2008年10月アーカイブ

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 今年はどうしてもロングコートを買わなければならなかった。去年までのものが、脇がビリビリに切れてしまい、いくらなんでもこれ以上着るのが無理になったので。

 でもロングコートはやっぱり高い。なるべく価格が控えめで、かといって○&Mほど安っぽくない(なんで日本であんなに人気があるのか、まったく納得がいかない)ものを探そうと、日本でも展開しているスペイン系の○ARAに行った。

 探した結果、デザイン、質感、価格ともいいと思えるものを発見。買うことにする。でもよく見たら、袖の部分のボタンが一カ所取れてなくなっている。普通はスペアのボタンがどこかに付いているはずなのに、それもない。しかもそのサイズは、私が見つけたその一着だけ。

 それで、店員さんに、コートを買いたいので、スペアボタンがないかどうか聞いてみた。店には絶対にボタンのストックがあるだろうと信じていた。
 そしたら、店の奥から店員さんが持ってきた箱の中には、がらくたと呼んだ方がよさそうな古いボタンが、申し訳程度にしか入っていない。こんなのとっといても意味ないよ。

 あいにく在庫を調べても、私の見つけたコートが最後の一着のようで、「どうする?」ということに。ほかの店に行くのもしんどいし......と思っていたら、ふと見た先に、同じデザインで色違いの商品が。そして、それはボタンが半分ぐらいなくなっていて、見るも無惨な状態で陳列されている。

 近寄ってみると、なんとそのコートには、裏地部分にスペアのボタンが付いている。店員さんに「これこれ」と見せたら、その店員さん、いきなりブチッとそのスペアボタンを取って、私に「はい」って。すべてオッケー!って勢いで。

 ま、私はボタンももらえたし、確かにオッケーなんだけどね。日本の○ARAなら、こういうのは許されないんじゃないかなあ。その前に、ボタンがなくなった商品を陳列してないと思うけど。日本のみなさん、どうでしょうか?

 こういうので商売が成り立っているベルリン(ほかのドイツの都市がどうかは私は知らない)は、良くも悪くもすごいなあと思う。
 ベルリンにいて私がよく思うのは、日本ではすべてがきちんとしているのはいいけど、逆に「失礼がないように」という思いが行き過ぎて、誰もが息が詰まりそうになっているのではないかということ。
 ベルリンは、ルーズでおおざっぱだなと思うけど、互いが納得すればそれで成り立つ。私は今回、ボタンがもらえて納得したので買ったし、人によっては値引き交渉をするかもしれないし、そういうのでもいいんじゃないかと。
 と思うけど、どうですかね。

さらば湿気よ

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 私の家は湿気が多くて、それが唯一といえる欠点だった。入居時は湿気で玄関のドア(木製)が膨張して開かなくなり、あわや軟禁状態になりそうだったり、洗濯物がいっこうに乾かなくて苦労した。でも、湿気がちなことがわかってから、まめに窓を全開にして、なんとかなっていた。

 でも、窓を開けると虫が入る。「人間の生活には自然が大切」とか言ってるくせに、虫は苦手。入ってきたら最後、自分が家を出て行こうかと思うくらい。網戸もなかなかないし。

 しかし朗報が。大家さんが換気口を取り付けてくれることになった。
 で、業者さんが工事に来てくれることになったんだけど、その時間が、なんと7時半。もちろん朝の!
 当日死にそうになりながらがんばって起きたら、7時半ではまだ外が暗い。結局業者さんがやってきたのは8時だった。だったらあと30分は寝られたのに......。

 しかし取り付け工事は、3カ所あったのに1時間半で終了。思ったより早く済んだ。写真にあるように、窓の上部に穴の空いたパーツをはめ込むことで、窓を閉めてても換気ができるというもの。漠然と換気扇のようなものを想像していたので、見た目がかわることなく、しかも確実に換気ができるようになってよかった。
 とはいえ、窓を開けての換気はやっぱり必要だけど。ああ、虫が......。

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 今日Alexanderplatz駅を通りかかったら、降車ホームでブラバンが音楽を奏で、見慣れない車両が停車している。
 何かと思ってのぞいてみたら、クラシックな昔の地下鉄車両。今日は、これまでずーっと続いていた駅の修復工事が終わったことを祝うお祭だったそうだ。なんでも5年以上続いていたらしい。のんびりするにもほどがある。そういえば、確かにいつもどこかしら工事していたような。

