
私の家にあるものは、ほとんどが人からの頂きものか、蚤の市(フリマ)で買ったもの。ショップで新品の商品を買うことは、めったにない。
ビンボー生活だからというのもあるんだけど、新品よりも古い品を好んで買っているというのも事実。特に、食器や家具は、現代のデザインよりも60年代のほうが圧倒的に素敵。自分の好みに合っている。
そんなわけで、日曜日になると毎週のように蚤の市に出かけては何かしら手に入れる。この前の日曜には70年代ぐらいのキュートなお皿を発見したので、すかさず購入した。もちろん、値切ってね。
自分で使う分には、本来ならお皿数枚あれば足りるんだけど、いいものが手頃な価格であると「これは買っておかないと」と思っちゃって。
でも、手に入れたものは日常で使わないと、その品物に対して申し訳ない。だから、使えない分はお裾分けとか、物々交換とか考えないと。
日本にいた頃は、中古品というのがドイツほど一般じゃなかったこともあって、ほとんど持っていなかった。でも、ベルリンに来て50〜70年代のデザインのよさに気づかされた。
当時の日本のデザインもきっとよかったんじゃないかと思うけど、そういう品は日本では手に入りにくいのかな。
twitter:@kubomaga