2013年8月アーカイブ

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センスのいい海外リビング写真と、実用的&具体的なノウハウ!

 仕事の告知三連発ですみませんが、私が7月にヒーヒー言いながら、このクボマガもしばらく休みながらひたすら書いていた
新刊『リビングとソファのレシピ 海外インテリアのような、センスのいいリビングをつくる』(グラフィック社)
が発売になりました!

 本書は住まいの主役・リビングルーム専門の本です。日本の住宅でも海外のようなインテリアを再現するための超具体的なノウハウがぎっしり載っています。

 部屋の広さに合わせたソファのサイズ、置き方、歩きやすくするための家具の置き方と距離......どれもちゃんと数値で表していて、とにかく具体的なんです。もちろん、数字は日本の標準的な住まいに合わせていますよ。なんたって、プロのインテリアコーディネーターさんが監修しているんです!

 数値は日本の標準に合わせ、センスは海外! 「ヨーロッパみたいなインテリアにしたいな〜」とお思いのあなたのお役に立つと思います!!

 この本は何名かの方と書いているので自分の著書ではありませんが、8割方は私が書いております。著書でもないのでに、密かにかなりメッセージを込めております。
 それはどこに書いたかといいますと......実はまだ見本が私の手元に届いていないのです。本が無事ベルリンへ到着したら、本書に込めたメッセージについて改めて書きたいと思います。

 書店・ネット書店にてぜひぜひお求めください! アマゾンでは、中身の一部をご覧いただけます。よろしくお願いします!

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雅姫さんのご自宅もたっぷり掲載

 『PLUS 1 Living』(プラスワンリビング)(主婦の友社)の秋号(No.84)が発売中です。
 この雑誌では、なんと2つ連載があります! 
 ひとつは「ベルリン暮らしのプラスワンDIY」。昨年1月から住んでいるベルリンの自宅に手を入れて、自分好みにしていく様子を毎号ご紹介しています。
 今回のミッションは、木の扉にオイルを塗ること。それによって何かがガラッと変わるわけではありませんが、風合いや醸し出す雰囲気が確実に変わります。何て言うんでしょう、「お手入れされた感」が出ると言いますか。日本でも、木製品をたまにオイルでお手入れするといいんじゃないかと思います。

 2つめの連載は「世界のインテリアTOPICS」。毎号パリ・ロンドン・NYと並んで、ベルリンからインテリア情報をお届けしています。今号では、インダストリルテイストなベルリンのインテリアレーベルを取り上げています。

 書店にてぜひお求めくださいませ!

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表紙は秋の味覚!プフィファリンゲなどのキノコです

 NHKラジオ『まいにちドイツ語』9月号テキストが発売になっています。
 今号の連載「ドイツのgemütlich(ゲミュートリヒ)な暮らし」では、蚤の市について書きました。私の超得意分野です!なんたって、毎週蚤の市に通っているし、わが家の家具は、ほとんど蚤の市や中古店で買った古い品ですからね。
 そんなわけで、蚤の市で購入した私の愛用品たちも撮影して載せました。「ドイツのgemütlich(ゲミュートリヒ)な暮らし」は『まいにちドイツ語』9月号ページの「試し読み」ボタンを押していただけると、すべて読んでいただけます(でもドイツ語学習中の方は、ぜひテキストを購読して勉強してくださいね)。テキストは電子版やCD付きも販売されています。
 
 古いものに魅力を感じるようになったのは、ベルリンに暮らすようになってからです。
 ヒマだったので蚤の市に通うようになり、日本ではまったく知らなかった1950〜70年代の食器や家具と出合いました。そのデザインが、私にとってはとても魅力的だったのです。しかも大量生産された新品を買うよりもずっと安い。自宅には蚤の市で買った品が、自然と増えていきました。

 その傾向にさらに拍車が掛かったのは、ベルリンの一般宅インテリアを取材するようになってから。私がセンスがいいと思う人のお宅には、必ずどこかに古い品がミックスされているのです。その取り入れ方やバランスが、なんとも言えずカッコよくて素敵でした。

