
今日11月30日は第1アドヴェント。日本語で言うと待降節。日本語の方が意味がわかりにくい気がするな。クリスマスの4週間前の日曜日から始まるもので、アドヴェントになるともうすぐクリスマスが来るという気がしてくる。
町ではもうクリスマス市も始まった。明日から12月だし、もう年の瀬ね。
今日11月30日は第1アドヴェント。日本語で言うと待降節。日本語の方が意味がわかりにくい気がするな。クリスマスの4週間前の日曜日から始まるもので、アドヴェントになるともうすぐクリスマスが来るという気がしてくる。
町ではもうクリスマス市も始まった。明日から12月だし、もう年の瀬ね。
2〜3日前からいきなり冬になった。まだ初めのうちだから我慢できるけど、これが数ヶ月続くときついんだよなあ。どうやってしのぐか。っていっても、どうしようもないんだが。
ちょっとだけお手伝いさせていただいた雑誌『「旬」がまるごと』(ポプラ社)11月号が発売中です。
毎号、ひとつの食材をあらゆる角度から取り上げるこの雑誌。今回の特集は「じゃがいも」です。
そりゃもう、じゃがいもの歴史から品種からレシピ、環境、統計......とにかくどのページも、じゃがいも、じゃがいも、じゃがいも、です。
余談ですが、表紙に大きく「じゃがいも」と書いてあるだけで、なんでこんなにおもしろおかしく感じるのでしょうか。「じゃがいも」という言葉そのものはちっともおかしくないのに、表紙にこの大きさで載っているとなぜかおかしい。なんかウケてしまいます。
ちなみにバックナンバーで特にウケたのは、「まぐろ」と「ねぎ」でした。
「キャベツ」とか「トマト」は別におもしろいとは思わないんです。「さつまいも」もそれほどでも。「じゃがいも」も、「まぐろ」とかと比べれば、そこまでおかしくない感じ。
自分なりの分析では、
1.ひらがな
2.文字数少なめ
の二つの要素が重なると、かなりおもしろく感じるようです。
来月号(11月20日に発売とか、もうすぐ)は「牛肉」です。漢字が並ぶとおもしろいかどうか、まだわかりません。表紙のデザインを見てみたいです。
私はこれまで眠れなくて苦しんだという記憶はないのに、どうしたことか、最近なかなか寝付けない。この前は2時にベッドに入ったのに、一睡もできずにそのまま朝5時。
それで明け方にどうにかこうにか寝たら、起きたら午後1時。びっくりした。身支度してたらもう日没だよ。そしてまた寝付けないという悪循環。このぐうたらぶりが、自分でも嫌になる。
こんなこと今までなかったのに。冬時間になったから、時差ボケ?
最近、旧東ドイツ製品のデザインについて学びたいと思い、それに関する本を買った。そのことを、ふと旧西ドイツ人に話したら
「旧東ドイツデザインと言われていても、実は当時の旧西ドイツ製品をパクッたものが結構ある。それを『東はよかった』なんて言うのはとんでもない」
ってな勢いで、急に激昂したのでびっくり。
いやいや、別に東をすばらしいと思ってるんじゃなくて、単に古い製品を見たときに、東か西かを知りたいだけ。商品知識を得たいだけ、と言っても、どうも相手の気持ちは収まらないらしい。
「東のものがよかったというのは、一種のプロパガンダ。今だって社会主義に戻った方がいいという人はいる」と言う。
じゃあなんで旧東ドイツはなくなったの、それって、社会主義というシステムは無理だったのだと歴史が証明しているじゃないの、と私が言っても、「当時の社会主義の上層部が間違っていたのであって、社会主義そのものが劣っているのではないと主張する人がいる」と、怒りは収まらない様子。
なーんか地雷踏んじゃったな〜、と思ったけど、こういう話題は興味深い。なぜこんなにも激しいリアクションが返ってきたのか。何か嫌な経験でもしているのか。
そして、もし本気で社会主義を復興させたいと思っている人がいるのなら、話を聞いてみたい。なぜそう思うのか。社会主義下で暮らしたことはあるのか。
ベルリンの壁が崩壊して、来年で20年。壁があったことすら知らない人だっている。でも、意識の中での東西の壁は、まだけっこう残っていると感じる。人々の意識の違いを感覚としてつかみたい。
前回、「こんなんで商売が成り立つ」んだよ、というベルリンのアバウトぶりを書いたけど、またまたそんなような体験をした。でも今回は、私にとって大いにメリットがある出来事だった。
それは、友人とカフェにいたときのこと。運ばれてきたラテマキアートについてきたスプーンが、靴べらみたいに先が広がった形で愛らしい。ちょうどその直前まで私は蚤の市を回っていて、物を見る目が買い物モードになっていた。
そんなときに、こんなスプーンを見たもんだから、気になって仕方ない。カフェでスプーンや灰皿がなくなるのは、よく聞く話。このままそっとバッグに入れるか?なんて一瞬魔が差したものの、それはいけない。犯罪だ。
ほしいものは、お金を出して買うもんだ。ここはひとつ正攻法でいこうと、ダメもとで「このスプーン、買いたいんですけど」と、ウェイトレスさんに聞いてみた。
そしたら「あげるわ」って。
えっ、スタッフがそんなこと勝手に言っちゃっていいの? でもそう言うなら、お言葉に甘えてもらっちゃうよと、私は「ありがとう」と返し、素早くそのスプーンをしまったのだった。もちろん感謝の気持ちはチップで表現。
ありがとう、店員さん。ありがとう、アバウトなその対応。店側としてどう思うかはともかく、私はありがたかった。また行っちゃうもんねー。