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夜明けの海に来たかった


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 灯台に会いに北西ドイツまで来た旅は、あっという間に3日目の最終日がやって来た。
(初日はこちら→灯台に、会いに来た
2日目→灯台に、会いに来た・2日目

 海辺というのは、夜明けも美しい。以前バルト海のウーゼドム島を旅行したとき(過去記事はこちら→ウーゼドム島へ)にそう思った。
 これから朝日が昇ろうかというときの、バラ色に染まった空。波も空の色を映し出している。そういう景色をここでも見たかった。

 前の晩に寝たのは午前2時だというのに、無理やり午前7時に起床。着替えだけ済ませて、すっぴんのまま浜辺へ出た。私にとって午前7時は早朝だけれども、そのぐらいの時間に起きている人は大勢いると思う。だから浜辺にももっと人がいるかもしれないと想像していたけど、人影はまばら。ジョギング姿や犬を連れた人をほんの数人見かけただけで、波の音だけが繰り返されていた。

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夜明け前で灯台が光っている


 昨日訪れた灯台が、白い浜辺の先にぽつんと見える。夜明け前なので、白い光を一定のリズムで放っていた。2秒光って、2秒消えて、また2秒光って、2秒消えて、そして8秒光って......という繰り返しだったかな(うろ覚え)。これも昨日の内部見学で教わったこと。

 あの塔の中にいたんだなあ......。

 やがてポツッと雨が降り出して来たので、宿へ戻って朝食。ここを発つのは午後だから、お昼頃まではいられる。少しでも白い浜辺で過ごしたくて、チェックアウト後にまた海へと戻ってきた。雨も上がっている。

 しばらく歩いていると、遠くから女性がこちらへ向かって何か話している。この場で私が話しかけられる可能性はまずないだろうと、そのまま無視して歩いていたら、その女性は私の方に近づいて来た。
 初日にタクシーをご一緒したご婦人だった。

「ここはどう、気に入った?」と聞かれ、すごく気に入った、昨日は灯台を見に行って内部も見学できて......と偶然の再会が嬉しくて答える。
 ご婦人は、あなたあの後タクシーにいくら払ったの、ほんの1〜2km走っただけなのに高かったわよねえ、後で私のホテルにそのことを話したら、連絡すれば駅まで迎えに来てくれたらしいのよ、ととめどなく話す。そういう会話が楽しくて、浜辺でしばらく立ち話。

「私、ここは何回も来ているの。あなたはもう今日帰るの? また来たらいいわよ」とご婦人が言う。

 また来たい。本当に。こんなに気持ちがいいんだもの。

 ドイツは北部が海に面している。北東部はバルト海で、北西部は北海。今回私が訪れたのは、北西部の北海のほう。旅の計画を立てていたときは灯台のことしか頭になくて、ここがどういう場所だかは調べていなかった。

 でも初めて海岸を見て途方もない広さに驚き、遅ればせながら調べたところ、ここは北海の一部であるワッデン海という名で、ドイツ・オランダ・デンマーク3ヵ国に広がっており、ユネスコ自然遺産に登録されている。

 *ワッデン海についての説明はこちら→http://www.germany.travel/jp/towns-cities-culture/unesco-world-heritage/the-wadden-sea.html
http://worldheritagesite.xyz/wadden-sea/

 私が泊まったのは、ワッデン海に面したSt. Peter-Ording(ザンクト・ペーター・オーディング)という町。リゾート地で、ホテルや貸別荘が並んでいる。鉄道が走っていて、Bad St. Peter-Ording駅が最寄り駅であり終着駅。

 駅から浜辺へは1kmぐらい。とにかく見渡す限り白い砂浜が続いることに驚く。しかし浜辺から波打ち際までが遠い。なんと歩いて10〜15分もかかる。

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波打ち際まで、いくつか歩道がある。15分も歩かないと海にたどり着かない


 波打ち際まで行くと、潮の満ち引きによって干潟が現れる。それまで白い砂に埋もれながら歩いていたのが、もったりと水分を含んだ砂になり、ムース・オ・ショコラを踏みつけているような気分になる。

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杭を打ち込んだ小屋のレストラン


 浜辺には杭を打ち込んでこしらえた、高床式のような小屋がいくつもあり、カフェレストランになっている。トイレも同じ形式で、遠目からも洒落ている。
 小屋レストランのひとつで、この辺りの名物ザリガニスープとワッフルを頼んだ。

