2008年5月アーカイブ

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 今年2月に「ドイツに行ってきた」と書きましたが、その取材記事が載ったムック「ベーカリーブック vol.2」(柴田書店)が発売になりました!
 日本全国のパン屋さんと人気パンがわんさ、わんさと載っていて、パン好きにはたまりませんよ〜。
 さらに海外編ではドイツとフランスのパン屋さんが紹介されています。

 ドイツのパン屋さんはベルリンではなく、食にこだわりのあるバーデン・ヴュルデンべルク州の店を取材。ドイツは地方色が豊かなので、ベルリンはお目にかかれないパンもたくさんありました。
 さらに、紹介した店は「ドイツのパン屋の現実を知ってほしい」という、今回の取材をコーディネートしてくださったパンマイスターの新原さんのおすすめで、あえて大規模な店もチョイス。
 支店が100を越える店も取材したので、当然製造現場は機械がたくさん並ぶ工場。こういう光景を見るとすぐに「機械任せのパンなんてよくない」と思われそうだけど、こういうやり方でも高品質のパンを作ることはできるのです。小さいからいい、大きいのはだめ、という決めつけはしてほしくない、という新原さんの意見には賛成です。

 ということで、日本のみなさま、書店でお求めください!

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 友人が今月上旬に、和雑貨のお店をオープンした。私はちょうどそのとき日本にいたのでオープニングには行けず、「どうしてるかな〜」とずっと気になっていたのだけど、ようやく今日見に行けた!

 まず、お店全体の雰囲気がとっても素敵。和風なんだけど、コテコテじゃない。モダンな和。聞けば店の什器はオーナー自らが手作りしたんだそうな。

 そして、商品もお店の雰囲気同様、モダンな和。日本の若い作家たちの作品を集めているそうで、それがすごくいい。これまで日本グッズの店というと、着物やアニメ関連商品みたいな、ステレオタイプの店ばっかりだった。そういうコテコテの商品は、自分の感覚とはかけ離れててイヤだった。

 でもここの商品はまったく違う。とにかく美しい。そのセンス、デザインに共感する。これが自分たちの世代のリアルな感覚だと思う。この感覚がドイツ人にも受け入れられてほしい。
 商品は陶磁器や布小物など。お値段も手ごろ。みんな、見てみて。

oto
Lychener Str.50, 10437 Berlin(「ささや」さんのお隣です)
030-54 73 06 41
www.oto-berlin.info/
Mo.-Fr. 12-20 Uhr
Sa. 10-18 Uhr

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 ベルリンで評判になっている歌舞伎公演。私もこの機会を逃すまいと観に行ってきた。だって、中村勘三郎一座がやってきてるんだよ。これは行くしかないでしょうが。
 演目は夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)。日本では文楽で見たことがあるけど、歌舞伎ははじめて。
 しかもこの公演の前に、すでにこの演目を日本やニューヨークで演出している串田和美さんのご本『串田戯場』(ブロンズ新社)を読んでいたので、どんな演出がされているのか、とっても楽しみだった。

 で、観はじめるとこれがどんどん芝居に引き込まれる。涙ぐんだり、ニヤニヤしたり。設定が夏祭だから、お囃子や鳴り物も聞こえてくる。まずい、この音、阿波踊りを思い出す。「血湧き肉躍る」とはまさにこのこと。鳴り物を聞くとじっとしていられなくなるし、涙が出てくる。これはもう、私の場合、条件反射。

 そんなふうに、ひたすら純粋に楽しんだ。だから演出についてとか、むずかしい感想はなし。
 そうそう、一つだけ。歌舞伎役者というのは、なんであんなにセクシーなんだ? あのキリリとした色気は西洋人の男には絶対真似できないな。日本男児はみんな歌舞伎の格好をすればいいんじゃないのか? そしたらみんなセクシーだぞ。

黄色の帯

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 ベルリン郊外まで出かける用ができて、車でアウトバーンを走っていたら(とはいえ私は運転していない)、道の両脇に黄色い一帯が現れた。聞いてみたら、菜の花畑だとか。
 こんなにたくさん菜の花を植えて、きれいだけど、何のために?と思ったら、どうやら非食物の畑を持つ農家はそれによりお金がもらえるらしい。EU内は食物生産が過剰気味であるため、これ以上生産を増やさないための対策らしい。
 しかも菜の花はディーゼルの原料になるとか。つまり、菜の花農家は非食物栽培によるお金と菜の花の売り上げで二重にもうかるというあんばい。
 道の両脇に広がる黄色の帯。やけに続くと思ったら、そういうおいしい話だったわけね。

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 ベルリンに戻ってきたら、私がいない間にすっかり初夏になっていた。私が出発するときはまだ寒かったのに、帰ってきたらいきなり緑が茂り、夏になっている。1ヵ月という時間は、何かが変化するのに十分な長さなのだと痛感した。

 日ものびている。今は夜の8時半頃まで明るい。昼と夜の境目が曖昧になる。

 すごくまれだが、何かを「わかった」と思うときがある。
 去年の夏に仕事でベルギーに行ったとき、初めてルネ・マグリットの絵がわかった気がした。「光の帝国」というタイトルらしい、構図の下半分にあたる家の周りが夜なのに、上半分の空は青空の絵。
 ベルギーの夏の夕暮れを見ていたら、あの絵はシュールでもなんでもなくて、いま私が見ている風景そのままじゃないかと思った。急にすごく納得した。

 ちょうどいまのベルリンもそう。下が夜で、上が昼。
 でもベルギーに行く前から私はベルリンで、この、どっちつかずの時間を知っていたはずなのに、ベルギーで急にわかったのはなぜなのか。やっぱり、マグリットがベルギー人だからなのか。

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 帰ります。
 この前新宿南口の改札で待ち合わせしたら、あまりの人の多さに会えないかと思った。「ルミネ2の階段の下」とか「真ん中の柱のふもと」とか言わないと無理っぽい。GWの始まりだったとはいえ、やっぱり人が多いよね〜。
 そういうのがしんどくなったので、ガラガラのベルリンへ帰ります。
 今回会ってくださったみなさま、どうもありがとうございました。ベルリンのみなさん、もうすぐ会いましょう。

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 明日(もう今日)は健康診断だよ。
 4月上旬に日本に帰ってきて以来、私はもぼ毎晩のように飲んでいる。ベルリンではこの半年間、アルコールとはほとんど無縁だったのに。
 そんな状態で健康診断を受けるとは、ちょっとアンフェアじゃないか? 今の状態は本当の私の生活じゃないんだぞ。

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