いま私はもうベルリン。この2~3日風邪を引いて寝込んでいたので、更新ができなくて申し訳なかったです。
今回のベルリン戻りは災難だった。
ベルリンには日本からの直行便はない。だから必ずどこかで乗り継がなくてはいけない。私はエアフランスを使っていて、この場合はパリになる。
成田を出るときに、飛行機の機体の調子がおかしいということで出発が1時間半遅れた。パリでの乗り継ぎには2時間弱しか余裕がない。この時点で、すでにヤバイなと思った。
しかし飛行中にスピードアップしたんだか知らないが、パリでの到着は予定より1時間程度の遅れで済んだ。これはギリギリ間に合うかも? もしかしたら、空港内をあの専用車でピューッと飛ばしてくれないものかと思った。
パリ到着前、「オスロ行きのお客様は、出口で地上係員がお待ちしています」という機内アナウンスが。待てよ、オスロ行きよりベルリン行きのほうが先に出るじゃないか。なんでベルリン行きには係員がいないんだ。いやな予感。
そしてついにパリ到着。地上係員はいるものの、やはりベルリン行きの担当者はいない。でもとりあえず、「ベルリンに行くんですけど~」と聞いてみる。専用車でゲートまで送ってくれないかと期待しつつ。
そしたら返ってきた答えは「走ってください」だった。
走れって......。2Fから2Dのターミナルまで何キロあると思ってんのさ。重い手荷物だって抱えてるのに。
でも走ったよ。それしかないんだから。走って、走って、ベルリン行きのゲートにようやくたどり着いたとき、窓越しに見えたのは......タラップから離れた機体がゆっくりと走り始める姿だった。
「マダム。ベルリン行きはもう出ました。遅すぎます。サービスカウンターに行ってください」と、にべもなく係員に言われる。だって、私が個人的に遅れたんじゃないんだよ。飛行機の出発が遅れたんだよ。
しかたなく汗だくのままカウンターに向かうと「今日はもうベルリン行きのフライトはありません。ホテルを手配するのでそこに泊まって、明日の朝7時の便で行ってください」と言われる。
またかよ、このパターン! 実は過去にも1回経験してるんだよ。
でも今回は困ったことに、私は翌日の朝10時から仕事の予定が入ってたのだ。翌日の朝9時にベルリンに着いたんじゃあ遅いんだよ。
しかし結局、「フライトはもう今日はないから」ということで、パリでの1泊を余儀なくされる。それで、翌日の仕事の関係各所に電話で事情を説明し、段取りの組みなおし。電話代はかかるわ、翌朝は早朝起きるから疲れは取れないわで、いいことホントにひとつもないよ。
そして翌日9時にようやくベルリンに到着。そのままソッコーで家に荷物を置き、その足で仕事へ直行。時差ぼけにかかる暇もありゃしない。
それもこれも、成田~ベルリン間にダイレクトで行けないからいけないんだ。
いいから早く直行便つくれー!!