2007年11月アーカイブ

親切に助けられる

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 知り合いのお宅を訪問するので、ちょっと花一輪でも手土産にと思い、花屋に入った。私が選んだバラ一輪とグリーンをお店の人が包んでくれて、さあ会計。
 「2ユーロです」と言われ、カバンの中の財布を取り出そうとしたら......、どこにもない。財布が。

 そうだった。さっきスーパーで買い物したときに、財布を買い物バッグに入れたまま、いつものカバンに戻すのを忘れてた。花ももう包んでもらっちゃったのにどうしよう。

 ごめんなさい、財布を忘れたので買えません、と言うと、怒られるどころか「盗られたんじゃない? 落ち着いて考えてみて」と私のことを心配してくれたのだった。買い物バッグに入れっぱなしだったことを話すと、「家が近いなら、明日払ってくれればいいわよ」と、そのまま花の包みを差し出してくれたのだ。
 それなら私の名刺を置いていくと言っても「いいの、いいの。明日持ってきてくれれば。私がいなければ同僚に渡しておいて」と、店の人。

 結局私は、その花を持って知人宅に行けたのだった。お店の人の親切に本当に助けられた。花をそのままくれたのもうれしかったし、私の財布のことをまず心配してくれたのもうれしかった。

 このお店は、ベルリン・ミッテ地区のRosenthalerplatz駅の近くにあるお花屋さん。この駅のすぐ近くにCircusという人気のホステルがあるけど、そこの1階にある小さなお店。

 明日お金を持っていこう。何かお礼も添えて。

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 もう、タイトルどおりよ。だいたい私はシュトーレンってあんまり好きじゃないんだけどさあ、これはマジうまかった。本当に、こんなにうまいシュトーレン、食べたことないよ。
 あ、シュトーレンっていうのはドイツの伝統的なクリスマス菓子で、イーストが入ったパンっぽい生地に、ドライフルーツやナッツが詰まった、ずっしりと重いお菓子のこと。
 日本ではクリスマスイブとかに生クリームのケーキを食べたりするけど、ドイツでは12月に入る頃から、シュトーレンのような日持ちのするお菓子を、薄くスライスして何日もかけて食べていくのが伝統なの。

 このシュトーレンはプレゼントとしていただいたのだが、すっごい大きな塊だったので(1キロぐらいあるか?)最初は友だちにおすそわけしながら食べていたんだが、あまりにおいしいんでそのうち独り占めしたくなり、途中からは一人で食べることにした。でも、もうすぐ終わっちゃう。それで、なんと追加注文しちゃったよ。

 これを見て「私も食べたい!」と思った方、このお店はベルリンではなくて、実は遠く離れたバーデン・ヴュルテンベルク州にあるんです。直接行くのが無理な方は、郵送代を払えば送ってもらえるかも。詳しくは下記のウェブで。

Cafe Becker
http://www.cafe-becker.de/

TAKEN18号出ました

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 今月のTAKENは役に立ちますよ。特集は「病院へ行こう!」。言葉が不自由なドイツにいると医者に行くのがおっくうになりませんか?
 そんなアナタに朗報! 今月のTAKENでは、ドイツ全国「日本語OKのお医者さん」リストが載っています。
 TAKENを置いていただいているいつものお店か、ウェブで読んでください!

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 この前友人が借りた車に便乗してドレスデンに行ってきた。ドレスデンといえば、見所はツヴィンガーとかフランエン教会だと思うけど、それはもう見たことがある。何か目新しいスポットはないものかと思っていたら、たまたまドレスデン行きの前日に、知人からとってもきれいな、歴史のある乳製品の店があると聞いた。

 歴史のある乳製品店ってどんなんだろう、ミルク缶とかが転がっているのかと想像しながら訪れると、これが店内一面タイル張りの宮殿みたいな内装。
 タイル張りったって、風呂場にあるような真っ白いのじゃなくて、なんとビレロイ&ボッホの手描きタイルだってさ。

 そんなお城みたいな店内にはショーケースがあって、中にはチーズが並んでる。その脇にはちょっとした立ち飲みコーナーがあって、チーズセットや飲み物を注文できるようになっている。
 せっかくだから何か特徴的な商品を頼んでみようと思い、ミルクグラッパをグラスで注文。白くて甘いけど、グラッパだからアルコール濃度は高いはず。飲み干したらカーッとのどが熱くなった。

