして、出てきたのが写真の飲み物。下から、温かいミルク、エスプレッソ、そして温かいフォームドミルクの層。
 そうしたら後からやって来たコーディネーターさんが私の飲み物を見て、「それ、何ていいました?」と聞くのだ。カフェオレです、と私がいうと、「それ、ここではロシアコーヒーっていうんですよ」と、ベルギー在住歴の長いコーディネーターさん。

 正式にはカフェ・ルスとかいう発音だったと思うけど(定かでない)、なんでこれがロシアコーヒーになるのか不思議。カフェオレというのは、エスプレッソにミルクがついてくる別の飲み物らしい。私が日本人だから、きっとこのロシアコーヒーのことをいっているのだろうと店員さんが気を利かせて持ってきたようだ。

 これ、ドイツだったらラテ・マキアートと呼ぶだろうね。ただ、ドイツではもっとサイズが大きい。200ミリリットルぐらいの大きさのグラスに入ってくる。
 コーヒーひとつ取ってみても、まったくの異文化だ。お隣の国なのにね。

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 ベルギーに行ってきた。今回の仕事はお花屋さん取材だったので、取材先でうまい食べ物にありつくことはできず。しかし、夕飯は毎回文句なくうまかった。ベルギービールは無論、毎晩堪能した。
 いろんなお花屋さんを見ていると、この国がいかに金持ちかがわかる。高級感あふれる巨大な花器、茎の長い大輪のバラ。特にアントワープの花屋。
 ベルギーにはこういうのを買うお客さんがいるってことでしょ。こんな高いもの、ベルリンじゃそうそう売ってないよ。いったいベルリンにいる何人が、こんなものを買えるというのか。

 ところでベルギーは、異なる民族から成る国だということが今回実感できて、非常におもしろかった。フランス語圏の南部とフラマン語(ほぼオランダ語といっていい?)圏の北部に真っ二つに分かれ、人種も文化もまったく違う。聞くところによると、国営テレビ局もこの2つの言語によって完全に分かれているそうだ。こういう状態で、よく一国としてやっていけるよなと思う。
 しかし、日本も琉球やアイヌの存在などを考えれば似たようなものか。でも、現代日本に生きていると、こういう状況はちょっと想像しにくい。いろんな世界を見ることは、新しいことを考えさせてくれる。だから旅行っておもしろい。

ベルギーへ

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 これからベルギーに行くのだが、その前に終わらすべき仕事が、どうにもこうにもエンドレス。出張は大変だけど、楽しみ。うまいもん食べたい。しかし、その前に仕事が......。うあぁぁぁ。

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