
イースターももう終わり。全般的に天気はよくなかったけど、この前ちょっとだけ晴れた日に、すかさず桜を見に行ってきた。街なかで花が咲き出すと、早く花見に行かなければ終わってしまうと、いつも気がせいてしまう。
花見といっても私の場合は、単に花の下を歩くだけ。本当に花を見たいだけだから、それで十分。
で、前々から気になっていた、ベルリンの壁の後に行く。以前壁があった場所の一部に、テレビ朝日が植えたという桜並木があるのだ。私が行ったのは、SバーンBornholmerstr.の線路沿い。
確かに見事な桜並木。でも、みんな山桜か八重桜なんだよ。
いや、山桜は、それはそれできれいだよ。でも花見っていったら、日本人にとっては普通ソメイヨシノじゃないか? 枝の先までぶわーっと花が咲いて、葉は出ないソメイヨシノじゃないと、いまいち気分が出ない。
でも壁伝いにずっと歩いていたら、1本だけソメイヨシノを発見。ってことは、ソメイヨシノがドイツでは育たないってことではないんだな。じゃあ、なんで他の桜はみんな違う桜なんだ? しかもこの桜はテレビ朝日が植えたというのなら、よけいにソメイヨシノであるべきな気がする。それが日本人の感覚じゃないか?
いや、本当に山桜は、それはそれでいい。山桜のたおやかで自然な美しさを見ていると、ソメイヨシノのほうが異形に思えてくる。でも、やっぱり気分が高揚するのは、ソメイヨシノじゃなきゃだめなんだよ。
もしご存じの方がいらしたら、ぜひ教えてください。なぜ、ソメイヨシノはないんでしょうか。本当に知りたいです。
ソメイヨシノは異形であたりまえ。
だって一定の形質にすぐれた園芸品種だから。
けど、これぞ異形の美しさっていうか、
これを見いだしてくれた染井の植木屋さんに、ワシは本気で敬意を払う。
ソメイヨシノは意外と寿命が短いし、特有の弱さがある。
枯れたら困るから、違うサクラにしたのかなぁ?
それにタネからはソメイヨシノはできないし。
utchieひさしぶり。
ソメイヨシノは弱いから敬遠されたんだろうか。
あの桜がどうやって植えられたのかは知らないけど、
植樹されたのだとしたらソメイヨシノでもよかっただろうにと思う。
ソメイヨシノは他の桜とは全然違うんだからさ。
桜っていったらソメイヨシノを植えてほしかったね。