
9月26日は「コーヒーの日」。かなりマイナーで、カフェに行ってもたぶん気づかないと思うけど、とにかくそうらしい。
この日にちなみ、コーヒーのテイスティング会が行われたので行ってきた。
今回試飲したコーヒーはBrasil cup of excellence(カップ・オブ・エクセレンスというコーヒーの国際品評会で評価されたブラジルのコーヒー)と、Jamaika Bluemountain(言わずとしれたブルマン)、Kopi Luwak(コピ・ルーヴァック、日本ではコピ・ルアクと呼ばれているらしい)の3種。
これらはどれも高級品。特にコピ・ルーヴァックというのはちょっと妙なコーヒーで、ジャコウネコが赤く熟したコーヒーの実を食べ、消化されずにフンに混じって出てきた核の部分からとれた超高級品。でも、豆はフンの匂いも味もしない。
で、試飲した結果はというと、高級コーヒー上記3種のうちでもっとも好みだったのは、もっとも価格が低い(といっても普通のに比べたら十分高いのだが)ブラジルだった。調和が取れた味だと思う。
逆にもっとも気に入らなかったのは、ジャマイカ・ブルーマウンテン。苦みが強く、おいしさが感じられなかった。
コピ・ルーヴァックは、ちょっとエキゾチックな味だった(わかりにくいか)。比較的あっさり系。
もちろん、コーヒーの味は焙煎によっても変わるけどね。
コーヒーとかワインとかって、産地がどうとか何かとうんちくを傾けがちな商品だけど、マニアならともかく、普通の人は自分が好きだと思ったものを飲めばいいんじゃないの? 正直言って値段と味は関係ないと思うし、実際に業者の人もそう言ってたのを聞いたことがある。コーヒーは嗜好品なんだから、他人の評価は関係ない。自分の好みでよし。