2005年6月アーカイブ

乗り切ったぜ、6月

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 ベルリンに来て以来、毎年6月は調子が悪かった。熱が出たり、鬱に陥ったりと、ろくなことがなかった。

 でも今年は乗り切った! もう6月は終わるけど、いたって健康だし、気分もいい。

 3年目にしてちょっとだけわかった、魔の6月を乗り切る方法。
 1.正午近くの外出は避ける。日光が強くてふらつくので。
 2.がんばって仕事を増やす。あれこれ考える隙を与えない。

 あとは、1.と相反するようだけど、いい天気が続くことを祈る。天気が悪いとそれだけで鬱になるから。

 ところで急ですが、新しく始めた食べ物ブログ「一人暮らし in ドイツ」が引っ越しました。新しいURLは以下の通りです。

http://deudeu.keyblog.jp/

 お手数ですが、お気に入りに登録をし直して、これからも引き続き読んでください。まだまだ安くてうまいドイツの食べ物、いっぱいありますからね!

恐るべし、タイ人公園

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 夏だね。きのうはたぶん30度超えてたはず。日中歩いていると、汗ばんでくるぐらい。30度超えると日本でも暑いだろうけど、こっちの30度は湿度が低いから超快適。私は夏が好きなんで、このぐらい暑くなると活気づいてくる。

 今日なんか、久しぶりにiPod(お古を譲り受けた)を持ってSバーンのリング(山手線みたいなもん)に乗ってたら、なんか気持ちよくなって用もないのに半周してしまった。

 でも、調子に乗って真っ昼間の1〜2時ぐらいにうろついていると、頭がクラクラしてくることを最近学んだ。ベルリンに来てからの過去2回、6月になると体調を崩していたのはそのせいだったんじゃないだろうか。それで用心して、外出はなるべく4時(でもまだ全然明るい。夕暮れが9時半だから)以降にしたら、今年は魔の6月も健康のまま乗り切れそう。

 さて、話はタイ人公園。
 「うちの近くにタイ人が集まる公園があるんですよ」と人から聞いて、それはおもしろそうと、ヒマな私はわざわざ片道小一時間かけて出かけていった。
 そうしたら、いるわ、いるわ。タイ人(推定)が車座になってあちこちに座っている。しかも、なんかおいしそうな揚げ物とか作ってる。見るからにうまそう。料理はアジアに限る。
 知人の話によると、こういう料理は何気に売ってるらしい。もちろん違法だから、あからさまに値段が出ているわけではないんだけど。コーラなんかも、明らかに自分たちの分だけにしては多すぎる量が置いてあったりした。
 こういうのって、商売の原点よね。日本人公園なんていうのも、ないのかな。なさそうだな。

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 私の口から「コンフェデレーションズ・カップ」なんて言葉が出るなんて信じられないという人もいるでしょう。はい、私自身も1週間前まではそんなこと信じられませんでした。なんたって、サッカーど素人だからね。

 ところが急にラジオでドイツのサッカー事情について話すことになって、やばいとばかりに情報収集開始。でも自分ではたいしたことはできなくて、結局友人に知恵を授けてもらったのだった。こうやって私は、人にお世話になってばっかりいる。

 そのラジオ番組は生放送だったので、すでにオンエアは終わってしまったのだけど(急に決まったのでお知らせする間がなくてすみません。まあ誰も期待しちゃいないと思うけど)、その番組のためにドイツ対チュニジア戦をスポーツバーで観戦した。おっきな画面が店内に2つあって、お客が一心に見入っている。選手のプレーによって拍手したり、悪態をついたりと、そのリアクションがおもしろい。
 そのうちに私もすっかり入り込んでしまい、「あっ」とか「わあー」とか、知らず知らずのうちに声を発している自分が恥ずかしい。でも試合観戦ってそんなもんよね。

 前半はチュニジアに押されていたドイツも、終わってみれば3-0の完勝。これで準決勝進出が決まって、みんなほっとした感じだった。

 日本はギリシャに勝って、盛り上がっていると聞いた。ギリシャって、ヨーロッパ選手権の優勝国でしょ。それってすごい。試合内容もよかったみたいだし。
 つぎのブラジル戦に勝ってくれたらすごいよね。はっきりいって、ドイツでは日本の試合結果なんて眼中ないみたいなところもあるけど、ここでもうひとがんばりして強烈な印象を残してほしいなあ。やっぱり日本人なんで、日本に活躍してほしい。

イケア初体験

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 ベルリンにはイケアが3店舗ある。イケアファンの私としては以前から行きたいと思っていたのだが、ちょっとへんぴなところにあるし、車はないしでこれまで行けずじまいでいた。
 ところが、車を出してくれる人がいて、このたびめでたくイケアに行けることになった。一応説明しておくと、イケアとはスウェーデンの家具メーカーで、シンプルで美しいデザインの商品を、大量生産することで安く販売しているのが特徴。日本は来年にショップができるらしい。

 ベルリンのテンペルホフ地区にあるイケアは、とにかく広大。広い店内はシーン別に展示されていて、決められたコースを歩けば無駄なく一通り見られる仕組み。1階(日本式の)は、クロスや雑貨類などの小物が、2階は大きな家具が陳列されている。カフェもある。最後に倉庫で、フロアでチェックした品を取り、レジで支払うようになっている。

