
NHK『テレビでドイツ語』10月号テキストが発売中です。10月からのテーマは「ベルリン」。
これは2009年の4〜9月分の再放送ですが、ベルリンに興味のある方は必見。私も行ったことがない、ベルリンのおもしろスポットを取り上げています。
語学は反復学習が大切なので(実感。使わないとすぐ忘れる)、10月からもぜひ楽しみながらドイツ語を学んでください。
連載「ベルリンからの小さな旅」も、いよいよ後半戦です。今回は、ベルリンから日帰りで外国旅行をしてきました! 行き先はポーランドのスウービツェです。
このスウービツェ、ドイツ人が買い物をしに出かけたりする町でもあります。物価が安いのもありますが、税制の違いからタバコやお酒が安い! それを目当てに、ドイツ人が続々と国境を越えてやってくるのです。
まあ、国境を越えるといっても、橋を渡るだけ。東京から千葉へ行くような(あるいは千葉から東京へ行くような)感覚だと思います。
こういうときにヨーロッパが地続きだということを実感しますし、時代によって国境線が東へ西へと動いたのもよくわかります。
違う国々が隣同士に存在しながらうまくやって行くのって、よく考えたら奇跡なのかもしれません。ちょっと前まで争いは絶えなかったわけだし、今だって微妙なバランスの上に成り立っているのでは。
その辺の能力、島国出身日本人の私には不足しているので、もうちょっと学べたらなあ、と。
ところで、テキスト表紙の写真はアレキサンダープラッツの世界時計ですが、これ、いつ撮影されたものだろう。今ここと同じ場所に立っても、見える景色は若干違います。
どこがどう違うか知りたい方は、ぜひベルリンにいらしてください。
twitter:@kubomaga