
数日前に車窓からふと目にした、ふんわりとした白いかたまり。「あれは桜並木じゃないの?」と、近くまで寄ってみる。
辺りは一面野原で何もない。緑の中を突っ切る小道の両側に、桜が遙か向こうまで続いている。なんだか映画の中にいるようで幻想的。
ここが日本ならきっと大勢人が詰めかけて身動きがとれなくなるだろうけど、誰もいない。ただ桜だけが黙って立っている。
自然と顔がほころんでいたらしく、帰る際になってようやっとすれ違ったドイツ人のご婦人から「日本人?」と聞かれてしまった。日本の花見の習慣は、ドイツでもよく知られている。
ステキだね~!
確かに日本だったら大変よ。
青いビニールシートが一面に敷かれちゃう。
もちろん日本のお花見は
それはそれで楽しいけどね~!
なんか上の写真、モネの絵みたいじゃない?
やっぱり同じ桜でも風景自体が
日本とは違うわね。
さすが、写真の撮り方も上手。
絵はがきにしたいわ!
私もこの絵はがき、欲しいです。
次回、会う時でいいので。
エビリン
日本のビニールシートのお花見も好きだよ!
その場合は、私は食べ物に神経が集中する。
でも私は日本でも一人で桜を眺めるのが好きかな。
あらこ
じゃあ、絵はがきにしよう!な〜んて。
この写真のほかにもいっぱい撮ったんだ。
ここはどこですか?
ベルリン市内ですか?
近くだったら行ってみたい!!
はなさん
こんにちは。ここはベルリン市内ですが、ちょっとへんぴなところなんですよ。
Spandauの南側にあるGatow地区辺りです。Rieselfelderという野原があって、そこに咲いています。
Zoo駅からX34のバスで行けますよ。最寄りのバス停は定かではないのですが、Zur Havelduene辺りから進行方向右側をチェックしていると、桜並木が見えてきます。
私がこの写真を撮ったのは火曜日ですが、昨日辺りからまた涼しくなってきたので、きっとまだ咲いているのでは。
ここの桜は一重咲きなのも、私にとってはポイントが高いのです。
かわいい八重咲きもいいですが、やっぱりすっきりとした一重が好きですね。