 昔の車両には自由に入場することができた。禁煙車と喫煙車は、きっちりと車両ごとに分かれていて、それぞれ黄色と赤で傍目からもよくわかるようになっている。
 車内は赤いシートや円形の照明など、クラシックで素敵な造り。色のトーンもいい感じ。現代の地下鉄は、あんなに味気ないのに。レトロデザインばやりなんだから、レトロ車両を再生してもいいんじゃないの?

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 6月にマジパン工場見学のためリューベックへ行ってきたと書きましたが、その記事が掲載された『プロのための洋菓子材料図鑑 vol.2』(柴田書店)が現在発売中です。
 これはまさに洋菓子のプロのための材料図鑑で(タイトルそのまんま、芸がない説明だ)、たとえば小麦粉だったら日本の各メーカーが出している多種多様な製品がずらーっとラインナップされています。プロはこんなにたくさんある製品の中から、自分の目指す商品のイメージや使い勝手に合わせて選んでいるのかと思うと、本当に研究職だなーと頭が下がります。

 そのほか、有名パティシエがどんな素材をどういうふうに使っているかなどのインタビューもあって、プロにはおもしろい内容です。私もこれで勉強せねば。
 マジパン工場の記事は、製造工程に沿ってたくさん写真があるので、なじみのない方にも「こうやってつくるのかあ」とわかっていただけるのでは。この機会に、日本でもマジパンがもっと身近になればうれしいです。

 プロの方、お菓子づくりに興味のある方はぜひ。

黄金の雪

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 ここ数日気温が上がり、本当に気持ちのいい日が続いてうれしい。こういうのをインディアンサマーっていうんだよね。プラタナスの葉もすっかり黄色に染まって、ひらひら舞い落ちて美しい。
 私は夏が好きなので、秋が来るといつも「終わった」気分になっていたけど、今年は、秋には秋の美しさがあることを発見できた。
 去年のこの時期はどうだったっけ......と、このクボマガを見直したら、いつも私はこの時期は日本に帰ってるんだった。私はこれまでベルリンの秋の美しさを逃していたんだ。今秋は日本に帰れないけど、かえってよかったかもしれないな。

東ドイツ三兄弟

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 旧東ドイツ時代のおもちゃを扱う店で発見した......これってドナルドダック&ミッキーマウス? ドナルドに眉毛描いちゃいかんだろー。っていうか、著作権はいいのか? 社会主義下ではそんなものはあっさりと乗り越えていたんだろうか。
 ところでなんだか怖くないか、この表情。当時の様子を映し出しているのだろうか。

一人Federweisser

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 やってしまった......どうしても誘惑に打つ勝てず。
 去年のちょうど今頃も書いたけど、秋になると出回るFederweisser(フェーダーヴァイサー)は、ごく限られたこの時期だけ飲める、発酵途中のブドウの飲み物。ジュース以上ワイン未満という感じだけど口当たりはジュースっぽくて、クイクイいける。でもアルコールは10.5%(私の買ったのはそう)なので、ドイツ人からは「注意しろ」と釘を刺される飲み物。

 で、これが出回りはじめると、とにかくすぐに飲まないと、と焦る。それで先週はFederweisserを飲む会をしたんだけど、それだけではもの足りず、どうしてもシーズン中にまた飲みたくなって、買ってしまった。
 でもそんなにしょっちゅうパーティをするわけにもいかないので、一人飲み。
 先週と比べたら、今日のはもうずいぶん発酵が進んでいる気がした。先週は「なんかリンゴジュースみたいな匂いがするよ」とか言っていたけど、今日のはちょっと酸っぱくなっている。

 これまでFederweisserはどこのワイン屋にも売ってるかと思ってたけど、意外にそうでもない。今日は5軒目にしてようやく入手(そこまでしても飲みたかった。明日祝日で店が休みだし)。だから、売ってたらソッコーで買うのがポイントかも。

 一人でがぶがぶ飲んでたら、気づいたら寝てた。やっぱりこれはアルコール飲料。

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