2008年4月アーカイブ

 なんでソウルの仁川空港にいるカップルって、みんなペアルックなの?

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 初めて韓国にやってきた。お隣の国でありながら、これまで韓国に来たことはなかった。それはなんというか、歴史的背景から韓国に対して常に申し訳ないような思いがあり、積極的に旅行する気になれなかったから。
 しかし、そうこうしているうちに韓流ブームが訪れ、みんな気軽に韓国に旅行する時代になってしまった。なので、私ももうそろそろいいのではないかと思い、今回の一時帰国を利用して初めて韓国を旅行することにした。

 ソウルに着いて空港に降り立つと、そこは成田とほとんど同じ雰囲気。入国の際、自分が外国人のブースに並ぶのに違和感を覚えたほど。ソウル市街へ着いても、街並みや人の様子がほとんど一緒。

 これまで私は、自分は日本人と韓国人は大体見分けられると思っていたけれど、ここへきてすっかり自信がなくなった。
 どうも私は、顔の識別能力が低いらしいということが、最近薄々明らかになってきている。たとえば、同じ人でも髪型やメイクが変わると、もうわからない。映画に出てくる白人の俳優の区別がつかない。そんな感じ。
 だから、韓国人らしい特徴があるからなんとなく見分けがつくだろうと人から言われても、私にはそれがまったくわからないのだ。明らかにメイクや服装が日本人と違えば私でもわかるけど、そうでなければお手上げだ。

 こんなふうに、私にとっては外国とは思えないほど表面的に似ている韓国だけど、違和感があるとすればそれはハングル文字。韓国語の知識がゼロの私には、当然ながら書いてある内容が本当にまーったくわからない。
 しかも、「ありがとう」とか「こんにちは」といった超基本の言葉は前から知っているのに、いざ使う場面になるとこれがとんと出てこない。それどころか韓国語ではなく、なぜかフランス語が出てきそうになる。どうやら"自分がよく知らない外国語"ということで、脳がフランス語をつむぎだすようだ。

 こんなんでどうなるのか、この旅行。

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 日本に帰ってきたらゴミの分別方法が変わっていた。4月からペットボトルと「プラ」表示があるプラスチックゴミ、その他のプラスチックというふうに分けることになったらしい。それで「プラ」表示のないプラスチックは可燃ゴミ扱いになるそうだ。

 そうやって分け始めると、ほとんどのゴミは「プラ」表示。納豆のパック、ペットボトルのラベル、お菓子の袋、み~んな「プラ」。「プラ」は製品を買うと自動的についてきてしまうから、避けることはほぼ不可能。
 この「プラ」は資源扱いらしいので、回収してもらうことで新たに生まれ変わるんだろうけど、それにしてもその量のすごさにちょっとびっくり。
 でもベルリンでもいちばん多いゴミはグリューネプンクト(製品パッケージ)だから、まあどこでも一緒か。

もう東京

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 成田からリムジンバスに乗って帰ってくるときに改めて思ったのは「東京は水の都市だよなあ」ということ。自分の住んでいるところにはあんまり水はないので意識していなかったけど、こういう広がった風景もある。そういえば江戸前寿司も、海があるからこそできるんだし。
 ベルリンも水の都市といえるけど、海じゃないから江戸前寿司は無理か。

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 この映画、どうしても観たかったんだ。とてもいいと聞いていたし、なんといってもタイトルに「hanami」とついているから。この前ベルリンで桜を見たけど、日本で見るのとは違うし、映画の中で日本の花見を体験したかった。ちなみにこれは、れっきとしたドイツ映画。

 夫婦の愛情と死がテーマで、舞台は南ドイツの小さな村からベルリン、東京、富士山麓へと移っていく。話がエモーショナルな上に、桜や富士山といった日本人の魂を揺さぶるものが出てくるものだから、最初の方から泣きっぱなし。富士山が見えるシーンでは、嗚咽がもれてかなりまずい状態になっていた。

 私はこれから数時間後にベルリンを飛び立ち、明日にはもう日本にいる。東京ではもう映画のような桜は見られないだろうけど、今年は映画館の中で感情を使い果たした。

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 小雨が降るなか、早起きして近郊へ遠足。いや、仕事だって、仕事。
 ちょうどこのあたりへやってきたコウノトリや、木々を走り回るリスを見る。コウノトリがこのあたりまで北上してくるのは、去年よりも早いようだ。2月に暖かかったせいなのか。

 しかし、天気も悪く寒い日にこんな場所に来る物好きはほかにいなかった。ここがどこだかは、NHKラジオ『まいにちドイツ語』で、きっとそのうちに出てきます。

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