
今日からドイツはイースターに入った。日本ではイースターといってもいまいちピンと来ないかもしれないけど、要するにキリストの復活祭で金・日・月と祝日が続く。
ベルリンの学校は既に3月31日からイースター休みなので、家族でバカンスに出かけている人も多いはず。
イースターには、カラフルにペイントした卵を枝につるして飾るのがしきたり。卵の飾りは、ベルリンから南へ下ったラウジッツ地方のものが有名。
専用の細いペンのような道具でロウでできた絵の具をペイントしたり、色を付けた卵を削って模様を描いたり、とにかく繊細な作業で、すばらしい手工芸品。イースターを迎える1ヵ月前の土日には、イースターの卵メッセも開かれる。
これからドイツもどんどんいい時季になっていく。
でも、私はちょっとこれから日本に一時帰国します。ドイツの春にいられないのは残念だけど、そのかわり日本で桜を楽しむつもり。東京ではもう満開宣言が出たようだけど、なんとかちょっとでも見られるといいな。
桜はやっぱり日本人の魂よ。この時季に帰国するというと、ドイツ人からも「花見か?」と聞かれるもの。
ということで、次回は日本から。