 自慢ではないが、私はベルリンに来て以来、家具を一切買っていない。部屋にあるものはすべて人からタダでもらったり、借りたりしているもの。自分で買った家具といえば、唯一フローマルクト(のみの市)で3ユーロで購入したランプだけだ。
 だけど、さすがに最近収納が足りなくなってきた。特に、増えつつある本とパソコンのケーブルを何とかしたい。収納スペースが足りないから、いつも私の部屋は雑然としているように見えるんだ、きっと。

 と思っていたので、今日はチャンスとばかりイケアで棚をチェック。結局ケーブルや書類をしまうのによさそうな、机の下に入るタイプの引き出しを購入した。
 さて、ここからが大変よ。
 イケアが安いのは、自分で組み立てるようになっているから。ビスなどはすべてついているからいいんだけど、説明書にあるように簡単にはいかんのよ。
 こういうときに男がいてくれたらなあ、と思いつつ女ひとりで悪戦苦闘。
 とりあえず半分ぐらいやったところで、疲れたのでまた明日。気がつけば汗ばんでいた。

しあわせのうさちゃん

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 きのうは日曜恒例のフローマルクト(のみの市)に行ってきた。
 以前はFriedrichshain(フリードリッヒスハイン)地区にあるBoxhagenerplatz(ボックスハーゲナープラッツ)に行っていたけど、最近いいモノが全然なくなった。
 今はPrenzlauerberg(プレンツラウアーベルク)地区のMauerpark(マウアーパーク)の方がずっといい。

 最近は、日常生活で必要なものはひととおり揃ったので、買いたいものが少なくなっている。きのうも特に狙いはなく冷やかしていたら、店先にかわいいうさぎを発見。革でできていて、周りはオープンボタンホールステッチで手縫いしてある。しかもちゃんと立つようになっている。
 かわいい。誰かにあげてもいいし、と思って値段を聞いたら
「いいからポケットに入れとき、入れとき」
 と店の女の人が言ってくれた。
 え、いいの?と半信半疑でいたら、「しまっときな」とジェスチャーで答えてくれた。

 うれしかった。しあわせな気分。ありがとう。
 うさちゃんはいま私の目の前にいる。

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この写真は、一時帰国したときに東京で撮ったものなんだけど、これとおなんなじのをベルリンでも見たのよね。
 何の意味か知らないんだけど、どっちが本場なんだろう。

 ところで、今度TOKYO FMの番組でベルリンの住まいやカフェについて私が話したことがオンエアされます。お時間のある方は聞いてみてください。どんなしゃべりになっているのかわからないので恐ろしいけど、どうせ私自自身はベルリンにいるから聞けないし、いっか。

★『HONDA SWEET MISSION』 (JFN系列全国36局ネット)
 ※TOKYO FMでは、『6SENSE』内コーナーとしてオンエア
 毎週月曜〜金曜 8:10〜8:20

★世界の最新OL(女性)事情を探る番組です。

私の分の放送日は6月13日(月)、14日(火)です。

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 他人にとっては何でもない日だけど、本人にとっては特別な日、それは誕生日。
 今年もその日がやって来た。今年は特別なことはしなかった。でもいろんな人からメールをもらってうれしかった。
 自分のことを気にかけてくれる人がいるというのは、幸せなことね。

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 しばらく更新に間が空いてしまったのは、ミュンヘンに行ってたから。
 仕事で行ったので観光は皆無だったけど、ミュンヘンでがんばっている日本人の人たちにたくさん会えた。昼は仕事、夜はみんなでビールとバイエルン料理。すごく充実していた3日間だった。

 ミュンヘンは前にも旅行で行ったことはある。見所がたくさんあって、ドイツのナンバーワン観光都市といっていいんじゃないだろうか。

 前々から思っていたけど、ミュンヘンは京都、ベルリンは東京って気がするのよね。
 ミュンヘンは観光地で世界から旅行者がやってくる。でも住人たちはミュンヘンやその周辺の出身者が多い。街の雰囲気はクラシック。日本のライオンみたいなビアホールが至るところにあって、日本人が抱くドイツのイメージそのものなんじゃないか。
 ベルリンも旅行者は多いけどミュンヘンの比じゃない。外国人はよく見かけるけど、それは旅行者じゃなくて住んでいたりする。ベルリンの住人は、あちこちから集まってきている。建物は立派だけど、きれいなお城みたいなのはない。ビアホールだって見かけない。ビールを飲むならカフェかバーかクナイペだ。

 ミュンヘンに行くと日本人の私は必ず観光客扱いされるし(観光客なんだからそれは正しいのだが)、なんか人々とうち解けそうもない感じがする。
 でも、ベルリンだとほっとかれることが多く、もちろん最初から英語で話しかけられることはほとんどない。特別扱いされないのだ。

 そのほうが私には居心地がいい。帰りの飛行機の窓からベルリンのテレビ塔が見えたとき「戻ってきた」と、つくづくほっとした。


 ミュンヘンの食べ物については「一人暮らし in ドイツ」のほうで書くつもりなので
http://deu.1-kurashi.seesaa.net/
をご覧ください。

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