2010年6月アーカイブ

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 ドイツ、イギリスに勝ったね。試合が終わってからたまたまZoo(ツォー)駅付近にいたら、そりゃもう大変な騒ぎになっていた。

 お兄ちゃんたちは国旗持って車にハコ乗り。人は交差点まであふれ出し、行き交う車をバンバン叩いたりしている。

 雄叫び上げまくり、クラクション鳴りまくり、もちろんブブセラ吹きまくり、道には瓶が割れまくり。

 でもねー、こういうの、私はキライじゃないのよ。お祭り体質だからね。

 日本が16強入りしたときも、早朝の渋谷がえらいことになってると聞いたけど、やっぱりこんな感じだったのかな。

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 月刊『カフェ‐スイーツ』(柴田書店)には、from the worldのページで隔月ごとにベルリンのニューカフェの記事を書かせていただいています。
 
 7月号(vol.112)には、ドイツの人気チョコレートメーカー「リッター・シュポルト」のフラッグショップ「ブンテ・ショコヴェルト」を紹介しています。

 このメーカーがフラッグショップを出したのは、ベルリンが初めて。「ベルリンは大都市だし、将来性を感じた」と、お店の方が語っていらっしゃいました。
 その狙いはどうやら大当たりで、毎日ツーリストのお客さんたちで、本当にいつもにぎわっています。
 自分だけのオリジナルチョコレートを作れるコーナーがあるので、チョコレートがお好きな方はぜひ。

 私は、ここのオリジナルグッズが好き。文具やバッグなど、デザインがいいんです。仕事用のバッグをここで買おうかな〜、と思ったりしています。

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 ベルリンの夏の夕暮れは、どうしてこんなにも穏やかで満ち足りた気持ちにさせてくれるのだろう。
 
 今だったら午後9時ぐらい。空がバラ色になってきた頃に、ちょっと出かけてみる。できれば水のある場所まで行ってみる。
 アムゼルがさえずっている。空気が心地よい。ゆっくりと歩くだけで、とてもしあわせな気持ちになる。

 私は、日本にいるのがどうにも嫌になって、ベルリンに来た。日本にいた頃は、いつもストレスを抱えて、イライラしていた。このままでは自分がダメになる、と本当に危惧していた。

 ベルリンに来て、そういう生活から一気に解放された。
 いろいろなことに心から感謝できるようになったし、楽しめるようになった。日本ではストレスの種だった仕事が、ここでは感謝のもと。たまにしんどいときも、自然の中を歩くうちに癒されている。

 ベルリンの冬は暗くて、厳しくて、本当につらい。でも、夏の夕べがあんまり素晴らしいから、ここから離れられなくなる。

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 ドイツ語を学習中のみなさま、『テレビでドイツ語』7月号テキストが発売になりました。引き続きご一緒にドイツ語を勉強していきましょう。

 語学の習得って、本当に毎日少しずつやっていくしかないのだなあと思います。私はドイツに住んでいるくせに単語が全然覚えられないし、覚えてもすぐに忘れてしまう。脳みそが足りないといえばそれまでなんだろうけど、自分の努力も足りなすぎ。それは百も承知なんだけど......。
 だから、毎月新しいテキストが届くたびに、勉強しなきゃ、って思いますよ。

 さて、今月の「ベルリンからの小さな旅」では、ドレスデンに行ってきました。番組でも、来月マライさんがドレスデンへ旅行に行かれるようですね。

 これまでこの連載では、ポツダム、ライプツィヒ、シュトラールズントへ旅をしてきましたが、今回のドレスデンは圧倒的にツーリストが多い! ベルリンよりもはるかに多いです。
 それだけ観光の目玉が多いということ。ツヴィンガー宮殿やフラウエン教会など、見逃せない観光スポットが旧市街に集中している点も便利です。

 でも私にとっては、この建築群はちょっとすごすぎるかな。あまりにゴージャスで、近くにいるとめまいがしそうな気がして。庶民だから?