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別添の器に入っているのがザリガニ。一見小エビのよう

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アツアツのワッフルとチェリーのソースに、冷たいバニラアイスがおいしかった

 波は白く光っていて、穏やかな光が差していて、風は柔らかだった。
 旅行中に仕事をしようとパソコンも持ってきたけれど、これっぽっちもそんな気分になれなかった。このままここで1週間ぐらい過ごしたいと、心から思った。

 灯台に会いたいという気持ちだけで来た旅は、すべてが予想以上にうまくいって、ラッキーなことの連続だった。本当に充実していて、しあわせな気分だった。

 今はもうベルリン。さびしい。でも、思い出の品を持ってきたからね。


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またね


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遂にこの日が来た


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 灯台に会いに来た旅・2日目。(初日はこちら→灯台に、会いに来た

 思いがけなく初日に10km遠方からご対面できた、Westerheversandにある大好きな灯台。いよいよ2日目の今日が、会いに行く日。

 宿から灯台までは約10km離れている。車を持っていない私の移動手段は 1.レンタル自転車 2.タクシー の2択。

 自転車は宿で借りられるとのことだったし、たとえ私のサイズに合ったものがなくても(ドイツの自転車はサドルがむやみに高い上に、私の身長は150cmときている)、近くに子ども用自転車を揃えたレンタル自転車屋もあるらしい。
 タクシーは片道30ユーロ程度だという。電話で呼べば来てくれる。

 天気は晴れている。雨も降らない見込みだ。自転車ならお金もあまりかからない。自転車を選ばない手はない......のだろうが、心配の種がひとつあった。
 持久力にまったく自信がないのだ。

 悩んだ挙げ句、結局タクシーを呼ぶことに。なんて軟弱なんだろう、自分。しかしドイツ人のようにハードに自転車を乗りこなす自信はまったくなかった。一眼レフも持っているから自転車じゃ危ないし、荷物が重いし......などと心の中で言い訳をして、軟弱な選択を正当化しようとする。

 しかしタクシーに乗るのだって悪くない。地元生まれ・育ちの運転手さんに土地のことをいろいろ教えてもらった。この辺りの地名にはよくDeich(ダイヒ=堤防、土手)という単語が付くけれども、それは1930年代(32年だか35年だかと聞いたが忘れてしまった)までこの辺り一帯が土手だったからだそうだ。確かにホテルから海辺に行くまでには高い土手が残っている。

 自分の興味から「茅葺き屋根の家が多いですよね」と聞いてみると、昔の農家はみな茅葺きで、でも現代では農家を止めてしまった家も多く、その家屋が貸別荘などに変わっているらしい。確かに、売りに出されている茅葺き屋根の家も見た。

 そんなこんなで、15分ほどで灯台手前の駐車場まで到着。ここから先はユネスコ自然遺産に登録されているWattenmeer(ワッデン海)ナショナルパークになっていて、車は進入禁止になっている。徒歩か自転車でないといけない。歩くと40分程度。パーク内への入場は無料らしい。
 これまで写真を見ていて、Westerheversandの灯台の周りには何もないなと思っていたけど、ナショナルパークになっていたからなのか。

 駐車場から歩き始めると、遙か彼方に灯台が見える。きのう浜辺から見たのと同じような小ささ。でも今日は私が一歩進むごとに、灯台も一歩近づいてくる。もうすぐ、もうすぐ夢見ていた灯台にたどり着ける。

 ナショナルパーク内は一面湿地帯で、海辺まで歩くと干潟が広がっている。舗装された道があって、歩行者・自転車はそこを通るのだけど、その舗装道が(たぶん)羊のフンだらけで衝撃を受けた。
 これは灯台に会うための試練なのだろうか。しかしフンは乾燥しているものが多く、踏んだところで、どうということもない気がする。

