2008年9月アーカイブ

今日はコーヒーの日

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 9月26日は「コーヒーの日」。かなりマイナーで、カフェに行ってもたぶん気づかないと思うけど、とにかくそうらしい。
 この日にちなみ、コーヒーのテイスティング会が行われたので行ってきた。

 今回試飲したコーヒーはBrasil cup of excellence(カップ・オブ・エクセレンスというコーヒーの国際品評会で評価されたブラジルのコーヒー)と、Jamaika Bluemountain(言わずとしれたブルマン)、Kopi Luwak(コピ・ルーヴァック、日本ではコピ・ルアクと呼ばれているらしい)の3種。
 これらはどれも高級品。特にコピ・ルーヴァックというのはちょっと妙なコーヒーで、ジャコウネコが赤く熟したコーヒーの実を食べ、消化されずにフンに混じって出てきた核の部分からとれた超高級品。でも、豆はフンの匂いも味もしない。

 で、試飲した結果はというと、高級コーヒー上記3種のうちでもっとも好みだったのは、もっとも価格が低い(といっても普通のに比べたら十分高いのだが)ブラジルだった。調和が取れた味だと思う。
 逆にもっとも気に入らなかったのは、ジャマイカ・ブルーマウンテン。苦みが強く、おいしさが感じられなかった。
 コピ・ルーヴァックは、ちょっとエキゾチックな味だった(わかりにくいか)。比較的あっさり系。
 もちろん、コーヒーの味は焙煎によっても変わるけどね。

 コーヒーとかワインとかって、産地がどうとか何かとうんちくを傾けがちな商品だけど、マニアならともかく、普通の人は自分が好きだと思ったものを飲めばいいんじゃないの? 正直言って値段と味は関係ないと思うし、実際に業者の人もそう言ってたのを聞いたことがある。コーヒーは嗜好品なんだから、他人の評価は関係ない。自分の好みでよし。

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 オレンジページ発行の『インテリア and Home』7号が発売中です。今回はいつもの「海の向こうのインテリア」コーナーに加え、ベルリンの3軒のお宅のインテリアもご紹介。
 テーマは「コンパクトな暮らし」。ベルリンの家は日本の賃貸住宅と比べたら広いのですが、紹介している皆さんのインテリアがすっきりときれいなのは、広さのせいだけじゃない。やっぱりコツがあるんです。ご覧ください。

 ところで、ベルリンのスター、白熊のクヌートの育ての親であるデルフラインさんが急死されたと知ってびっくり。最初は死因が不明とされていたけど、どうやら心筋梗塞だったようで。まだ若いのに......。クヌートはもう、自分の育ての親に二度と会えないのね......。

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 友人が個展を開いた。イラストやデザインで独自のワールドを展開しているので、今回の個展は楽しみにしていた。
 当日の会場では彼女のカラーが炸裂。DJも入り、大勢の人が集まっていて盛況だった。この友人のように、ベルリンでコツコツ努力をしている人にはエールを送りたくなってしまう。
 彼女の世界が気になる方はこちらへ。

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 先日、念願かなってベルリンのオッシャレーなバーに行ってきた。そんなところは本来私が行く機会はないのだが、知人がそこで歌うということで、入ることができたのだ。

 まず、わかりにくい外観からしてオッシャレーだ。住所を知らない限り、そこに店があるとは気づかなさそう。友人と行ったからわかったようなものの、私一人だったら絶対に素通りしているはず。
 しかも、入口にドアマンがいて、入る客をチェック。こんな偉そうな店、ベルリンで初めて行ったよー。多少気張ったカッコで行ったからよかったけど、これ、普段の私の服装なら拒否されたりするんだろうか。

 で、入ってみると、なんかギョーカイっぽい人々がいっぱい。服装とヘアスタイルが違う。こういうところに、こういう人たちがいたのかーと思った。ベルリンはみんなビンボーかと思ってたけど、やっぱりいるところにはいるのね。

 と、本当はこんな話だけ書いて終わりにするはずだったのが、友人の歌を聴いているうちに、まったく別の気持ちがわいてきた。

 彼女は音楽活動をしていて、レコードも出している。でもそれだけでは生活していけないから、バイトをしながらがんばっている。そして、ときどき今回のようなコンサートをする。

 人が歌っているのを見ると、自分も歌いたくなる。それは私も歌っていたときがあったから。ライブハウスにちょろっと出させてもらう程度のレベルだったが、当時は30になっても40になってもずっと歌っていたいと思っていた。歌えなくなったらどうやって生きていけばいいんだろうと真剣に考えていた。

 若いときは消化しきれないエネルギーというのがあるのかもしれない。淡々と毎日を過ごすだけでは、発散しきれないエネルギー。だから人は歌ったり、弾いたり、描いたり、演じてみたりするのではないか。

 それがいつしか、その活動を維持するためにエネルギーが必要になってくる。何かを続けるためには気力が必要だけど、そういうのは次第に薄れていってしまう。

 でも、それはいいわけに過ぎないのかもしれない。彼女はずっと音楽を続けている。続けるというのは本当にすごいことだ。
 それができなかった自分は、その程度の気持ちしかなかったということなんだろう。あり余るほどのエネルギーというものも感じないし。年を取ったということか。いや、自分のエネルギーはその程度ということなんだろう。

吸い込まれる音

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 いやー、すっかりご無沙汰してしまい、申し訳ありません。
なんだか最近ひどく疲れてしまって。でも今はまた元気です。

 さて、この前はガーデンカフェで開かれたコンサートに行ってきた。こういう場合、たいていチャージはかからず、任意で演奏者に寄付をしたり、オーダーだけすればOK。それで生演奏が楽しめるのだから本当にすばらしい。
 今回のコンサートは、中華鍋を合わせたような楽器を手で叩いて奏でるもの。その音は吸い込まれるようで、何かこう、雨粒のような調べで、不思議に癒された。心地いい、夏の終わりの夕べだった。この音を聞きたい方はこちらをクリック。

朝からまったり

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 取材で朝10時にカフェに行く。と、朝のひとときを過ごす人たちでにぎわっていた。仕事前で忙しいだろうに、10時からみんなまったりしている。
 10時といえば、私なら用事がなければ寝ているか、または起きて仕事をしているか。仕方がないから起きているわけで、その場合は当然あわただしい。この時間から起きてまったりできるのはすごいなあと思う。

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