
私の家は湿気が多くて、それが唯一といえる欠点だった。入居時は湿気で玄関のドア(木製)が膨張して開かなくなり、あわや軟禁状態になりそうだったり、洗濯物がいっこうに乾かなくて苦労した。でも、湿気がちなことがわかってから、まめに窓を全開にして、なんとかなっていた。
でも、窓を開けると虫が入る。「人間の生活には自然が大切」とか言ってるくせに、虫は苦手。入ってきたら最後、自分が家を出て行こうかと思うくらい。網戸もなかなかないし。
しかし朗報が。大家さんが換気口を取り付けてくれることになった。
で、業者さんが工事に来てくれることになったんだけど、その時間が、なんと7時半。もちろん朝の!
当日死にそうになりながらがんばって起きたら、7時半ではまだ外が暗い。結局業者さんがやってきたのは8時だった。だったらあと30分は寝られたのに......。
しかし取り付け工事は、3カ所あったのに1時間半で終了。思ったより早く済んだ。写真にあるように、窓の上部に穴の空いたパーツをはめ込むことで、窓を閉めてても換気ができるというもの。漠然と換気扇のようなものを想像していたので、見た目がかわることなく、しかも確実に換気ができるようになってよかった。
とはいえ、窓を開けての換気はやっぱり必要だけど。ああ、虫が......。
こんにちは!
「窓の上部に穴の空いたパーツをはめ込むことで、窓を閉めてても換気ができるというもの」と書いてありましたが・・・
ドイツですので、画期的と言っても、何か問題が出てくるのでは?
例えば、そこから虫が入ってきたり、冬寒かったり?
すみません!negativすぎますね!
さすがはなさん、鋭いご指摘!
「ドイツだから、何か問題が出そう」というのは、
ドイツ在住だからこそ出てくる発想ですよね。
私も日本にいた頃は、メイド・イン・ジャーマニー神話に
すっかりだまされてました。
このSpaltluefter(という名称らしいです)をはめ込むことで、
確かに寒くなることは予想できるんですよね。
常にすきま風が入るということだと思うんです。
だったら、この密閉タイプの窓にしないで、昔ながらの
二重窓のままにしておけばよかったのに。
しかも、冬場に充分に換気する方法として、
部屋をしっかり暖めておいてから、窓を全開にして
冷たく乾燥した外気を室内に入れるようにと指導されました。
ということは、換気のために暖房し、その上いつも寒い、
ということになりますよね。
どっちにしても、寒そうです。
ですが、この家の唯一といえる欠点なので、あきらめてます。
家賃が安いので引っ越せません……。