
今回旅行したバーデン・ヴュルテンベルク州はドイツの南西部で、私が住んでいるベルリンからはずいぶん遠い。列車なら6〜7時間かかる。車なら休み休み走って8時間ぐらい。
そんなわけで風習ほかもろもろ違うし、標準ドイツ語で話されてもイントネーションが違う。方言になるともう、何が何だか。外国語だね、ああなると。
で、このコーナーの9月10日付に書いたワインの発酵途中である「フェーダーヴァイサー」も、彼の地では「ノイアーヴァイン Neuer Wein」と言うのだった。直訳すると「新ワイン」なので、おそらくフェーダーヴァイサーのことだろうなあと思っていたけど、この写真を見て確かにそうだと確認。
そこでは珍しいピンクのノイアーヴァインを飲んだ。おいしい〜。なんでこんなにおいしいんだ。
リンゴジュースのようなおいしいさなので、いつも通りグビグビ飲んでしまった。でも家飲みのときのようにへべれけにならなかった(自己判断による)のは、仕事中という意識があるからか。
バーデン・ヴュルテンベルク州は、ワインがおいしい。私はワインの知識はさっぱりだけど、飲むのは好き。きりっと辛口、ほんのりフルーティなど、いろいろある。
もし今でも、超甘口のドイツ白ワインしか日本に輸入されていないとしたら、それは本当に残念。もっとおいしいのがいろいろあるんだから。それに赤もあるのよ。かなりライトな感じだけど。
と、こんなことを書いているけど、私だってベルリンではドイツワインはほとんど飲まない。なんとなくスペイン・リオハ産が好きで、ついついそればかり買ってしまう。
でも、今回の旅行中にすっごくおいしい白を飲んだので、これを機にドイツ白ワインをいろいろ試してみることにするかな。
twitter:@kubomaga
おお!ドイツのワイン情報ありがとうございます
日本にもドイツワイン振興会みたいなのがあったんだけど
昨年閉鎖されちゃったりしてドイツワイン情報がほとんどないの
でも来月5日に(帰国直後だね!)ドイツワインのイベントが久々にあるのよ
(有料だけど一般人も入れるの。ジャーナリスト名刺あったらただかも?会社に情報あるのでメールするね)
あと、ドイツだけではないんだけど
リースリングに特化したリースリングリングとか地道に活動してるし
私は最近疲れ気味なのか、泡か白しか飲みたくなくて
しかも北のワインが好きなので
ドイツはドンピシャなのよ
でも、他国のワインのように安くて旨いものがなかなか手に入らないのが残念
(日本で安いドイツだとみんな甘口になっちゃう)
ボジョレーヌーヴォーだけでなく、最近はイタリアの新酒も
手軽に買える時代なんだけど
ドイツの新酒が買えるようになるにはまだ時間がかかりそうだね
森玉さんへ
どうして日本にはドイツワインの情報がすくないんでしょう。
マーケットとしてよくないんでしょうか。
振興会も閉鎖されちゃったとは、経済的効果がないってことですかね。
私はワインのことはぜ〜んぜんわからないんですけど、
南ドイツで飲んだシュペートブルグンダーはおいしかったですよ。
そのワインのイベントにも行ってみたいです〜。
このドイツの新酒ワインは、発酵途中で発泡しているので
栓が閉められないんですよ。だから日本へは輸出できないと思います。
これ、ベルリンでは「フェーダーヴァイサー」って呼んでるんですが、
イタリアにも同様の新酒ワインがありますよね。
この前イタリア産のフェーダーヴァイサーを買いましたよ。