 やがて灯台が目の前に近づいて来た。はやる心を抑えるように、写真を撮りながら一歩ずつ近づいていく。灯台の両脇にある元灯台守の家も、はっきりと見える距離だ。

 そして遂に灯台の麓へ。塔の足元のあたりを触ってみる。下から見上げると、縞模様の赤い部分は思ったより明るく、日に焼けていた。

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見上げると、高さを実感


 事前に検索して知ったのだが、灯台には内部見学ツアーもあるという。ただし月・水・土の開催で、事前予約が必要だとホームページには書いてあった。私が来るのは木曜だし、灯台の佇まいが好きなのであって、内部は見学できなくても後悔しないと思っていた。
 しかしここまで来てしまうと、やはり内部も見てみたいという気持ちが湧いてくる。私は民家にお邪魔するのが好きなのだから、灯台に入りたくなっても不思議ではない。なぜ見学可能な日程に旅行を組まなかったのか。

 すると突然、灯台の麓にある目の前の扉が開いた。中から人がゾロゾロと出てくる。
 え、もしかしてこれ見学ツアー? 今日もやってるの?

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この扉が、突然開いた


 引率者らしき男性が「次の回の人〜」と呼びかけると、周りにいた数人が一斉に灯台に入ろうとしている。
 えっ、えっ、ちょっと待って。私も入りたい。

「1人なんですけど、空きはありますか?」と聞いてみると、「5ユーロです」と、あっさりと通された。うわぁー、まさか夢見ていた灯台に入れるなんて!

 当たり前かもしれないけど、灯台の中はらせん階段になっていて、各フロアに部屋があった。なんと、この中で結婚式(パーティーではなく、ドイツの役場で行う、婚姻証明書の署名による結婚式)もできるそうで、そのための部屋もある(帰りのタクシー運転手さんの友人は、ここで結婚したそうだ)。

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ここで結婚したら特別な思い出になりそう。ここまでたどり着くのが大変だけど

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最上部から外に出られる。ナショナルパークの自然を一望。でもちょっと怖い


 私は灯台の外観だけに興味があって、本来の役割とか技術的なことはまったく調べてなかったのだが、内部見学ツアーでいろいろ教わった。

 知識がない分野の上にドイツ語で説明を受けたので、正しく理解できているか心許ないけど(もし正しいことをご存じの方がいらっしゃいましたら、教えてください)、灯台にはいくつか種類があるらしい。
 位置のオリエンテーション用の灯台もあるけれども、この灯台は日本語で言う「指向灯」というものらしく、赤・白・緑の3色の光で安全な航路を示しているそうなのだ(詳しくはこちらのサイトを参照してください→http://www.kaiho.mlit.go.jp/03kanku/choshi/inubo/inubo/lighthouse/types.htm)。

「でも今ではGPSがあるから灯台は不要なんですよね?」という質問には、「そうだけど、GPSはアメリカがコントロールしているから、100%信頼できるわけではない。今、ヨーロッパが開発しているガリレオというGPSシステムがあって、それが完成すればドイツもコントロールに関わるから、不要になるかもしれない」という返答があり、へぇぇ〜と感心した。なるほどねぇ。

 1時間ほどの見学ツアーを終えて再び外に出た時には、充実感でいっぱいだった。夢見ていた灯台に会いに行ったら、偶然にも内部見学できて、そこから多くのことに触れられた。きっとご縁があったということだよね。

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この佇まいが好きなんだ


 会えて嬉しかったよ、Westerheversand灯台。

 灯台を背に駐車場まで戻っていく。昨日のように、やっぱり何度も何度も振り返る。そのたびに灯台は小さくなっていく。でもいいんだ、濃密な時間を一緒に過ごしたんだもの。


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ドイツ北西へ


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 6時間かけてベルリンから北ドイツの端まで来た。灯台を見に。

 ドイツに住んでから、自分が好きなものをたくさん発見した。例えばたてもの。特に装飾破風が付いた切妻屋根のギーベルハウスや、木組みの古民家、団地、それに塔。灯台もそう。

 Westerheversand(ヴェスターヘーファーザント)の灯台を初めて見たのは、確かドイツ語のテキストでだったと思う。紫がかった空に赤と白の塔がそびえて、その脇には満月が出ていて、とても印象的だった。
 漠然と頭の片隅に残って、ときどき思い出しては、いつか見てみたいと思っていた。

 9月に入ってからようやく自由な時間が取れるようになり、さあどうしようと考えた。そして思い出した、そうだ、灯台に行くなら今がチャンスじゃないの!