 真新しい有名ブランド家具で揃えれば、簡単にきれいな部屋は作れますが、私はそれは決してセンスがいいとは思いません。服のコーディネートもそうじゃないですか? 全身ブランドもので決めても、なんだかつまらないですよね。お金さえあれば、センスがなくてもできるコーディネートなんて、退屈です。
 それよりも、いろいろなものをミックスして、その結果素敵な方がそれぞれの個性が表れてずっとおしゃれだと思うんです。ベルリンには、そういうインテリアセンスに優れた人が多いです。

 古い品のよさは、現代にはないデザインや味わい、歴史を秘めているところでしょうね。私は特に50〜60年代デザインが好きなのですが、そういうデザインは現代の品にはありません。だから、好みのものがほしければ、古い品を買うことになるのです。それが高じてレトロ雑貨ネットショップ「アムゼル」もオープンしてしまいました。

 ものが作られた時代や背景を想像したり、調べたりすると、急に歴史が身近に感じられるようになったりもします(何回も書いていますが、私は学生時代、歴史に興味がありませんでした)。現在は過去の延長線上にあることを、私はベルリンの蚤の市から学んだかもしれません。

 私がいま使っているものも、もしかしたらいずれ誰かが引き継いでくれるのかもしれません。それはドイツなのか、日本なのか。蚤の市で買ったティーカップ1つから、想像が果てしなく広がります。

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新しいタイトル画像は、自宅でセットを作って撮り下ろし!

 今年6月にスタートしたベルリン情報サイト「おさんぽベルリン」が新しいURLへと引っ越しました。
新URLはこちらです。
http://osanpoberlin.blog.fc2.com/

 これまでブックマーク(お気に入り)などに登録していただいていた方は、お手数ですが変更をお願いします。

 なぜ引っ越したかというと、自分たち(このサイトはベルリン個人ガイドの松永さんとやっています)のやりたい形を模索する中で、これまでのHPサービスでは合わないと感じたからなんです。
 それに、もともとページのデザインなども暫定的できちんと作り直したいと考えていたので、引っ越すことにしました。

 新URLでの「おさんぽベルリン」は、コンセプトに変わりはありません。これまで通りベルリン情報を発信します。そして旧URLに掲載していた記事も、新URLに移行しています。

 引っ越しを機に、デザインも一新しました。以前から、「もっとシンプルに、でも少しだけかわいさを取り入れたい」と思っていました。
 そこで一般に入手できるテンプレートから、イメージに近いものを選んでみました。本当は、小見出しのフォントと大きさ(私はアナログ人間なので、どうしても「書体と級数」と言ってしまう)は変えたいんですが、自分ではちょっとアレなのでブレインに聞いてみたいと思っています。

 タイトル画像は、自宅にセットを作って撮り下ろしたんですよ。
 旧「おさんぽベルリン」のタイトル画像(ベルリンのカフェのインテリア)を私のストック写真から選んだときに漠然と、"いろんな動物や人形たちがおさんぽしているイメージ"が浮かんでいたんです。それを形にしました。
 ただ、ちょっと子どもっぽいかな〜という気もしています。たぶんプレイモービルの人形のせいでしょうね。これ、撮影のために蚤の市で買ったんですよ。
 もし、もう少しシックな方がいいなと思ったら、またタイトル画像を変えるつもりです。よろしければ「おさんぽベルリン」FacebookページTwitterまでご感想を送ってくださいね。FB「いいね!」&Twitterフォローもお願いします!

 これからも「おさんぽベルリン」を、どうかよろしくお願いします。

コメント欄について2

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 先日、コメント欄が真っ黒になってしまった旨をお知らせしましたが、数名の方から改善のアドバイスをいただきました! ありがとうございます!

 私はIT系はさっぱりなのですが、ブレインに相談したところ、背景が若干薄くなって少し見やすくなったかと思います。Captcha欄にカーソルを当てて、すぐ上の真っ白いコメント欄にドラッグすると、文字が読み取れると思います。

 実はもっと見やすくすることも可能なようなのですが、そうすると今度はスパムも大量に来てしまうことがわかりました。そこで、見にくくはありますが、今の状態にとどめたいと思います。

 そんなお手間をかけさせてコメントをいただくのは心苦しいので、メールかツイッターでメッセージをお送りいただいても結構です。もちろん、コメントをしていただければうれしいです。
 どうかよろしくお願いします。

コメント欄について

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お詫びに花の写真を......

