しあわせ自分軸

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ベルリンの家では、窓を開けると小鳥のさえずりが聞こえる

「しあわせ人生」シリーズ。これ、けっこう反響をいただいています。同じ思いの人がたくさんいるんだなと思いました。
「しあわせ人生」シリーズ1回目はこちら
2回目はこちら

 今回は、しあわせかどうかは自分で感じるもの、という話。

 たまたま先日乗った電車(現在一時帰国中で東京にいます)で、広告にこんなコピーが使われていた。
"「お隣はご夫婦でニューヨーク。
田舎の姉さんは女友達とパリ。
今さらありきたりの外国には行けない」と妻が言う。"

 はぁっ? と思ったね、これを見たとき。
 旅行は、自分の行きたいところに行くから楽しいんじゃないの? お隣さんがどこに行こうが、そんなこと自分には関係ないじゃない? 旅行って、他人にすごいと思われたいためにするもんなのか?

 この感覚は、「勝ち組、負け組」という言葉に通じるところがあるのかもしれない。
 私はこの言葉、日本にいたときから全然ピンと来ないんだけど、気にしている人は結構多いんだろうね。だからこそ、この言葉がこれだけ広まったんだろうし。

 でも、一体何を指して勝ち負けなんだろう。収入の多さ? 人からうらやまれるかどうか?
 まあ、収入はいいに越したことはないだろうけどさ、私の知る限り、人より収入が多い人は労力もストレスも人一倍ある。
 いくら人からうらやましがられたって、自分が毎日つらければ、それってちっともしあわせじゃないでしょ。

 そもそも、いいとされる基準なんて、時代によって簡単に変わる。
 例えば、80年代頃はキャリアウーマンなんて言葉がもてはやされた。その後はDINKSなんて言葉も出てきた。そして、女性が今あこがれているのは専業主婦だとも聞く。
 もちろん、人の価値観は時代や地域に大きく左右されるものだけど、周囲に流されているだけじゃ、時代と共にコロコロ変わって大変。

 私は、日本では会社員時代が長かったので、毎月ちゃんとお給料をもらえて、生活は安定していた。でも毎日しんどかった。楽しくなかった。

 今は仕事は不安定だわ、生活はカツカツだわで、他人から見たら全然しあわせじゃないはず。
 でも人がどう思おうと、私は今の方がずっとしあわせを感じられる。好きなことを仕事にできて、それで何とか生きているし、家族も元気。この環境がありがたいと思う。
 いつからそう感じられるようになったかといえば、ひとつはフリーになってから。そして大きな節目は、ベルリンに来てからだと思う。

 ベルリンにいると、暮らしがとてもシンプルだから、ちょっとしたことでもしあわせを感じられるようになった。
 春になってしあわせ。
 小鳥がさえずるようになってしあわせ。
 夕暮れ時にビールを飲んでしあわせ。
 みんなで料理を作ってしあわせ。
 そういうふうに思えるようになると、なんかこう、毎日をすごくいい感じで過ごせるようになったの、本当に。

 しあわせは自分軸で。そうできたら、すごく楽になると思うし、日本全体が楽になるような気がするな。自分の人生を生きようよ。

コメント(5)

こんにちは。

幸せ人生シリーズの一回目、二回目ともコメントを書き損ねてしまいましたが、やっと三回目で参加です(笑)

私も日本では生きにくさを日々感じて生きてますよ。
結婚して子供産んで、仕事もこなし、いつまでも綺麗でかっこいい女を目指さなくちゃいけない、
あの店行かなくちゃ、これを持たなくちゃ、このことを知ってなくちゃ
などなど何かにに追い立てられている感じ。