 そういうわけで、いま北ドイツにいる。

 ホテルの最寄り駅まで何とか着いて、そこからホテルまでは約2km。歩いて行けないことはないけど、荷物があるし、不慣れな場所だし、おまけに頼りにしていたGPSが、電波が遅すぎるせいか機能しない。
 田舎の小さな駅だから、やっぱりタクシーもない。しかしいい具合に近くにインフォメーションがあったので、タクシーを呼んでもらう。

 外で待っていると、バス停付近にスーツケースを2個抱えたご婦人が立っている。「休暇なの? 何日いるの?」と私に話しかけてきた。
 「2泊」
 と答えると、「あら、短いのねえ。でも全然ないよりいいわね。私は1週間泊まるの」とご婦人。

 話すうちに、そのご婦人も駅から比較的近いホテルへ行くけれども荷物があるのでバスを待っているところだとわかった。でもここは田舎。バスは1時間に1本しか来ない。
 その方のホテルは私のホテルの途中にあるので、私がタクシーを待っていることを告げると「じゃあ乗り合いでいいかしら」ということになった。

 ほどなくタクシーがやって来て、ご婦人と私が乗車。タクシーの運転手さんには事情を話し、ご婦人のホテルへ寄ってから私の宿へ。私にしてみれば支払う額も若干少なくて済んだようだし、旅の始まりから首尾よくいって気分がいい。幸先いいじゃないか。

 ホテルへ到着すると「今日はこれから定休日に入るので従業員はいなくなりますが、電話で常時つながります」とのこと。定休日があるホテルって、初めてだ。おもしろい。チェックインが間に合ってよかった。

 ホテルから海辺は目と鼻の先。沿道を歩くと、潮の匂いがしてきた。

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夏の終わりの、夕暮れ時の海辺はいい

 私は北ドイツが好き。
 冷たい海があって、やっぱり冷たい青い色をした空があって、そこに赤い色の灯台や家が映えている。その景色が好きだ。南国とは違う、冷たい青。日本の朱色とは違う赤。それがいい。

 一段高い沿道から下ると、途方もない広さの砂浜が広がっていた。一面まっ白な白い砂。ずいぶんと先の方で、波が光っている。雲の切れ間からは光が幾筋も海に向かって伸びていた。風は穏やかで、時折カモメが鳴いている。
 なんて、なんて気持ちがいいんだろう。

 海辺に来て、水に浸からないなんて無粋だ。靴を脱ぎ、スリムジーンズの裾を無理やりまくり上げた。水は思ったより生ぬるかった。今年の夏は最後が暑かったものね。

 浜辺には同じように靴を片手に歩く人や、犬と遊ぶ人たちがいた。すれ違うとお互いににっこりと微笑み合う。

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犬の足跡?

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これはカモメ?


 しばらく浜辺ではしゃぎ、ふと顔を上げると、遙か彼方に赤と白の灯台が立っている。あれは私が明日見に行く灯台じゃないの!

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まさか今日会えるなんて


 この灯台旅を計画したとき、灯台から徒歩圏で行けるホテルは多少あるものの、そこまで行くには車がないと難しそうだと判明した。だから灯台まで約10km離れていても、最寄り駅まで鉄道とバスで行ける今回の宿を選んだのだ。
 まさかこの浜辺から灯台が見えるとは思わなかった。

 灯台は遥か彼方にあるけれども、浜辺は見渡す限り広がっていて、そこを歩いて行けば灯台にたどり着けるような気がした。

 灯台の前に見えるのは白い浜辺だけ。灯台と私の間を阻むものは何もなかった。一歩一歩進めば、そこに行けるような気がした。地図を見れば、そんなわけはないことがわかるのだけれども。

 しばらく灯台を目指して、歩き続けた。どこまで行っても砂浜ばかりが続いている。でも、そろそろ夕暮れ。帰らないと。

 「明日がある」と言い聞かせて、元来た方へと引き返す。何回も振り返ると、そのたびに灯台は変わらずにそこにいた。

 明日ね、また明日。

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近くにレストランがあってよかった。何せホテルが定休日だからホテルのレストランもお休みで


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書店店頭で、ネット書店でお求めください


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 えー、すでにツイッターやFacebookではお知らせしていますが、8月下旬に辰巳出版さんから『旅の賢人たちがつくったヨーロッパ旅行最強ナビ』が発売になりました。

