
ベルリンは現在19時を過ぎたところ。まだ31日の大晦日。でも気の早い人たちがあちこちで花火を鳴らしている。
今年もクボマガを読んでくださって、どうもありがとうございました。読んでくださっている方がいらしてくれることが、書き続けていく支えです。本当にどうもありがとう。
ベルリンは現在19時を過ぎたところ。まだ31日の大晦日。でも気の早い人たちがあちこちで花火を鳴らしている。
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そもそもなんでニースに来たかというと「ベルリンから安く飛べて、あったかいところ」という条件にたまたま当てはまったから。別にリッチな気分を求めていたわけではなかったので、さびれた様子を見てもこれはこれでよしと。
ニースからは、カンヌにもモナコにもバスで行けて便利。きのうは国境を越えてイタリアのventimigliaにも行ってきた。地形的には海岸沿いで同じなのに、国境を越えると、人と文化がきっちりと変わるからおもしろい。イタリアに入るとみんな洗濯物を外に干している。言葉も当然イタリア語で、その響きがこちらを陽気な気分にさせてくれる。あと、食事がうまかった。
ニースのレストランは観光客相手の店が多く、どこもピッツェリアばかり。同行者はスパゲティボロネーゼを頼んだところ、ここは30年前の日本のスーパーの食堂かよと思うような、ふにゃふにゃのうどん状のものが出てきてびっくり。日本でもこんなの出す店、もうないんじゃないの? 美食の国、フランスなのによ。
しかしなんでフランスのニースなのに、どこもかしこもピザ&パスタなのかと思ったら、この町は19世紀中ごろまではイタリア領だったということを知った。そのせいなのか、食べ物はイタリアンばかり。しかも不味い&高い。
で、ニースから日帰りで行ったイタリアのventimigliaは、パスタがうまかったんだよ。ボンゴレを頼んだけど、これがうまかった。アサリの出汁がしっかり出てるし、パスタもほどよく茹ってる。やっぱりこうでなくちゃね。
なんか言葉の響きのせいか、イタリアの方が気楽でいられる感じ。イタリア語なんか全然わかんないんだけど、レストランに入っても、なんとなく聞いたことがあるような単語を怪しげに連発するだけでよかったり。「ジェラート」「ミスト?」「あー、ミスト、ミスト」みたいな。
もちろんフランスでも、その怪しげ単語一発会話(会話じゃないか)でけっこういけたりするけど、なんかこう、イタリアだともっとノリでオッケーかなー、って感じで。
太陽は高く、日差しは強い。道にはたわわに実ったオレンジ。ああ、イタリア、ここは南国。オー・ソレ・ミオ。
ニースでした。来る前はなんか優雅なイメージを抱いてたんだけど、来てみたらこの街はけっこうさびれてる。場末の雰囲気が漂ってる。昔はリッチなリゾート地区だったんだろうに、いつからこんなふうになったのか、街が廃れる原因というのは本当にわからない。
城跡をのぼって街を見下ろしたら、この海辺の道路の感じ、ほとんど伊東じゃん。これで温泉があればなー。
さーてここはどこでしょう。
熱海じゃないよ。
「海の向こうのインテリア」コーナーに書かせていただいている『オレンジページインテリア and Home』No.4がただいま発売中! 今回はパーティについて書いています。このコーナーはいつも、パリ、マイアミ、ストックホルムの方たちの記事と一緒に載るんですが、なんかベルリンだけルーズな感じで、街の個性が出てるといえば出てるかな......と。
日本のみなさま、書店でお求めください!
なんかすっかりご無沙汰してしまい、申し訳ない。病気で倒れてたりしてたわけではなく、日焼けサロンに行ったりとか、飲んだりとかしてました。
なんでギャルでもないこの私が日焼けサロンかというと、それは今月下旬に出るTAKEN(テイクン)を見てくれればわかります。初めてやったけど、けっこういいよ、あれ。詳細はTAKENで。乞うご期待。
クリスマスマーケットたけなわ。私も今期ようやく初めてクリスマーケットにいけた。場所はプレンツラウアーベルクのKulturbrauereiで開かれているLucia Lichtermarkt。ここはビール工場の跡地である建物の雰囲気も手伝って、なかなか素敵なのでおすすめ。
おすすめポイントはもうひとつ。ここはフィンランドやスウェーデンの特産物も売っているのだ。そこで私はフィンランド名物、トナカイソーセージを食べた。
なんかこう、とっても味が濃い。おいしかった。でもトナカイの肉と聞くと、なんか申し訳ない気もしちゃう。小屋の隣にトナカイのハクセイが置いてあるし。
豚とか鶏にはそんな気は持たないのに、これって差別かしら。
ここの小屋では焼いた小魚も売っていて、そっちも美味だった。行かれた方、お試しを。
毎年クリスマス時期になって軽く疑問に思っていたこと。この時期、下着の広告が多くない? 下着の広告自体は年中あるけど、この時期のはゴージャスかつセクシーなのが多い気がする。
なんでこのクリスマスに? 日本ならカップルが過ごす日の代名詞だけど、ドイツではクリスマスは家族団らんの時期で、それとセクシー下着っていうのがどうも結びつかないんだけど。いや、仲良し家族の発端はセクシー下着からか?
と思って人に聞いてみたら「クリスマスに男が女にプレゼントするんじゃない?」という意見も。そうなのかなー。にしては、いまいち値段が安いが。
男が女に下着をプレゼントするっていう感覚も、どうもわからん。私だったら贈られたくない。っていうか、サイズ知らないだろ。
本当に早い。もう12月。最近慌しくて、やるべきことが次から次へと押し寄せてくる。それをこなすのに精一杯で、考えが日々のスピードについていけない感じ。
12月に入ったからアドベントカレンダーもめくり始め。これは1枚の絵の中に、12月1日から25日まで各日ごとにめくる場所があるカレンダー。めくるとかわいい絵が現れたり、お菓子が入っていたりする。
子どもたちの楽しみなんだけど、私もこれを買って1枚1枚開けてたら、慌しく過ぎていく毎日をもっと大切に思えるかも。