 またまたすっかりご無沙汰してしまいました。書きたいネタはたまる一方なのに、ため込んでばかり。早く書くようにします! じゃないと、せっかくのネタも自分の中でどんどん冷めてしまいますから。

 ところで今回は、このクボマガのコメント欄についてです。
 スパムコメントを防ぐために、コメントを投稿する前にCaptcha欄の文字を入力するシステムになっていますが、すみません、この欄が真っ黒で、文字がさっぱり見えませんよね......。

 実は最近スパムコメント(Captcha欄が真っ黒にもかかわらず)が非常に多く、それに対してスパム処理をしています。そのせいかどうかは不明ですが、いつの間にかCaptcha欄が真っ黒になってしまいました。

 そこでCaptcha欄の文字入力を廃止して、コメント承認制にしようかと試みたのですが、そうすると今度はスパムコメントが山のように来てしまうのです。

 ですので、非常に残念なのですが、真っ黒なCaptcha欄はこのままにしておきます。コメントを書いていただく代わりに、私宛にメール(info@kubomaga.com)かツイッター(http://twitter.com/kubomaga)でメッセージをお送りください。
 もしこの件に関して、解決につながるようなヒントをお持ちの方は、ぜひお知恵を拝借したいです。
 ご不便をおかけしますが、どうかよろしくお願いします。
 

将来について悩んだら

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家でぼーっとしてるときにふと「ここの生活が好きだな」と思ったりします

 以前私がこのクボマガで「しあわせ人生」シリーズを書いたせいなのかわかりませんが、将来の進路について悩んでいる人から相談メールをいただくことがあります。
 最近はベルリンのカフェガイドを始めたことで、よりその機会が増えました。

 みんな、将来について悩み、迷っているんだと感じます。
 私自身は、毎日をただ必死に生きているだけで、誰かのお手本になるような存在ではないです。でも、しあわせだなと思っています。

 私がベルリンに住んでいるのは、日本にいたらダメになるという危機感があったからです。出版社で編集の仕事をしていた当時は、毎日ストレスを感じていて、「私の人生って何なんだろう」と思っていました。
 それからベルリンに飛ぶまでの経緯は「しあわせ人生」シリーズ第1回に当たる「私がベルリンに来た理由」をご覧ください。

 ベルリンに来た当初は、とても心細かったです。知り合いもいなく、頼れる人がいない。ドイツ語も、思っていたほどわからない。もちろん、仕事もありませんでした。

 先のことがまったくわからないのに、しかももうとっくに30代に突入していたというのに、仕事を辞めてベルリンに何のあてもなく来るなんて、他の人から見たら何てバカなんだと思われたでしょうね。

 でも、ベルリンに来てから私は「自分の人生を生きている」と思っています。それまで知らなかった世界を見て、多くの人と知り合えました。もしそのまま日本にいたら、こうした経験は得られませんでした。
 だから、ベルリンに来て本当によかったと思っています。余裕はないですが、しあわせだと思って生きています。後悔はありません。

 お勤めを辞めろと、勧めているのではありませんよ。
 毎月お給料をもらえる会社というシステムは、素晴らしいと思います。お金は生活する上での基本です。必要以上の大金はいりませんが、一定額がないと生きていけません。

 でももし、毎日がとてもつらくて、その原因が働くことにあるのなら、逃げてもいいと思います。海外に行くのも、その一つだと思います。それをきっかけに、新たな道が拓けるかもしれません。
 一つの道を止めることは、新たな可能性の始まりでもあります。

 30歳前後なら、まだまだ先は長いです。いろいろな場所で得た多様な経験が自然と結びついて、いつか大きな力になります。本当に、無駄な経験などないと思います。

 みなさんからご相談のメールをいただいて、いつも書けるお返事はこんなことぐらいです。それでももし助けになるのでしたら、うれしいです。

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