 ドレスデンに初めて行く人はわざわざ行くこともないと思うけど、リピーターなら一度見てみてもいいかもよ。

Dresdner Molkerei Gebrueder Pfund
http://www.pfunds.de/start.htm

もうすぐクリスマス市

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 今週はいろいろあって疲れ果てていたので、更新できなくてすみません。だんだん無理がきかなくなってきた......。無理すべきじゃないだろうけど。

 今月末から、また毎年恒例のクリスマス市がはじまる。あちこちの広場で小屋や遊戯施設が建設中。ジェットコースターとかも。でも組み立て式のジェットコースターとかには乗りたくないなあ。

雪かー

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土曜日、私が家を出た瞬間。空からバラバラと音を立てて白いものが降ってきた。それはすぐに金平糖ぐらいの大きさの真ん丸い粒になった。
 これってヒョウ? と思っているうちに、見る間に道路が真っ白に。
 そして、その後は普通の雪になってしばらくの間降り続けた。

 今日は朝起きてカーテンを開けたら、いきなり雪。

 なんで私はこんなベルリンに戻ってきてしまったんだろう。一瞬本気で後悔した。

オーロラの壁

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 もうすぐやってくるベルリンの壁崩壊の日を記念して、ブランデンブルク門の前に光る壁が出現中。韓国人アーティストの作品らしい。厚手のビニールみたいな素材でできていて、中には発光体が入っている。ところどころにハングル文字も。なんて書いてあるんだかわからないのが残念だった。

 しかしやっぱりベルリンは寒い。ここにいたときは北風に吹かれて、寒くてじっとしていられなかった。うー、これじゃ風邪が治らない。ゴホゴホ。

再びベルリン

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 戻ってきたよ、この暗くて寒いベルリンへ。ただ、覚悟してたほどは寒くなかったな。ちょうど日本の冬と同じくらいか? 
 でも日本を発つ直前に風邪を引いてしまい、帰りのフライトはよどんだ空気のなか、鼻水・鼻づまりでつらかった。それで、成田で買った鼻炎スプレーを乗り継ぎの空港のトイレで使っていたら、隣にいた白人女性から"Are you okay?"と声をかけられた。やさしい。こういう心遣いって、日本には少ないよね。

 そんなわけで、ベルリンに帰ってきたものの、ほぼ丸1日は家で過ごすはめに。ようやく今日から少しずつ始動。

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 何年ぶり、いや何十年ぶりだろう、チンドン屋さんを見たのは。居酒屋のオープンの宣伝だって。周りの人も懐かしかったらしく、おじさんが携帯で写真を撮っていた。ちょっとうれしい、こんな光景。

 日本の風情が感じられたところで、今回の滞在も〆ということで。毎晩の飲み会で肌も荒れてきたことだし、この辺でベルリンに帰ります。今回会えた方、会えなかった方、また今度会いましょう。

無線LAN列島へ

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 ベルリンのカフェでは無線LANをタダで使えるところもけっこうあって、それがセールスポイントになっていたりする。そんな店では、お客の1/3ぐらいが持参したノートパソコンの画面に見入っていることもある。

 日本ではそういう光景を見たことがない。なんでだろうと思ってたら、携帯でなんでもできるからだったんだ。日本なら携帯1台あれば、それで十分。パソコンなんか持たなくたって平気なわけだ。
 ベルリンでは携帯でメールのやり取りをしたり、インターネットにつなげたりなんて、ごく一部の人がやること。私もベルリンの携帯は、sms(ショートメール)と通話でしか使わない。

 そのせいか、無線LANが入る公共スペースはベルリンに比べたら少ないかなという印象だった。
 ただ、iPod touchで行く場所ごとに無線LANが入るかどうかチェックをしている人によると、思ったより入るところが多いらしい。
 iPod touchみたいな、超小型パソコンのような機器が増えれば、無線LANもどんどん発達するかも。その頃になったらiPod touchももっと安くなってそう。そうしたら買いたいなー。外出先でメールチェックできて便利だし。

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