 本書は旅慣れた達人と、ヨーロッパ在住ライターさんたちが結集して創りあげた、旅のノウハウ&体験談本です。ひとり旅でも、ツアー旅行でも、とにかく「ヨーロッパを旅行したい」と思っている方へお贈りします。
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 私は編著者の山田静さん(「ひとり旅活性化委員会」主宰)と共に、本書の一部を執筆・編集サポートいたしました。

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【構成】
第1章 さあ、旅に出よう! [計画編]
第2章 予約から機内の過ごし方まで[フライト編]
第3章 ツボを押さえたホテル・グルメ・ショッピング[現地編]
第4章 エリア別旅のノウハウ[地域編]
第5章 鉄道・バス・自動車・徒歩旅まで[乗り物編]
第6章 テーマのある旅、深い旅[ディープ編]
第7章 旅で待つピンチの数々[トラブル&帰国編]

書店店頭で、Amazonなどのネット書店でお求めください。

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裏表紙の写真は、私が強力におすすめするドイツ・リューネブルク


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南ドイツのゲンゲンバッハからフランスのストラスブールへ


 今さらどうよとも思ったんですが、「バーデン〜アルザス・ふたご座日本人ワイン旅」が前編のゲンゲンバッハ編で途中になっていたので、続きの「ストラスブール編」を書いておこうと思います。

 前回「ゲンゲンバッハ編」はこちらを読んでね→http://www.kubomaga.com/blog/archives/2016/06/post-627.html

 それでまあ、ゲンゲンバッハでワインを5〜6種類ぐらい試飲(といってもディナーをいただきながらしっかり飲んだ)し、都合1本分ぐらい飲みまして、さらに部屋でも飲み続けて寝たんですよ。

 そしたら次の日気持ちが悪くて、私だけ起きられない。みんな元気に朝食を食べに行っているのに、私だけ布団のなか。でもこの日はゲンゲンバッハからストラスブールに移動する日。列車は午前中に出てしまう。それに乗らなくちゃいけない。

 頭も重いし、気持ちも悪い。典型的な二日酔い。しかし旅行を中止したくはないし、ぐうぅ〜どうしよう〜と思っていたら、友だちが頭痛薬を持ってので試しに飲んでみたらこれが素晴らしく効いたんです。

 移動中にだんだんすっきりしてきて、ストラスブールに到着する頃にはだいぶ元気に。ホテルに到着すると念のため少し休んだ方がいいからと、交渉力抜群の友人がホテルにかけあって、早めのチェックインにもかかわらず部屋で寝かせてもらったのでした。

 私がしばらく寝ている間に、友人たちはストラスブール市内を観光。昨晩あんなに飲んだのに、みんなタフなんだから。それもふたご座の特徴なんでしょうか。

 しかし数時間休んで私も復活。みんなと合流し、いきなり昼食へ。イイ感じのカフェでオープンサンドをいただきました。こういうシンプルな食べ物ひとつとっても、なんかおいしいんですよね〜。これがフランスクオリティ?


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これはツナのオープンサンド


 その後は、ザ・ストラスブールな景色を楽しみながら散策。

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ストラスブールといえば、やはり大聖堂でしょう


 そして夕食はガレットを食べたいと意見がまとまり、ガレットレストランへ。お供はもちろんシードル(二日酔いに懲りずやっぱり飲む)。

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卵とハムのガレット

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シードルのポットとカップがかわいい〜


 そんなこんなで私だけ醜態をさらし、みんながいかにタフかわかったふたご座ワイン旅でした。
 星座が同じというだけで異常に盛り上がって旅行までした私たち、でもやっぱりふたご座同士だからか、楽しかったですね。ふたご座らしく(?)もっとみんなが勝手気ままな行動に出るかと思いましたが、案外そうでもなくまとまったのが意外でした。

 「黒い森」でおなじみのドイツ南西部のバーデン地方(今回行ったのはゲンゲンバッハ)とアルザス地方(ストラスブールやコルマールが有名)は、列車のアクセスもいいので一緒に回ると楽しいです。

 もともとアルザス地方の方言はドイツ語に近いですし、文化も似ています。過去にはドイツ領になったこともありました。
 それでもやはりアルザス地方はフランス。バーデン地方と一緒に回ることでお互いの類似や違いが見えてきて、一国だけを旅行するよりも面白いと思います。


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