私は、昨年ある病気が見つかって、食事制限や薬を飲み続けなくてはいけなくなりました。病気を宣告されて、医者から「日本を離れることがあって
も、必ず現地で医者に通って下さい。薬を飲んで下さい」と言われた時は、
『もうドイツで生活することは出来なくなるのかな』と、とてもショックでした。退院した後も体調がすぐれず、『このままどうなっちゃうんだろう』と不安でした。
でも、病気を患っている友人から「一病息災という言葉があるじゃない。
病気を持っていると日常生活に無理しなくなるし、全てが悪いわけじゃない』と言われ、はッとしました。
確かに自分は食事制限があるので、食べたいものが食べられないけど、
添加物とか食塩量とかをマメにチェックするようになったし、食べ物自体の
味で全然平気になったし(ドレッシングとかソースいらず)、加工品ばかり食べてる人達よりははるかに健康です。
血液検査も尿検査も定期的に受けなくちゃいけないので、
体に何か起こっている時は、早期発見に繋がるしー
何かあればすぐにお医者様に診てもらえるしー

それに何よりも【無理しなく】なりました。
【頑張り過ぎなく】なりました。
昔に比べれば、自分の体を本当にいたわってます。

私の病気のことがわかると皆、
「一生の病気だから(完治しない難病)かわいそう」
「大変だ」なんて言いますけど、
私は幸せですよ。

幸せはいつも自分の心が決める ですよね。

お〜楽しみにしていた「しあわせ人生」シリーズ☆
まったくその通り !! と思って読みました。
思えば、出会ったときから一貫してクボタさん「人と違っていいはず」ってことを話してくれてたような気がします。

私も同じで、会社員時代がいちばんしんどかった。
忙しくて時間がなくてイライラして毎日疲れていて…
収入が安定した生活をキッパリ捨てて、すべてに不安定なフリーになった頃、元同僚に「あなたも結婚して早くしあわせにならないとね!」と言われた。
電車の中のクボタさんみたいに『はぁ〜っ ?!』ってなったね(笑)
私は好きな仕事を見つけてやり始めたばかりで、嬉しくて楽しくてしかたなかったのに。

今も変わらず超不安定生活だけれど、自分が選んだことだけやって暮らしていて、周りはいろいろ心配もしているだろうけど、それでもこの毎日がしあわせでありがたいと思ってる。
もうすぐ会えるの楽しみにしてるね〜!

北村さん、
病気があるって以前書かれてましたよね。
でも北村さんが書かれているとおり、病気によって気づくことってたくさんあると思います。病気をする前とは違った物が見えてきますよね、きっと。
私は十数年前にひどいアトピー(というかリバウンド)で、日常生活が送れなくなったときがあったんです。その経験後は、考え方が変わったように思います。
しあわせは自分で決めるものですよ、本当に。

りりあんさん、
そっかあ、私は昔から同じことを言ってたのか。
「結婚してしあわせになって」って、確かに意味わかんないよね。いや、結婚するのはしあわせなんだろうけど、すればそれでOKってものではないからね。
でもそう考えている人は多そう。まあ、そう思う人はそう思っていていいのよ。でも人に強制してほしくないかな。
お互いこれからも楽しくやっていこう。

こんにちは。

私も病気がわかった途端に周りから、
『結婚して安定した生活して』なんて言われました(笑)
確かに病気があるので、体調が不安定な時もあるけど、
『結婚すること』で病気が完治するわけじゃないし、
全ての問題が解決するわけじゃない(笑)
それに薬さえきちんと飲んでいれば、定期的にお医者さんに診てもらっていれば、全く日常生活に問題は無いし働くことだって出来る。

周りの人達からすれば、心配で仕方ないのかもしれないけど、
『私、大丈夫です』(笑)

北村さん、
周囲の人にしてみれば、思いやっての発言なんでしょうけどねぇ。
でもそれが逆に人を苦しめたりすることもあったりします。
北村さんは普通に日常生活を送れるんだから、何の問題もないですよね。

もっとも、「結婚したら?」とは、多くの女性が誰かしらから言われていると思います。
みんなもっと自分のことを考えてくれればいいのに(笑)

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