
今週からベルリンではAsien-Pazifik-Wochen(アジア・パシフィック週間)というイベントが始まっている。ベルリン中の何十ヵ所にも渡る会場で、アーティストたちが展覧会やパフォーマンス、ライブなどを行なうこのイベント、知り合いの日本人アーティストが多数参加している。楽しそうなので行ってみた。
オープニングの日にはたくさんの人たちが集まっていて、パフォーマンスもあり、おもしろかった。
私はインスタレーションが好きで、こういう展示を見るとそれだけでわくわくする。これだけのことをするのは大変だっただろうなあ、とか、なんでこんなことを膨大な労力をかけてするのかなあ、とか思ったりもする。
ヨーロッパのほかの国の首都に比べて、物価が安くて土壌が固まってないベルリンには、自称・他称アーティストが山ほどいるけど、実際のところアートというものがどういうものだか私にはわからない。特に現代アートというのはわかりにくいものだと思う。
でも、私はこの場所にいるだけで楽しかったし、わくわくした。そういう思いをさせてくれたら、それはアートなのかな?
このイベントは今月23日まで。ほかにも見たい展示があるから、早く行かねば。