2009年8月アーカイブ

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 現在発売中の『雑貨カタログ』秋号(No.103)(主婦の友社)から、新コーナーが始まりました。題して「世界の雑貨ニュース」。
 ロンドン、パリ、ニューヨークそしてベルリンから、毎号雑貨ニュースをお届けします。私はベルリンを担当します。

 何がうれしいって、ロンドン、パリ、ニューヨークに並んでベルリンが入ったということ!! 
 私はずっと、「ベルリンはいい、いい」って言い続けているんだけど、パリやロンドンに比べたら、そこまでは浸透してないでしょ? 出版社に企画を出すときだって、先方から「ベルリンって何があるんですか?」と冷ややかに聞き返されてしまうのは、いつものこと。

 のんびり、まったり、おしゃれでかっこいいけど、すかしてない。物価も安くて住みやすい。
 そういうベルリンの良さは、日本ではまだ全然浸透していない。ベルリンの魅力をもっと知ってほしくて、私はいろんな媒体に書いている。

 だから、今回、大メジャーな3都市と共にベルリンが取り上げられたことが本当にうれしい。どうかお近くの書店で、お求めください。

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 やることが次から次へと雪崩のように押し寄せて、いつまでたっても終わらない。体はもうすっかりこの状況から逃避したいらしく、先週は頭痛に襲われた。寝たら治っていたけれど、それでもまだ気分がすっきりしないので、心を静めるべく香を焚いたりなどしている。

 頭痛のサインがしたときは、コーヒーが効くことを最近発見。近場のカフェまで歩いていって、コーヒーを飲むと気分がすっきりして、知らぬ間に頭痛も治っていたりする。

 で、先週の頭痛時にも家からほど近いカフェに行った。そこのメニューには「アラビカ種100%豆」が、「コーヒー」または「エスプレッソ」の状態で飲めると書いてある。アラビカ種100%はマイルドな味で私の好み。これはエスプレッソではなく「コーヒー」で飲むべきだと思い、そのように注文した。

 でもこの「コーヒー」というのがくせ者でね。「エスプレッソ」は、エスプレッソマシンで淹れた飲み物だということが明らかだからいいの。でも「コーヒー」には、淹れ方の定義がないのよ。
 日本のカフェなら、たぶんペーパーフィルターでお店の人がカウンターで淹れているのが一般的だと思う。ベルリンのカフェではペーパーフィルターはまったく主流ではなくて、ほとんどお目にかからない。ではどういうやり方かというと、少数派として存在しているのがフレンチプレス方式。あの、ガラスの筒に挽いたコーヒー豆を入れて、お湯を注ぐやり方ね。

 そしてベルリンカフェにおける「コーヒー」の主流が、エスプレッソマシンで淹れる方式。お湯を多めにして、抽出時間を長くして淹れたもの。

 でもそうやって淹れたものは、見た目はコーヒーかもしれないけど、味がもうダメ。抽出時間が長いから、苦みが出ちゃっておいしくない。たぶん豆も、エスプレッソ仕様に細かく挽いているんだと思う。
 本当においしい豆を「コーヒー」として飲むなら、エスプレッソマシンでなんか淹れちゃ、台無しになってしまう。「コーヒー」と「エスプレッソ」は別物なんだから。おいしく飲むなら、フィルターかフレンチプレスで淹れるべき。

 果たして私が行ったそのカフェでも、苦みばかりが強い「コーヒー」が出てきた。表面はわずかに泡立っている。エスプレッソマシンで淹れたな。せっかくのアラビカ種100%豆が台無しじゃないか。無難にカプチーノとかにしておけばよかった......。

 ベルリンのカフェは居心地がよくて魅力的だけど(だからも書いたのよ)、「コーヒー」の淹れ方だけは改善の余地がある。もっとも、お客さんはカプチーノとかラテマキアートなどのエスプレッソアレンジドリンクを頼む場合がほとんどで、「コーヒー」なんて言っている人はほとんどいないと思うんだけど。
 私だっていつもはカプチーノとかを頼むけど、「コーヒー」が飲みたいときもある。どうかおいしいコーヒー、出してください。

世界陸上特需?

