しあわせのうさちゃん

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 きのうは日曜恒例のフローマルクト(のみの市)に行ってきた。
 以前はFriedrichshain(フリードリッヒスハイン)地区にあるBoxhagenerplatz(ボックスハーゲナープラッツ)に行っていたけど、最近いいモノが全然なくなった。
 今はPrenzlauerberg(プレンツラウアーベルク)地区のMauerpark(マウアーパーク)の方がずっといい。

 最近は、日常生活で必要なものはひととおり揃ったので、買いたいものが少なくなっている。きのうも特に狙いはなく冷やかしていたら、店先にかわいいうさぎを発見。革でできていて、周りはオープンボタンホールステッチで手縫いしてある。しかもちゃんと立つようになっている。
 かわいい。誰かにあげてもいいし、と思って値段を聞いたら
「いいからポケットに入れとき、入れとき」
 と店の女の人が言ってくれた。
 え、いいの?と半信半疑でいたら、「しまっときな」とジェスチャーで答えてくれた。

 うれしかった。しあわせな気分。ありがとう。
 うさちゃんはいま私の目の前にいる。

コメント(3)

かわいい〜★
こういうハンドメイドものって、
作った人の気持ちがそのまま伝わって来るよね。
そういうモノとの出会いって、いつもステキ。
そういえば近所のあの雑貨屋さんにいるリスも、こんなテイスト。
そしてオーナーさんは「誰にも譲れない」って言ってた。
素朴だけど、あたたかな出会いなんだね♪

本当に「かわいい」という言葉がぴったりなの。
それに買ったわけじゃなくて、もらったというのがうれしい。

雑貨屋さんのリスは、以前私が取材したときにオーナーさんが
語っていた。人それぞれ大切なものってあるよね。

そういえばワシもアムステルダムの蚤の市で、
マッチ箱をもらった! スゴい大事にしているよ。
そのマッチ箱、コワ〜い顔した黒猫が描いてあったの!
それでうわぁぁぁ……って目に入って、
しげしげ眺めてたら、「あげるよ」って(笑。
だから一生懸命
「ありがとう! この猫、ワタシの猫に似ているの」と言った。
苦手な英語で!

2022年11月

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