2006年7月アーカイブ

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 今日ひさびさにFlohmarkt(フローマルクト=蚤の市)に行ったら、出会ってしまったわー、好みの椅子に。
 私がこれまで使っている椅子は、友人からのもらい物。実用的には十分なんだけど、もうちょっと好みのものがほしいと思っていた。そこへきて、この椅子。しかも20ユーロで許容額。即決した。

 今度はテーブルを買ったときと違って、一人でも家までラクラク持って帰れた。部屋に置いてみたら、以前やっぱり同じFlohmarktで買った北欧テイストのテーブルにもよく合う。満足。

 こうして好きなものが増えていくのって、うれしい。

遅ればせながらご紹介

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 ベルリンのビオ(オーガニック)のパン屋さん4軒をご紹介した「cafe sweets」vol.65が発売になっています。
 今回は1冊まるごと天然酵母のパン特集。日本全国&パリの天然酵母のパン屋さんがたくさん紹介されていて、パン好きには見逃せない内容です。来月5日には新しい号が発売になってしまうので、ご覧になりたい方は今すぐ書店へ! 店頭にない場合はお店で注文もできます。以上、お知らせでした。

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 夏ならではの楽しみといえばfreiluftkino(フライルフトキノ)。オープンエアの映画のことで、ベルリンでは数箇所ある。
 この前は、シャルロッテンブルク宮殿前のfreiluftkinoに行ってきた。宮殿前の広場にスクリーンがあって、そこにお客が椅子を適当な場所に置いて観る仕組み。椅子はよく海辺とかにあるデッキチェア。会場に置いてあるので、それを自分で組み立てる。

 このデッキチェアが、平らな会場でもみんながちゃんとスクリーンを観られるポイントだと見た。体を曲げることで目線が上になるから、段差がない広場でも前の人の頭が邪魔にならないのよね。

 肝心の映画の内容は、なんだかわからない点が多いのでいまひとつ。やっぱりドイツ語で観るのは難しいね。日本語のようにはいかないよ。ドラマに酔うのはまだまだだな。

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 いやー、今年の夏は本当にいいね! 連日30度を優に超す暑さ。照りつける太陽。日本はまだ梅雨が明けてないんだってー? なんて書くと怒られそうだけど、ベルリンでこんなに暑い夏はめったにないので、勘弁して頂戴! なんか私、テンション上がってるな。

 もう、毎日ビールにアイスと、夏満喫よ。でも、本当に夏を楽しむなら、やっぱり泳ぎでしょ。湖に行ってひと泳ぎ。これがベルリンの夏だ!

 ベルリンには湖が多い。ちょっと電車で30分も揺られりゃあ、そこはもう湖よ。そこでバチャバチャと泳ぐわけ。
 今日も湖に行ってきた。私は泳ぎは得意じゃないし、正直いって水はあんまりきれいとはいえないので、できれば顔はつけたくない。そこで、浮き輪を持って水面に浮かんでいたら、どこからか子どもが寄ってきて「それって子どもが使うんだよ~」とか言い放っていった。生意気なガキめ。いいんだよ、私は身長的には子どもなんだから。

 海の家などは普通はない。なので、行くときは服の下に水着をつけていき、帰りは水着が乾いたところで服を着て水着を脱ぐ&下着をつける。もちろん浜辺で(といっても砂地はほとんどなく、芝生だったりする)。それが普通だから、周りの視線とかも感じない。いいんだか、悪いんだか。

 今はまだ9時過ぎまで明るいから、夕方から出かけても全然余裕。この前なんか7時ごろから繰り出して、2時間ぐらいゆっくりした。昼間の水辺もいいけど、夕暮れどき(今なら9時過ぎだ)に泳ぐのも気持ちがいいのよ。沈んでいく太陽で、空が赤く染まって、水面はきらめいて。

 で、泳いだ後はビアガーデンでビールをクッと。
 いやー、今年の夏は最高だー!

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 それと(一応前回のデュッセルシリーズの続きなので)、デュッセルで絶対はずせないのがアルトビアね。ドイツでは各都市にご当地ビールがある。デュッセルドルフはアルトビアで、これは国内的にも有名。でもベルリンじゃ飲めるところを知らない。

 このアルトビアの醸造所が、デュッセルのアルトシュタット(旧市街)にいくつかある。こういうところでグーッと立ち飲みするのがうまい。

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 連日暑かったデュッセルドルフで、食べたものといえばアイス。アイスといえばここ"Pia Eis"。この店、デュッセルで知らない人はいないはず。とにかくお客さんが絶えることがない。この通りを通る人の70パーセントは、ここでアイスを買っているんじゃないの? 私は3日間連続で通っちゃったよ。

 おいしいのはもちろん、安くて大きいのに驚愕。物価の安いベルリンだって、アイスはシングルで最低60セントはするのに、なんとここでは50セント。しかも写真を見て! も~、これでもかのてんこ盛り。
 デュッセルドルフに行ったら、なにはなくとも、まず直行!