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 15日からベルリンで世界陸上が始まっている。どんな感じなんだろうと夕飯時にチャンネルを合わせてみたが、もちろんそこには織田裕二が叫んでいるわけはなく、ドイツ人による解説で淡々と放送されていた。

 聞いたところによると、開会日の昼は、客席が半分くらいしか埋まっていなかったらしい。まだチケットも手に入るらしいとも聞いた(本当かどうか知らないが)。

 私の周りでも、いろんな形でこの大会に関わっている人の話を聞く。大きな大会だから、各方面で需要が出る。友だちも大きな仕事を受けて大変そう。これでベルリンの景気も少しは潤うといいけど。

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 日本では台風、地震と続いて、各地に被害が出たそうだね。こっちでもニュースになっていた。私もときどき心配しているんだよ、もし私がこっちにいる間に、日本に大地震が来たらどうしようって。うちの実家なんか、部屋中を本で囲まれてるから、本当に心配。

 以前、ドイツ人から聞かれたことがある、「東京にはいつか大地震が来ると言われているのに、なんでみんな住み続けているのか」って。

 質問する気持ちはわかるよ。私も、いつだったかハワイ島のヒロっていう町に行ったときに、この町は津波により何回も壊滅的な被害に遭っているという話を聞いたときは「それなのになんでまたそこに住むのか」と思ったからね。

 でもさ、やっぱり「そこに生まれたから」としか言いようがないんじゃないかね。地震を理由に海外移住しました、なんて話はこれまで聞いたことがない。地震からは逃れられるかもしれないけど、海外に来ることのデメリットの方が大きいかもしれないし。

 日本は自然災害が本当に多いと思う。台風は毎年。地震はいつ来るかわからない。震源地によっては、津波も連鎖する。それに最近では、ゲリラ豪雨なんてのも言われてるよね。
 これだけいろいろあるのに、よく国として機能していると思う。

 ドイツには地震はないからね。冬は寒いけど、普通に暮らしてれば寒さじゃ死なないでしょ。

 そう考えると、日本は大変。だからといって、地震を気にして電車に乗らないなんて生活は無理。せめて、私がベルリンに住んでいる間は、何も起きないでほしいと願うしかない。

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 パリでは、シャンパーニュ地方1日観光バスツアーに参加。2つのシャンパン製造所を試飲つきで見学できるという、お酒好きにはたまらないツアー。

 訪れたのはマムとモエ・エ・シャンドン。シャンパンを貯蔵する地下は、どちらもひんやりと湿り気がある。昔は、瓶内にたまった澱を取るために、地下に並べてある瓶を毎日少しずつ手で回していたらしい。
 でも、こんなに暗く湿った場所に毎日いたら、体に毒だ。第一、やりたがる人がいない。ということで、今は機械化がされているのだそうだ。

 しかし、今でも手作業が義務づけられているというのが、ブドウの収穫。フランスのブドウは(ドイツのもだけど)、日本のと違ってとても背が低い。地面に近い高さに実がなっている。それを手で収穫するんだから、想像しただけでも腰痛になりそう。

 それでも昔は、フランス人学生が小遣い稼ぎにやってたらしい。それが今では、貧しい国の人たちが出稼ぎにやってくるんだって。9月の2週間ほど、バッと働いて、ガッと稼いで帰って行くんだとか。
 フランス人はそんなきつい仕事を誰もやりたがらないし、出稼ぎにきた人たちは効率よく稼げてうれしいらしく、そういう意味では両者うまくいっているのかね。

 この構図、ドイツにおける白アスパラ収穫とまさしく同じ。白アスパラの収穫も、土の中からそうっと掘り出さなくてはならない重労働。ドイツ人はたとえ失業中でもやりたがらないと聞く。そこへ、ポーランドなど東欧諸国から人々が出稼ぎにやって来る。

 でも、もし経済格差が縮小して、貧しい国との差がなくなったらどうするんだろう。自国で稼げれば、わざわざ出稼ぎに来ないだろうし、そうしたら、先進国と呼ばれている国の人々は自分たちでやるのかね。そうとも思えないけどね。
 先進国が余裕があるのは貧しい国があってこそ、という気がした。

いまパリ

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 2年ぶりかな、来たの。詳細後日。

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