月刊『cafe-sweets」vol.144(柴田書店)が書店で発売中です。
この号で、今ベルリンで最も注目されているノイケルンエリアのカフェをご紹介しています。
ベルリンには行政上12の区があるんですが、「今どこのエリアがイケてるか」というのは、どんどん変化しています。ノイケルンはベルリン南部の区で、特にノイケルン北部エリアで、ここ数年新しいカフェが続々オープンしているんです。
ベルリンの中央部は家賃が上がって小ぎれいになる一方なんですが、ノイケルンにはまだ個人オーナーによる個性的なカフェが生まれる余地があるんですよ。
今回の記事ではカフェ紹介と同時に、ベルリンの区の発展とカフェインテリアの変化についても触れています。
ベルリンは壁崩壊後から新たな歴史が始まっていて、おもしろいエリアが次々と移っていく点が、この都市特有の魅力だと思うんですよね。
掲載誌を見ていて思ったのは、ベルリンのお客さんはカフェ内でのMac(もちろんウィンドウズ派もいるんですが、ほとんどMac。なぜかそうなの)使用率が高いな〜、ということ。
店内で無線LANが無料で使える場合が多いので、Mac持参で来る人がすごく多いんです。
日本では無線LANを無料で使えるカフェは、たぶん少ないですよね。以前は携帯電話(いわゆるガラケー)で何でも事足りたのかもしれませんが、今はタブレットを持っている人もいることだし、外出先でネットにつながったら便利だなあと思ったりします。
無料無線LANを広めるのって、業界的な縛りがいろいろあって難しいんでしょうか。
本号の特集は「カフェの空間学2013」。
日本全国の個性的なカフェ、おしゃれなカフェが登場しています。
全国の書店にて、お求めくださいませ。