2009年1月アーカイブ

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 前回、「おおむね復活」とか書いたけど、なんだかずるずると症状が続いていて、全快にはまだまだって感じ。冬場の憂鬱さも手伝って「いったいいつまで寝てればいいの〜?」と、ブルーな気持ちのスパイラルに入りそう。
 でも、体がまだ時間を必要としているんだから、仕方ないか。幸い、あせってやらなきゃいけない事もないんだし、この辺で休めって体が言っているんだろうな。ま、重篤なわけでなし、風邪だからね。

 ところで、つらつらとネットを見ていたら"私にしかできない仕事がしたい"というコピーが飛び込んできた。
 "私にしかできない仕事"ね〜。
 そんなのあんのかなー、というのが第一印象。

 世界でただ一人しかできない特殊技能とかいうんならともかく、多くの仕事は、ほかにもできる人がいると思うんだよね。たとえそれが、取得が難しい資格を要する仕事でもね。
 私の仕事だって、そうだよ(資格はいらないけど)。企画を立てて、リサーチして、取材して原稿を書くなんてことは、私じゃなくたって、できる人はいっぱいいる。

 でも、だからこそ、がんばるんだよ。編集部や読者の人たちに満足してもらえるように。自分なりに努力してみて、その結果いつか「この仕事をクボタさんに頼んでよかった」とか「クボタさんの原稿おもしろい」と言われたら、こんなにうれしいことはない。

 "私にしかできない仕事"は、最初からどこかに用意されているわけではなく、今ある状況で、自分が努力して獲得していくものだと思うんだよ。
 だから逆に、キャリアとか関係なく、どんな立場でも考え方一つで"私にしかできない仕事"に近づけるんじゃないのかな。コピー取りとかだって、「こんな仕事...」とグチりながらやるのと、効率や見やすさを考えてやるのとでは、きっといつかは違ってくるんじゃないかと思うけどね。

 でも、"私にしかできない仕事がしたい"気持ちをモチベーションに、何かに挑戦したり、がんばったりするのは、もちろんいいこと。きっと私が見たコピーも、そういう意図で書かれていたんだろう。
 でもつい、「こんなの私の仕事じゃな〜い! 私にしかできない仕事がした〜い」と駄々をこねているような人の図が頭に浮かんでしまって......、これも風邪によるマイナス気分のスパイラルか? うわー、早くよくなりた〜い。

おおむね復活

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 なんとなく回復してきました。まだ立っているとフラフラして鼻がズビズバだけど、それ以外はどうにかこうにか。メッセージをいただいたみなさま、どうもありがとうございました。

 今回の風邪は、最初にのどが腫れ、体が痛くなり、そして鼻水。熱はほとんどなかった。
 何がつらかったって、体の痛み。熱もないのにどうしてこんなに痛いかというほど痛かった。特に腰と、脚と、腕ね。あまりの痛さに夜中何度も目が覚めて、「痛いよー」と声に出したりした。
 医者に行こうかとも思ったけど、こんな時期に行って、逆にインフルエンザとかにかかったらもっと困るし、何せ3日間ぐらいシャワーを浴びてないもんだから、体臭も気になる。外に出るために身支度する気力もない。ということで、丸3日、家でずーっと寝ていた。
 今週は慣らし運転という感じで。

風邪引いた...

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 うがいや手洗いを欠かさずしてたのに。今ヒマだから気が緩んでいたんだろうか。幸い熱はないけど。
 そんなわけで、しばらく更新してなくてすみません。よくなたらまた書きます。

行ったり来たり

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 ベルリンへ戻ってきて1週間。もう、というか、まだ、というか。

 着いてすぐに思ったのは、自然環境のよさ。寒いけど空気は澄んでいて気持ちいい。小鳥のさえずりも聞こえる。緑も多い。いるだけでなんだかほっとする。

 そろそろ日本に完全帰国してもいいのでは、と考えていたけど、この「ほっとする感」は日本では無理。もちろん、日本には日本のいいところがある。だから、両国を行ったり来たりするのが、もうしばらくは続くかもしれない。

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 ベルリンに戻ってきた。ちょうど私が帰る頃になってベルリンの寒さもゆるみ、到着したときはプラス1度程度。ぴーんと澄んだ空気が逆に気持ちよかった。またこれからここで生活するんだなあ。

 ところで、今回の成田〜パリ間のフライトでは(前にも書いたけど、ベルリンへは直行便がないからどこかで乗り換えないといけない)、初めて成田発の夜便を使った。
 それがエールフランス277便。21時55分に成田を発って、パリ・シャルルドゴール空港に翌朝午前4時25分(現地時刻)に着く。

