
今日がベルリンマラソンの日だということは知っていたが、だからといってわざわざ見に行こうとは思っていなかった。朝だしね。
ところが、いつものように朝っぱらうだうだしていると「今、そっちの家の近くを走っているぞ」という電話が入る。そんならちょっと見てみようかと、散歩がてらコースまで歩いていった。
そしたら、来る来る、ランナーが。滝のようにドドーッと。仮装の人とか、デジカメで写真撮りながら走っている人もいる。大丈夫なのか。
私の中でベルリンマラソンといえば、4年前の同じ日のことを思い出す。
あのころ、ベルリンに来たばかりで右も左もわからなかった。だけど、日本のラジオ放送の生中継で、現場の様子をコメントしなければならず、思ったようにしゃべれなくて終了後非常に落ち込んだ(そのことはこのコーナーにも書いてある)。
それも今ではすっかり思い出。あれから4年たってしまったのか......と感慨深い。4年て、長い。いったいいつまで自分はここにいるんだ。
このテーマ、次回に続く。