 1ページ目の口絵写真のように、対岸から建築群を眺めるぐらいの距離感が自分にはちょうどいいかな。
 だからこの写真、気に入っています。この写真のシルエットの答えが、次のページの上に載っているというレイアウトも好きですね。狙ったわけではないですけれど(いや、もしかしてデザイナーさんは狙っていたのかも)。

 そのほか、門倉多仁亜さんのコーナーでは、鹿児島のご自宅が紹介されています。このお宅、先日お知らせした『giorni』夏号でも載っていましたね! 
 テキストでは、多仁亜さんの家に対する考えが詳しく書かれています。それについて共感するところが多かったのですが、長くなるのでまたの機会に。

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 ベルリンで、6月9日〜13日に開かれていたインターナショナルデザインフェスティバル「デザインマイ(DMY)」。
 世界中から集まったプロダクトが並んでいて、一部の品は併設のショップで買うこともできる。毎年この時期に開かれていて、私はいつも何となく出かけている。単純に、楽しくてわくわくするから。それが、何かの企画のヒントになればラッキーだしね。

 今年からは会場が元テンペルホフ空港になって、それもよかった。テンペルホフ空港内部は、一度見てみるとおもしろい。ヒトラーの威厳を見せつけるような建築は、一見の価値あり。

 今回の展示の中でいちばんおもしろかったのは、透明テープでできた遊具(?)。テープをぐるぐる巻き、トンネル状にした物体で、中に入って遊べるもの。
 私も入ってみた。おもしろい。でもちょっと怖い。入口には「自己の責任において利用してください」みたいな注意書きがあるし。もしかして破れる可能性もあるわけ? なんて思ったら、ビビリまくりで。中で子どもが無邪気にジャンプしているのを見て「やめてくれー」と心の中で叫んでしまった。

 そしたら、この作品がDMYアワードで賞を獲得していた。詳しくはこちらで。みんなもビビリながら楽しんでいたのか?

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 自分の中では、夏にやるべき3つの行事が決まっている。それはバーベキュー、ピクニック、そして湖で泳ぐこと。これをしないと気が済まない。

 そして先日、バーベキューをめでたく遂行。主催した友人のおかげで、焼き鳥やエビが並ぶ超豪華な内容に。いや〜、うれしい!

 普通のバーベキューコンロの他に、炭と網がセットになった使い捨てコンロも準備。そこに肉やエビをどんどん並べていく。ベジタリアンも多いので、野菜用の専用網も用意して。

 もちろん片手にはビール瓶。飲みながら肉を焼き、気持ちが良くなったら寝っころがれば広がっているのは青空。
 なんて気持ちいい。これが夏。これがあるからベルリンが好き。

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 イー、アル、サン、スー、ごー、ろく、しち、はち、私と、一緒に、中国、舞踊を、習って、みませんかー、イェー(ラップ調でお願いします)。

 なんか浮かれててすみません。でも、試しに参加してみた中国舞踊レッスンが、思いのほか楽しかったのでね。帰り道でステップ踏んじゃったりして。

 中国人の知人に誘われて参加した、中国舞踊レッスン。私はふだんまったく体を動かさないし、長い原稿を書いているときは背中が痛くて仕方ないので、何かやらなきゃとは思っていたのよ。

 そこへきて、今回のお誘い。1回のレッスンごとにお金を払うシステムだというし、嫌だったらもう来なければいいとのこと。このチャンスを逃したら、私はもう永久に運動しないのではと思い、ちょっと試してみることにした。
 ま、本当は「レッスン後は汗だくで、お腹の贅肉が消えてたのよ!」という知人の一言にグッときたというのが、正直なところなんだけど。

 で、やってみたら、本当に汗だく! 前半は体操みたいな動きやフラダンスをやったりして、体をほぐす。この時点で、もう汗だらだら。ベルリンで汗かいたのなんて、いつ以来だろ。

 そして、後半が中国舞踊の練習。
 正直、中国舞踊がどういうものかは今でも知らないんだけど、やっぱりちょっとマスゲームみたいな感じ? 手に布の飾りを持って、それを振りながら踊ったり。