Pia Eis
Kasernen Str.1
40213 Duesseldorf

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 デュッセルドルフは暑いな~と思っていたら、ベルリンも暑かったのね。連日最高気温が35、36度。一瞬、日本かなーと勘違いするほどの暑さ。夏のドイツで汗ばんだのなんて、久しぶり。
 それでも日本の夏に比べればはるかに湿度は低いし、過ごしやすい。私は夏が好きだから、この暑さがうれしい。

 さて、デュッセルに何をしに行っていたのかというと、実は以前創刊したフリーペーパー"TAKEN(テイクン)"の広告掲載のお願いだったのだ。早く言えば、広告営業。続けていくのに資金は必要だし、広告主の方々にも、有効な広告媒体として役立てていただきたいもの。
 最近2号目が刷り上ったのをきっかけに、日本人の多いデュッセルドルフはきっと需要があるだろうということで、ドイツの東端にあるベルリンから西の端まではるばる出かけたのだった。

 もちろんデュッセルドルフでも"TAKEN"は読めます。日本食品店などに置かせていただいているので、お近くにお住まいの方はぜひご覧ください。

 さらに!インターネットでも読めるようになりました。これなら日本だろうが、どこだろうが関係ないでしょ。日本の方も読んでみてください。
URLはここです。
http://www.smartdeli.de/project/taken

 これからも、どんどん面白く、充実させていきますので、みなさんどうかよろしくお願いします。

デュッセル暑かった

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 デュッセルドルフから帰ってきた。いやー、暑かったわ、デュッセル。36度ぐらいあったらしい。ベルリンも暑かったんだろうけど、デュッセルのほうがちょっと湿気がある感じ。といっても日本の比ではないけれど。
 もう、疲れてこれ以上書けないので、また今度。

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 今週ベルリンはファッションウィーク。ファッション関係のメッセが、あちこちで同時に開かれている。
 私はその中でも規模の大きい、ブレッド&バターというメッセに足を運んできた。日本の服飾関係の会社の方とご一緒したので、業界の内情というのもわかっておもしろかった。
 ベルリンのファッションて、日本にいる人には「?」って思われるかもしれないけど、けっこうかわいいのがある。まだまだ日本に知られていないブランド、たくさんあるのよ。

 今日はこのほかにも、2年間の中止期間を経てラブパレードが復活したり、恒例ゲイ&レズビアンフェスティバルが開かれたりと、ベルリンの街はイベント尽くしだった。

 さて、明日から私はデュッセルドルフへ参ります。もしかしたら、その間更新ができないかもしれませんが、ベルリンに帰ってきたらまた書くので、チェックしてみてください。

おすすめビアガーデン

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 連日天気がよくて、ビールがうまい。飲みすぎるとアトピーが悪化するのがわかっていても、誘われれば断らない私。気づけば連日飲んでいる。

 ビールといえば、ビアガーデン。私のおすすめは以前別のブログにも書いたけど、自家製ビールが飲めるESCHENBRAEU(エッシェンブロイ)。ここのビールはうまい。ピルスはクセがなくて、すっきりしている。醸造所はガーデンからも見られるから楽しいよ。

ESCHENBRAEU
Trift Str.67
13353 Berlin

結局行かずじまい

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 ワールドカップ期間中のメリットのひとつは、一部のスーパーで営業時間の延長や、日曜日の営業があったことだ。ドイツでは、飲食店などを除き、日曜日は店は休み。閉店法というのがあって、日曜日は閉めることになっているから。

 ワールドカップ開催前は「これで日曜日も買い物ができる。助かった」と思っていたけれど、結局一度も日曜日に行かなかった。きっと、日曜に買い物をしないという生活習慣が、私の中でできてしまっているんだろう。

 日本にいたときは、平日はびっしり働いていたから(会社員時代)、24時間営業のコンビニやスーパーの存在がありがたかった。でも、ベルリンでは日本ほど働かなくても、物価が安いからなんとか生きていける。そんなだから、スーパーが開いている時間にゆうゆうと行けるのよね。一度ぐらい、日曜日にスーパーで買い物するのも、貴重な体験でよかったのかもしれないけど。

悲しい結末

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 1ヵ月に及んだワールドカップが終わった。
 私としては、悲しい終わり方だった。まず、優勝がPK戦で決まるというのがなんとなくすっきりしないし、それに何よりジダン......。なぜあんなことになってしまったんだろう。極限状態で戦っていたのだろうから、一般人には想像もつかない精神状態なんだろうけど、これが最後のプレイだったのに......。あんなことさえしなければ、有終の美を飾れたのに。
 悲しくて、残念な最後だった。