 この予定表を見たとき、私は何の疑問も持っていなかったのだが、私の家族が「なんでこんなに飛行時間が長いの?」と聞いてきた。
 冬時間の今、パリは東京の8時間遅れ。ということは、午前4時25分は日本時間の午後12時25分。計算すると14時間30分も飛んでいることになる。東京〜パリ間の飛行時間は11〜12時間が普通。どう考えてもおかしい。

「途中で給油でもするんじゃないの?」と、家族。いや、今どき給油なんて聞いたことないって。「じゃあ、到着前に空港上空をぐるぐる周回するとか?」って、何のためにだよ。

 どうにもわからなかったので、ネットで調べる。と、すぐさま回答が。詳しくはhttp://oshiete1.goo.ne.jp/qa2767564.htmlを参照のこと。いくつか回答が載っているけど、nidonenさんの回答が、もっとも納得がいった。
 この回答を簡単に書くと、成田空港の出発時刻とシャルルドゴール空港の到着時刻を調整するため、わざとゆっくり飛んでいるらしい。つまり、通常通りの速さで飛んでしまうと、パリに深夜に到着してしまい、何かと都合が悪い。そこで何とか朝イチといえる時刻まで粘るのだそうだ。

 なるほどねー。しかし、約2時間も余分に機上にいるのはけっこうきついな。モニターに「目的地までの飛行時間:13時間55分」などと表示されているのを見るとげんなりする。実際のところ、通常のフライトより疲れたかどうかはわからないけど、精神的には疲れたね。

 で、午前4時台にシャルルドゴール空港に着いても、店もな〜んにもやってない。空港内はガラガラで、始発便を待つのか、ベンチに寝てる人しかいなかったよ。職員だって来ていなくて、乗り継ぎゲートが開くまで待ったくらいだからね。

 でもこのAF277便は、時間を有効に使えるのがいい。成田を夜に発つから、出発日でも夕方まで時間があるし、パリには早朝着いて、その日からフルに行動できる。飛行中はずっと夜の時間帯だから、その間に寝られれば時差ボケも解消だ。

 ということで、成田からパリに飛ぶ方は、一長一短だけどこのAF277便を検討する価値はあるかもね。

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 一時帰国のたびに、我が家に見慣れない家電が増えているとうすうす感じではいたが、それは気のせいではなかった。何年前からだろう、私が家のテレビを使えなくなったのは。なんだかいろんなものに接続していて、これまでのようにボタンを押せば画面が現れるという具合にはいかなくなってしまった。

 そして先日、録画していた『アメトーーク!』を見ていたら、「家電芸人」なるものが登場し、最新家電について熱く語っていた。
 どうも日本の家電はすごいことになっているらしく、映像関連商品はもちろん、冷蔵庫や空気清浄機、掃除機などで超ハイテク商品が生まれているとか。
 現代の新製品では、エコがキーワードっぽい。買い換えることで、省エネ、環境にやさしいというのが売り物らしい。確かに冷蔵庫なんかは年々省エネ技術が進むから、古いのをずっと使っているのは電力の無駄遣いかなーとも思う反面、だからといって数年でぼんぼん買い換えるのもエコじゃないだろうと悩む。
 空気清浄機なんかは、つけておくだけでイオンを発生し、お肌にもいいとかいうふれこみ。「極端な話、換気をせずに1日中空気清浄機をつけておけば、きれいな空気が保てる」みたいなことを家電芸人・土田が言ってたけど、それはなんかおかしい気もするな。

 で、話はブルーレイになって、私がふと「うちもブルーレイをそのうち買うの?」と聞いたら、もう2年前からブルーレイだよ、という返事。だから一人でテレビが使えなくなってたのか?

 私はベルリンでは必要最低限の家電しか置いていない原始的な環境で暮らしているから、日本に帰ってくるといきなりハイテク生活で困っちゃう。テレビ番組の録画もできないよ。

 でも、エコは結構だけど、あんまりたくさんの家電に囲まれて暮らすのは、体に悪そうじゃない? だって電磁波が出てるんだよ。人体に与える影響は絶対にあるはず。やっぱりこれ以上、我が家に家電は増えてほしくないんだけど。

初詣

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 みなさま、あけましておめでとうございます。
 本年もクボマガをどうかよろしくお願い申し上げます。

 お正月といえば初詣。元旦夕方に神社へお参りに行ってきた。ちょっと並んだ後に参拝。
 今回帰ってきてから暗いニュースばかり耳に入ってくるので、少しでも明るい気持ちになれますようにと。私自身、今年はどうなるか予想がつかなくて不安になるけど、それでも明るく前向きに行きたいもんだ。考え方一つで、どうにでもなる気がするから。

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