 生徒は私を含めて4人で、私以外はみんな中国人。先生も中国人。なので、レッスンは中国語。ときどき私に配慮してくれて、ドイツ語でフォローしてくれた。

 中国語が飛び交うのを聞いてたら、なんか不意におかしくなっちゃって。日本にいたら、こういうシチューションに自分がいるってあり得ない。この機会に、中国人のノリというのも学んでみたいともくろみ中。

 というわけで、来週も参加予定。

 ここで、ベルリン在住の方にお知らせ! 3〜4人集まれば、新しいクラスを開いてくれるそうです。その場合はドイツ語で教えてくれるそうなので、もしご興味のある方、ご一緒にいかがですか!? 汗だくですよ〜。これなら痩せても不思議じゃない! それに楽しいし。

 これ、マジですから。レッスンは1回1時間半で10ユーロ。新規クラスなら時間は応相談。上手・下手なんて関係なし。

 ご興味のある方、メールお待ちしております。
メール:info@kubomaga.com

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『giorni』ドイツ特集

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 現在発売中の『giorni』(実業之日本社)の特集は「ドイツがお手本 片づけ上手の暮らし」。ベルリン&ミュンヘンの住まいや家事術が満載です。
 
 私は巻頭の「お買い物スナップ ベルリン編」と「ベルリーナーの夏」というコラムを担当しました。
 今まさに、このコラムに書いたような、ベルリンの夏の暮らしを満喫中です。
 ドイツファンのみなさま、ぜひ書店でご覧ください。

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 いきなり夏が来ちゃったねー。
 日曜日にマウアーパークの蚤の市に行ったら、あまりの晴天ぶりに人がわんさか。芋を洗うようとは、まさにこのことだね。
 蚤の市は人でぎゅうぎゅうだし、お隣の公園はみんな芝生でゴ〜ロゴロ。これぞ夏って感じ。ビールもうまいはずだよ。

 ベルリンの公園って、どこも芝生で寝っ転がれるのがいい。東京の公園で、なかなかそういうところがない。人口密度が高いから仕方ないんだろうか。
 でも緑の少なさは、絶対に人を追い詰めると思うんだけど。せめて街路樹がもっとあったら。

 ところで、新刊の『ヨーロッパのインテリアレッスン』が、アマゾンでたびたび品切れ状態を起こしていて、本当に申し訳ありません。
 出版社には在庫はあるんです。ですが、アマゾン分の在庫が少ないようです。
 せっかく興味を持ってクリックしていただけたのに、数週間もお待ちいただく状態では読者の方に申し訳ないし、私もとても残念です。お待ちいただいている方々には、お詫び申し上げます。

 恐れ入りますが、楽天ブックスやbk1、全国の書店でお求めいただければ幸いです。
 どうかよろしくお願いいたします。

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 木曜の夜は、友人のアーティスト、shoxxxさんが参加しているグループ展のオープニングパーティに行ってきた。
 shoxxxさんの作品はラブリーで毒に満ち、狂気にあふれてるって感じ? 以前にも増して愛らしく、毒々しい印象でいい。もっと行けー。

 オープニングパーティでは、友だちと会うのも楽しみ。ビール片手にギャラリー前の路上で、都合3時間話しっぱなし。
 これも暖かくなったからできること。夜になっても明るいし、やっぱ初夏は最高だな。

 このグループ展は6月26日まで開催。詳しくはこちら

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今度の土曜はotoに集合

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 ベルリン在住のみなさま。今度の土曜はぜひotoへ! 展覧会のオープニングが2時からあります。私も行きます。

 今回の展覧会は、書・版画・掛札(風呂敷)の三位一体です。otoのセンスでこの3つがどのように展示されるのか、とても楽しみ。

 otoは、若い日本人作家の手による美しい作品が中心のお店。そのほかに、日本のアンティークのお椀や、ドイツ人作家の陶芸作品もあります。
 お店のことは以前にもこのコーナーに書きましたが、ありがちなベタな民芸調とかではなく、自分たちの感性に合う美しい品がいっぱいあって、私はいつもうっとりしています。
 日本人の繊細な感性や職人文化を発信しているという意味でも、ぜひ多くの方にいらしていただきたい、と、店の者でもないのに願っています。

 詳しくはこちら

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