大団円

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 8日にワールドカップの3位決定戦があって、これが今大会最後の試合となるドイツでは、応援にも力が入っていたようだった。
 3位決定戦というのは、たいがいどこの国でも力を入れないらしい。一流選手は次期に備えなくてはいけないから、優勝を争うのでない限りは出ないようだ。
 ドイツもやはり、控えだった選手が多数出場。相手国のポルトガルも似たような状況のよう。
 試合は3対1でドイツが勝って、みんなうれしそうだった。試合が終わったとたんに爆竹鳴りまくり、クラクションを鳴らした車が走りまくり。

 私としては、ドイツは優勝するよりも3位に落ち着いて、かえってよかったんじゃないかと思う。優勝したらそれに満足しちゃってさらなる努力を怠りそうだし、何より国全体が大騒ぎになりそうで恐い。
 ということで、本日の決勝を待たずに、2006年ワールドカップドイツ大会は私の中でハッピーエンドを迎えたのだった。

BERLIN-TOKYO TOKYO-BERLIN

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 東京にいる人は行ったかな、森美術館で開かれていた「ベルリン‐東京 東京‐ベルリン」展。ベルリンでも6月7日からスタートした。この前、ようやく私も観にいった。
 場所はNeue Nationalgalerie。ここ、本当に広いから、ちゃんと見ようと思ったら3時間はとっておいたほうがいい。木曜日は午後10時まで空いてるから、いいかもね。

 ところで、今日って七夕だったのね。日本にいる友だちのブログを見て思い出した。天の川は見られたのかな。こっちにいると、日本の行事や祝日に疎くなる。

ひとまず

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 ワールドカップ準決勝。ドイツ対イタリアのこの日は、統計的に見たらドイツに有利だったらしい。会場のドルトムントでは、ドイツは負けたことがないとか、ワールドカップでドイツが開催国になったときは常にドイツが優勝しているとか。とはいえ、ドイツはイタリアに勝ったことがないというデータもあったらしい(どれも裏を取っていないので、違ってたらごめんなさい)。
 結局今回は後者のデータが強かったというわけだ。

 ドイツが負けて、悲しむ人々の姿がテレビに映し出されていたけれど、これまでドイツチームは国民の期待に十分応える活躍をしてきたのでは。クリンスマン監督の続投を望む声もあったし。

 ドイツ的にはひとまず終わったけど、まだ3位決定戦も残っているし、開催国としての役割も残っている。
 それにしても、私もサッカーファンでもないくせに、けっこうよく見てるよな。

ピクニック日和

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 最近ずーっといい天気。今年の夏はいいねー。
 この時期を逃すまいと、先週立て続けにピクニックに行った。スーパーで飲み物を調達して、お弁当を持って、午後からゆるゆると繰り出す。夕方ごろからでかけても、夜の10時近くまで明るいから、のんびりできていい。
 おすすめスポットは水辺。ベルリンの中心にはシュプレー川や運河が流れているから、遠出しなくてもすぐに水辺にたどり着ける。

 東京だとピクニックとかいっても、どこに行けばいいの?って感じ。井の頭公園とかじゃあ、いまいち雰囲気出ないしねえ。ベルリンのこういう環境が好き。

100年前の授業

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 土曜日に、知人のお子さんが通っている学校の学園祭に連れて行ってもらった。クラス単位で模擬店を出したり、出し物をしたりと、いわゆる日本でいう文化祭。
 その学校は、ちょうど今年で100周年ということで、100年をテーマにした企画がいろいろあった。

 そのひとつが"100年前の授業"というもの。教室に入ると、生徒たちがみんなクラシックな格好をしている。ほどなく先生が登場。これまた黒い燕尾服みたいな、クラシックないでたち。
 まず最初に出席をとる。生徒が端から手を上げて「イチ、ニ、サン......」と、次々に数字をいっていく。全員が言い終わったあと、先生が「誰がいない?」と問いかけ、みんなが答えていた。
 次に、先生のギターの伴奏で歌を歌う。それから地理。当時の地図を広げ、街の場所を答えさせたりしていた。最後に書き方。当時のアルファベットを、先生がa からz まで板書して、それを生徒も書くというもの。もちろん100年前だから、まだ万年筆(現在は万年筆を使う。鉛筆じゃない)なんてものがあろうはずもなく、インク瓶とペンを使っていた。
 ところが、当時のアルファベット、xとyがない。もともとドイツ語にはこのふたつを使う単語がなかったから、不要だったらしい。ということは、100年前だったら、私の名前はアルファベットでは書けなかったということだな。

 全体的に、当時のほうが先生が威厳があったし、厳しそう。先生にとっては100年前に戻りたいってとこかな。

(ここからは7月5日付の訂正です)
 上記記事で、"昔のアルファベットにx とy がない"と書きましたが、それは間違いでした。
 x とy も存在しますが、ドイツ語ではほとんど使われないため、先生が板書したときにこの二つの文字をとばしたようです。
 昔のアルファベットについてはこちらをご覧ください。
http://www.suetterlinschrift.de/Lese/Sutterlin0.htm
 お詫びして訂正します。

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